日帰りのエクスカーションで気分転換・・・
昨夜はちょっとヒートアップして過激な記事を書いてしまい、失礼しました。
れんげさんに諫められて、ちょっと反省しております。独り者のオッサンには、注意を
してくれる人がいませんので、叱ってくれる人がいるのは有難いことです。
(オッサン、夜中にお酒を飲みながらブログを書くのはやめた方がえぇで・・・by妻)
現在のロシア国家がならず者の極悪非道なヤクザであることは疑う余地がないものの、
ロシア国民がそうだとは限りません。残念ながら、あのケダモノは「敗北を認める」と
か、「譲歩する」という人間の叡智を身に着けていないようですので、この悲惨な状況
を止めること、いや世界に平和を取り戻すにはロシア国家のレジーム・チェンジしかない
ということは自明です。ヒトラーは最後まで降参せずにドイツのほぼすべての主要都市が
灰燼と化す羽目になり、我が国が降伏するまでは沖縄の惨劇や広島・長崎の原爆、東京や
主要都市に対する空襲によって、民間人の多大な犠牲を払うことになってしまいました。
もちろん侵略の対象となってしまった国では、もっと多くの犠牲があったのは言うまでも
ありません。
ロシアの人たちが同じ轍を踏まないことを願うのみです。
さて、そんな気分を吹き飛ばそうと、今朝は朝早く起きてお出かけしました。今日は
天気も良くて暖かくなりそうでしたからね。(ほんで、どこへ行ったんや?by妻)
昨日、ネットで関東近郊の行楽ガイドを見たら、北関東では今週末まで桜が見頃だと
いうので、今年サクラ見物ができなかったオッサンは、最後のチャンス!?とばかりに
出掛けることにしました。行き先は・・・
朝7時半の電車に乗って、埼玉県の熊谷に9時半に到着しました。
ここから秩父鉄道の急行電車「さくら」号に乗車しようとしましたが・・・
オッサン、いきなり予定変更です。というのも、これが走っていたからです。
なんと秩父鉄道では、蒸気機関車C58型機を使ったSLパレオエクスプレスが運行して
いました。オッサンは駅員に「今からでも指定券は買えますか?」と尋ねると、「あと
8席あります」とのこと。しかも窓際の席が一つ空いているというので、30分待って
このSL列車に乗ることにしました。(さすが電車小僧や・・・by妻)
乗客は小さなお子様を連れた家族連れが半分、フルムーン(古い)の老夫婦が1/4、
残りは若者のグループと単体のオッサン、という感じでした。(あんたは単体のオッサ
ンか、ヘンタイのオッサンかわからんの~。by妻)
9:55発の急行に乗れば目的地には10:30に到着しますが、10:10発のSL列車に乗ると
到着は11:26になります。一時間予定が遅くなるけど、せっかくだからね・・・
秩父鉄道の時刻表ももらって、いざ出発です。
そうこうしているうちに、出発の時刻が迫ってきました。運転手さんも、いつもの
電車とは操縦方法が全く違うので大変でしょうね・・・
このSLは、昭和10年代から30年代前半に製造されたタイプで、上越・高崎線などの
幹線やその周辺の準幹線の主力機関車として活躍していたそうです。昭和47年の引退後
は、埼玉県吹上町の小学校の校庭に静態保存されていたらしいのですが、昭和60年代の
埼玉県でのイベントに合わせてで復活したのだそうです。10年以上も野晒し?になって
いたにもかかわらず、この機関車は見事に営業運転ができるほどに復活しました。
いつでも動かせるような状態での動態保存ならいざ知らず、地方の小学校の校庭で動く
こともなく置いておかれた機関車が、今こうして令和の時代にもお客さんを運んでいる
とは驚きです。しかも荒川の上流、秩父までの山道を登っていくのですからね・・・
SLが牽引する客車も、古い車両を改装したもののようです。昭和の感じです。
定刻の10:10に出発です。ガタンと揺れた後、ゆるゆると動き出すところが電車とは
違う感じです。モーターがない客車なので音は静かですが、結構ガタガタと揺れます。
最初はゆっくりでもそのうち速度が上がるのかと思っていましたが、ずっと徐行運転?
のようなスピードのままです。自転車よりちょっと早い程度、時速30kmくらいかな。
まぁその分、車窓風景が楽しめます。
沿線にはお子様連れの方々がこのSLを見に来ており、あちこちで手を振る方々がいま
した。オッサンもつい手を振り返してしまいました。
そして、途中の菜の花とサクラ(ソメイヨシノ)が線路わきに咲いている区間では、
鉄っちゃんなのか、一般のカメラマン?なのか、三脚を立てて写真撮影をする人たちが
大勢いました。かなり有名な撮影場所なのでしょうか? (写真はネットから借用しま
した。SLに乗っていたらこんな写真は撮れませんからね・・・そらそうよ。by妻)
いやぁ、これはなかなか絵になるね。熊谷駅からわずか30分足らずで、このような
光景を目にすることができます。
おっと、SLのことだけでかなり引っ張ってしまいました。この後は荒川上流の景勝地
である長瀞の町まで参ります。(日帰り旅行でも、次回に続くんかい・・・by妻)
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