Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

久しぶりの旅行 ⑦ 最終回、秋田から酒田経由で帰ります

  今日から八月。久しぶりの青空で今日は暑くなりました。関東地方はそろそろ梅雨
 明けかな?


  さて、白神山地への旅行も終わりに近づいてきました。秋田・八峰町のいさり火温泉
 ハタハタ館の、海の見える露天風呂に早朝5時に入りました。(誰もオランウータン?
 なので、反則ですが写真を撮りました。)
  ハタハタ漁に使う木船をモチーフにしているようです。庭園にはなんとルピナスの
 ような花が咲いていました。あぁ、でも海を見ながら湯船に浸かるのは体が弛緩する
 なぁ。塩っぽい温泉でしたが、ゆったりまったりできました。あぁ幸せ。 

 
  あきた白神駅を8時過ぎに出て、ローカル線で東能代、乗り継いで秋田へと向かい
 ます。途中、能代駅ではなんとホームにバスケット・コートが・・・

    

   あぁ、能代工業(今は違う名前になってしまった・・・)バスケ部の全国制覇の
  58回を記念しているようです。スゲェや。NBAに行った田臥選手を輩出したり
  とにかく日本のバスケットボールの歴史に欠くことはできない町ですね!
   二時間近くかけてようやく秋田駅へ。ここから、羽越線の特急いなほ号で、山形
  県の庄内地方の商業都市、酒田へ向かいます。(また電車小僧かいな、By妻)。

     


   日本海の荒波が洗う海岸を、特急いなほ号は快適に走ります。またしても車内は
  ガラガラ、一両に5人くらいしかいません。
   一時間半ほど走って、酒田駅に到着。ここは、江戸時代に北前船の重要な中継港
  として栄えたところで、往時の繁栄を今に伝える名所旧跡に事欠かないとのこと。
    
   まずは江戸時代に栄えたころの面影を残す、山居(さんきょ)倉庫へ。
  北前船では京の都(や江戸)に北海道の昆布や庄内のコメを送り、京からは洗練
  された文化を伝える品々がこの地に入ってきていたようです。    

  これらの米蔵?は、今は観光名所として土産物屋や博物館に改装されていますが、
 なかなかいい雰囲気ですね。
  そして、もう一つ行きたかったのは本間美術館。この地の豪商として名を馳せた
 本間家は、お屋敷だけでなく別荘に日本式庭園を造ったりして、文化人でもあった
 ようです。その別荘の庭園「清遠閣」に行ってきました。天気が良ければ鳥海山を
 借景にできるようです。風情があっていいですね。手入れもしっかりされています。

  酒田を観光して食事をしようと思いましたが、帰りの電車の時間が近づいていたの
 で、駅まで直行しました。しかし、駅前や駅なかに食事を出きるようなところは皆無。
 仕方ないのでキオスクでおにぎりを買って新潟行きの特急いなほ号に乗り込みました。
  車内販売も飲み物とおつまみだけ・・・お腹空いた! JRは最近サービスを相当
 絞っているようです。儲からなければやらないよという姿勢はいかがなものか・・・
  二時間近く日本海沿岸を走って、ようやく新潟に到着です。
  しかし新潟駅の新幹線コンコースの駅弁売り場でも、5時前だというのにお弁当は
 もう二個しか残っていません。贅沢を言っている場合ではないので、鮭いくら弁当を
 購入。昼ご飯兼晩ご飯のつもりで、新幹線車内で食べることにしました。 
  
  あ、そうそう、新潟新幹線「とき号」は、グランクラスを備えた最新の車両でした。

 グランクラスには誰もいませんでした。高杉晋作だからな・・(私も普通車指定席)

    


    ようやくこれで終了です。
    こんなアホなブログにお付き合いいただき、有難うございます。
    白神山地、良かったなぁ・・・