Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

久しぶりの旅行④ 白神山地・十二湖へ

   4回目の記事になりました。いい加減、読んでくださる皆様も飽きてきたと思われ
 ますので、今回は白神山地まで到達の予定です。目的地は「十二湖」です。
  

  さて、その前に前回の続きです。
  黄金崎の温泉ホテルに宿泊し、翌朝4時過ぎに目が覚めました。もう辺りは明るく
 なっています。日の出とともにオープンする海辺の露天風呂に再チャレンジ?です。
  これは、ホテルの窓から見た朝4時過ぎの日本海の眺め。この左手奥に露天風呂が
 あります(部屋からは見えない)。そろそろ準備をして出発です。

  昨日は気づきませんでしたが、露天風呂に向かう途中に「注意書き」があります。
 なんだろう、男湯ではなくて混浴ですよ!というのはもう理解しましたが・・・
 そこに書かれていたのは・・・ 
  
  「ブヨにご注意」というものでした。海辺の露天風呂にはブヨがいますよ、ブヨに
 咬まれると痛くて痒いですよ、痒いからと言って掻くと悪化して大変ですよ、免疫の
 ない都会の方が咬まれると症状は重くなりがちでしばらく苦しみますよ、刺されない
 ようお風呂から上がったらすぐ服を着てくださいよ、万一刺されても数分以内に消毒
 すると大丈夫ですからすぐ申し出て下さいよ、というようなことが書かれていました。
 ひぇぇ、昆虫大嫌いな私のモチベーションがダダ下がりです。あんな所で刺されたら
 数分でフロントまで辿りつけないやんか・・・イヤ、それでも行く。海辺の露天風呂
 でのんびりゆったり、の魅力には勝てません。


  なんと日が昇ってすぐの4時30分に行ったのに、既に先客がいました。でもオッ
 サン2~3人なので広い湯舟はゆったりしていますし、なんといっても、波の音しか
 聞こえない静けさです。のどかで安らかな気持ちになりました。
  長い足(しつこい、ギャグはもうえぇっちゅうの)を延ばして、ゆっくり湯船に浸
 かり、心地よい風に吹かれながらゆっくり温まりました。そして素晴らしい眺め。
 いやぁ極楽です(残念ながら写真なし)。ウン、ここはお薦めです、ブヨは怖いけど。
  20分ほどまったりしていると・・・ぶぅ~ん・・・ひィ、ブヨではありませんが
 アブが出現して湯船の周りを飛び始めましたので、慌てて風呂から上がりました。
  
  さぁ、いよいよ待望の白神山地に向けて出発です(やっとかよ)。
 観光シーズン中は、ホテルの前から白神山地随一の観光名所、「十二湖」までバスが
 出ています。私は終点の「奥十二湖」まで行き、そこの土産物屋に荷物を預けて周辺
 の橅(ブナ)の森や点在する湖(というより池)を散策する予定です。
  バスは途中でJR五能線の十二湖駅に寄りますが、朝8時なので青森や秋田から来る
 お客さんもまだ乗ってきません。バスは乗客7人、目的地まで45分で到着しました。
  さぁ、着きました。清々しい空気と目の覚めるような緑の木々に、気がはやります。
 本格的な登山家やハイカーは山登りルートで白神岳や周辺の山を目指すようですが、
 一般の軽装備の観光客は、この周辺の「十二湖(実際には三十三個ある湖)」を散策
 するのが定番です。軟弱な私は当然後者です。さぁ、早速荷物を預けて出発です。
    

 スタート地点の「森の物産館キョロロ」のすぐ先から既にブナの自然林です。遊歩道

が整備され、アップダウンもさほどなく、清々しい気持ちで森林浴ができます。ただ、
点在する池のような湖をじっくり見て回るため、多少山道に分け入っていくこともあり
ます。大小さまざまな湖が森の中から現れ、それぞれ表情が異なっていて面白いです。
湖面に周囲の緑の木々が反映し、澄んだ空気のなか特徴ある鳥(クマゲラ、ヤマセミ?)の鳴き声が響き渡ります。あぁ、私の汚れた心が静かに洗われていく感じです。


 ・・・やっぱり連れてきたんか・・・当然です(アホ)。 


  さて、そんな湖のなかで一番人気はなんといっても「青池」。その名の通り吸い込
 まれるような深いコバルトブルー色の池です。うまく撮れませんでしたが・・・
 

 やっぱり連れてきたんか・・・ 当然です。


 スミマセン、もう少し続くと思います。