Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

久しぶりの旅行(ゴメンナサイ)➂

  今日は久しぶりにオフィスで残業、といってもたかだか午後8時まで。でもなんだか
 疲れました(実りの少ない会議で・・・私が主催者ですので私の責任ですけど)。
  コロナ感染者も増え続けるなかで、やや後ろめたい感じがしておりますが、気分転換
 ?に、旅行の続き記事を書かせて頂きます。


  さて、午後5時頃には温泉旅館に着きました。青森県深浦町の黄金崎という、日本海
 に面した風光明媚なところにあります。一軒宿と書きましたが、実際はかなり大きめの
 ホテルです。ただ外国人観光客は来ず、国内旅行者もそこそこで、空いているといって
 もよいくらいでした。接客係は、ちょっとたどたどしい日本語の台湾の若い方でした。
 でも一所懸命働いていて好感の持てる青年でした。大変だろうけど頑張ってね! 
  

       まずはチェックインして、浴衣に着替えてお目当ての海岸沿いの露天風呂へGO!
 午後5時からは宿泊客オンリーとなるので、そんなに混雑はしていないはず。
  写真 ↓ は、しつこいようですがホテルで買った絵葉書のコピー(再掲)です。
 夕暮れ時なら本来こんな感じだったはず ↓ (しかし、当日は曇り空でちょっと残念)
  


  温泉の色は、このように ↓ 黄土色っぽくて独特です。源泉は温度が高めで、ホース
 の水で薄めていました。かなりの広さがありますので、湯船に浸かりながら、荒波が
 打ち付ける日本海を眺めながら、のんびりゆったりできる・・・筈でした。

  

  え? どうしたんだい?
  いや、ホテルの建物から長い連絡通路を通ってたどり着いたら、木の柵で覆われた
 入口の右手に「女湯」、左手に「混浴」とあるではありませんか?あれ?そうだった
 の?と思って中をのぞいてみると(もちろん「混浴」の方ですよ!)、なんと妙齢の
 女性が一人、湯船に浸かっているではありませんか。でも、湯浴み着を着て。
  思わず、「反則やん(何が?)」と思ってしまいましたが、よく見るとひとりでは
 なくて、私と同世代のようなオッサンと夫婦二人で来ている方のようです。
  ちょっと落ち着いて入れないなと思いましたが、他にもオッサンが何人かいたので
 私もササっと脱衣してザブンと湯に入りました。うーん、やっぱり落ち着かないので、
 明朝早めに入り直すことにして、おサルの行水で、さっさと部屋に戻りました。
  まぁこの夫婦は水入らずで楽しんでいただけですし、おそらく女湯よりもこの写真
 にある(男湯だと思っていた)混浴風呂の方が雰囲気がいいので、奥様もこちらの方
 に来られていたのだろうと思います。まぁ、男やもめのオッサンのやっかみではない
 ですが、やっぱりこのシチュエーションは落ち着かないですわ。
  
  気を取り直して?、夕食です。部屋食希望でしたがその対応がないので、やむなく
 指定の会場へ。すると、かなり広めの部屋に「おひとりさま用」の広い卓が、十分な
 スペースを開けて6つあります。家族連れやカップルは別部屋のようです。おそらく
 「おひとりさま」が気兼ねなく食事でき、家族連れやカップルから見たら辛気臭い?
 オッサンを見なくて済むので双方にとってメリットがありますね。なんて思っていた
 ら、「おひとりさま」の若い浴衣姿の長身の女性がやってきました。掃きだめに鶴、
 かな。ま、私を含む「おひとりさま」たちは、一切会話もなく、ひたすら黙々と食事
 をするだけで、引いて見たらかなり異様な光景だろうなと思われます。
  で、メニューはごく普通の和定食でしたので、奮発して「アワビの刺身」を別注で
 GET。2,000円という絶妙な価格。新鮮で歯ごたえ抜群!美味でした。ついでに
 辛口白ワインのハーフも・・・こちらは1,200円。結構アワビに合いました。 

     

   外の露天風呂は日没で営業終了、明朝は夜明けともに入浴可能です。早めに就寝
  して、明朝に備えようとしましたが、やっぱりダメな私。持ち込んだブルゴーニュ
  の廉価版赤ワインを飲みながら、プロ野球中継を見てしまう。
   あぁ、食事も風呂も、後片付けも何にもしなくて良くて、ゴロゴロしていられる
  のはものすごく贅沢な気分。主婦の皆様(特に働く奥様)が旅行に行ってのんびり
  したいというのは全面的に賛成です。たまにはいいですよねぇ!(でも、アンタは
  飲み過ぎやから一緒にせんといて!)
   うわあ、こんなくだらんことを書いているだけでかなり長くなってしまった。 


   スミマセン、ようやく翌日はこんなところ ↓ に行く予定です。
 

   
  「ぶなぁの、もりぃの、はがぁくれにぃ~♪」(橅の森の葉隠れに)
   中学の音楽で習った、ロベルト・シューマン君の歌曲「流浪の民」を思い出す
  ・・・のはアンタだけちゃう?(By 妻)
  「これぇぞ、るろぉ~の、ひとぉの、むれぇ⤴ ♪」 もうええっちゅうの。


     では、今夜はこの辺で失礼させて頂きます。