2017年夏、北欧&ドイツの旅 ㊶ロマンティック街道へ
北欧・ドイツの旅がまだ終わっていませんでした。あと数回かと思いますが、続きを
書いていきます。(もうどうだっていいんちゃうか?by妻)
ハンブルクからの列車をヴュルツブルクで途中下車して夕食を取った後、再び列車に
乗ってこの日の宿泊地に向かいます。今度はローカル線の列車です。日の長いドイツの
夜ですが、さすがに午後8時近くになると暗くなってきます。
さて一時間に一本しかないRE(レギオ・エクスプレス:地域内急行)列車に乗って、
シュタイナッハという駅まで約40分。ここから非電化単線のローカル線の列車に乗り
換えて約15分で到着する終着駅が、目的地です。20:49に到着の予定です。
下の写真の列車がシュタイナッハで折り返しとなります。ドイツ鉄道の列車は、高速
特急からローカル線の列車まで、赤と白の二色に統一されている感じですね。
シュタイナッハの駅のホームには、こんな看板 ↓ がありました。
酔っぱらって?ホームから落ちて電車に轢かれないようにね・・・という感じ。
どこの国でも同じですね。
さて、乗り換えたローカル線の列車が目的地ローテンブルク・オプ・デア・タウバー
(タウバー川の上)に到着したのは夜9時前。どっぷりと日が暮れてしまいました。
そうです、かの有名なロマンティック街道の中心的観光地であるローテンブルクに宿泊
いたします。どんなロマンティックな体験ができるか、ちょっと楽しみです。
駅前にはショッピングセンターがありますが、東急ストアと違って24時間営業では
ありませんので既に閉まっています。地方の小さな町だからなおさらですが、ドイツは
商業施設の営業時間が法律で厳しく規定されていて、夜間・早朝に営業しているお店は
ほとんどありませんね。日曜日もほとんど閉まってしまいますので注意が必要です。
(最近は少しは緩和されてきたのかもしれませんが)
駅から人通りの少ない道をとぼとぼと5分程歩くと、城壁に囲まれたローテンブルク
の街に入るための門のひとつ、レーダー門が見えてきました。
ここは7か所ある町の城門の一つで町の東側にあり、鉄道駅から一番近い門です。
ローテンブルクは鉄道の便が良くないので、大半の人は車か観光ツアーで訪れるよう
です。しかし電車小僧のオッサンは、鉄道で行ける場合は当然鉄道を使います。
(別に自慢することでもないやろ・・・by妻)
レーダー門の先には「マルクス塔」とよばれる塔が見えます。二重の砦になっている
ようですね。ここをくぐると旧市街の中心地になります。あ、レンガ造りの塔の真ん中
に、黒い鷲の紋章が見えます。ローテンブルクは神聖ローマ帝国(ドイツ)皇帝から、
「帝国自由都市」の称号を得ていたようですので、神聖ローマ帝国に従う町という象徴
なのですね。
旧市街はさすがに世界的な観光都市だけあって、まだ夜でも人通りがあります。
スーツケースをゴロゴロ転がしながら歩いていきますが、こういう中世そのままの街
では道路がいしだあゆみ、ちゃう石畳なので大変です。
あ、写真で見たことのある市庁舎前の広場に出ました。正真正銘のローテンブルクの
町の中心部ですね。中世の雰囲気が色濃く残っていて感動します。ちょっと雨が降って
きましたので、宿泊ホテルに急ぎます。
ホテルは市庁舎前のマルクト広場からす1ブロックの便利なロケーションにあります。
この街で最も格式のあるホテル・アイゼンフート(鉄兜)です。
ホテルの入口の上部に、目印の「鉄兜」の看板が出ていますのですぐわかりました。
日本からのツアーでもよく利用されるということですが、個人旅行のオッサンでもイン
ターネットで予約ができました。朝食が付いていないのは残念ですが、1万円ちょっと
でこの格式あるホテルに宿泊できるのはラッキーです。
内部は重厚でいながら温かみのある内装で、調度品もかなりのものがありました。
しかし残念ながらオッサンの泊まる部屋は由緒ある本館ではなく、通りを挟んで向か
い側にある新館のほうでした。やっぱり安いのには理由があるんだね・・・
仕方なくスーツケースを引きずって道路を渡り、新館の方に向かいました。こちらは
写真にも残っていませんが、普通のホテルでした。あーあ。
唯一よかったのは、部屋の窓から本館の眺めがよかったことかな。なんだかな・・・
旅行最後の夜ですので、文句を言わずにおとなしく就寝しました。
最終日はローテンブルクの街を半日観光し(また半日かいな・・・by妻)、いよいよ
フランクフルト・マイン空港から帰国の途に就きます。









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