Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2022年初場所七日目 両国国技館で相撲観戦 ②中入り後

  昨夜から今朝にかけて、トンガの火山噴火の影響による津波が日本各地に押し寄せて、
 ちょっとびっくりしましたね。夜中にスマホの緊急避難情報のメッセージが何回も鳴り、
 あせりました。大きな被害が出ていなければいいのですが・・・


  さて、忘れてしまわないうちに昨日の相撲観戦の記事を続けます。(でももう8日目
 の取組みが始まっているみたいやで。今更昨日のことを書かれてもな・・・by妻)
 ・・・気にせずにまいります。


  中入り後最初の取組みは宮崎県延岡市出身の琴恵光(ことえこう)関と十両の錦木関
 の対戦。小兵のベテランながら、琴恵光関が出足良く踏み込み、錦木関を土俵際に追い
 つめました。粘る錦木関を寄り切りで破って5勝2敗と好調です。
  宮崎にいた頃は、地元新聞の「郷土力士の星取表」で毎日琴恵光関の勝敗を見ていた
 ので、いつの間にか応援していました。九州出身の力士は多いのですが、宮崎県出身の
 関取は彼一人です。やはりおおらかでのんびりしたお国柄かな・・・ 
  土俵下に控えるブラジル出身の魁聖(かいせい)関が真剣な眼差しで見ています。

  続いて初顔合わせの注目の一番。角界のサラブレッド同士の対戦です。
 東の琴ノ若関は、祖父が鳥取県倉吉市出身の横綱琴櫻、父は先代の琴ノ若です。対する
 西の王鵬関は、祖父が昭和の大横綱大鵬、父が角界のアウトサイダー貴闘力。つまり、
 3世代続けての関取家系の対決です。おそらく祖父の代、父の代でも対戦があったので
 はないかと思います。さぁ、どっちが勝つか?

  余談ですが、オッサンは倉吉市にある琴櫻の相撲記念館、北海道の川湯温泉街にある
 大鵬の相撲博物館をどちらも見学しています。(そんなことどうでもえぇわい。by妻)
  
  勝負は先輩の琴ノ若が、上手い相撲で王鵬にまわしを与えずに土俵際まで追い込み、
 最後は肩透かしで勝ちました。琴櫻さん、お孫さんがやりましたよ。王鵬関もこれから
 まだ上手くなっていくと思います。どこまで上がるのか楽しみですね。


  続いては再入幕の一山本(いちやまもと)関。なんだか変てこりんなしこ名ですが、
 北海道の小さな町役場の職員だったという異色の経歴の持ち主です。学生相撲の出身な
 のですが、いったん故郷に帰って就職したものの、相撲をあきらめきれずに戻って来た
 のですね。対戦相手は達磨さん体形の千代大龍関。千代丸関と区別がつかんな・・・

  一山本関がこの日は果敢な攻めで、大きな達磨さん(千代大龍関)を寄り切りました。

 
  さらにお次は軽量級の石浦関。お父さんは高校相撲の強豪・鳥取城北高校の相撲部の
 監督さんですね。これまた達磨さん体形の天空海(あくあ)関です。これでどうやって
 「あくあ」と読ませるんでしょうな・・・(そんなん、どうでもえぇやろ。by妻)

  
  決まり手は裾払い(すそはらい)。石浦関得意の電光石火の早業でした。ものの見事
 に決まりました。しかし、天空海関が大きくて、石浦関の姿が見えませんが・・・

  
  お次は照強(てるつよし)関と志摩ノ海関の対戦。照強関は仕切りの際に、たっぷり
 塩をつかんで派手に撒くので有名です。この日もファンサービスのパフォーマンスぶり。
 しかし、それを志摩ノ海関が冷めた表情で見ているのが印象的でした。しかし塩の無駄
 遣いじゃないの? この取組みは志摩ノ海関が勝ちました。  

  ちょっとうまく撮影できませんでしたので、NHKのテレビ放送から・・・  


  お次は人気力士の翔猿(とびざる)関、東京の下町生まれの江戸っ子力士です。


  しかし、この日は土俵際で佐田ノ海関の上手投げに屈しました。
 最後に捨て身のうっちゃり気味の下手投げを打ちましたが、及びませんでした。
 またしてもオッサンは決定的シーンを取り損ねましたのでNHKテレビの映像で。

  オッサンが撮影したのは二人とも倒れ込んでからでした。(下手やの~by妻)
 しかし、観戦しながらですからね。見る方が優先ですわ。しかも向こう側だし。

  中入り後前半戦だけでも、結構長くなってしまいましたので、続きは次回。
  もう8日目の取組みが終わってるで。(by妻)