今月のワイン(2022年6月)・・・
今週末もあまり天気が良くない関東地方南部、今日は昼前ににわか雨が降りました。
ベランダのバラは、もう春のシーズンは終了です。でも次の芽が出始めているので、
この後も夏から秋にかけて咲くバラもありそうです。
ということで、初夏の名残のバラ・・・これはブラン・ド・ピエール・ドゥ・ロンサ
ール君。ブラン(フランス語の発音では『ぶろん』と聞こえます)なので、ベースの色
は白ですが、ほんのりピンクがかっていますね。これは一季咲きなので、これで終了と
なりました。また来年、たくさん花を咲かせてほしいです。
そして今日は6月の「今月のワイン」が届く日でした。😝(また買うとるんか。.by妻)
今回は盛りだくさんですよ。(誰もそんなん聞いとらんけどな・・・by妻)
一番左は、オーストリアの南東部、ハンガリーとスロヴェニア国境に近いブルゲンラ
ントの生産者、ハンネス・レーさんの造るピノ・ノワールです。年号は2018年、アルコ
ール度は14%とかなり高め。夏と冬、昼と夜の寒暖の差が激しい内陸国オーストリアは、
実は高品質なワインの宝庫です。この生産者は初めてですが、楽しみです。価格は税込
2,800円です。ブルゴーニュの赤ワインの最安値と同じくらいですね。
次はイタリア、トスカーナの赤ワイン。ラ・レッチャイアという名のロッソ・トスカ
ーノ。イタリアの原産地統制呼称制度(D.O.C)に当てはまらない、I.G.T(インディカ
ツィオーネ・ジオクラティカ・ティピカ:その土地に特徴的なワイン)というカテゴリ
ーなのですが、実はかなり良いものが揃っています。そうです、法律に従うことを良し
としないで、自由に自分の造りたいワインを造る優れた醸造家がいたとしたら、こうし
たワインができるのだと思います。ミレニウムと名付けられていますが、年号は2013年
なんですが・・・価格は税込3,300円です。これは楽しみ。
次からは白ワインです。まずはびっくり。南アフリカの大手生産者、KWVさんの造る
カセドラル(大聖堂)シリーズのソーヴィニヨン・ブランです。スクリューキャップで
すが、背高のっぽのボトルで高級感がありました。この生産者のコスパ抜群の普及品は
日本でもよく見ますが、カセドラル・シリーズはネット通販でしかお目にかかれません。
南アフリカのプレスティージュ・ワインは、日本では販売即完売(早口言葉か?)です
のでほぼ入手不可能ですが、このクラスのものを探せばよいものがあるようです。価格
はなんと、税込1,899円です。たぶんコスパ的には世界トップクラスだと思われます。
はい、お次は真打。オッサンは「今月のワイン」をまとめて買うときに、いつも一本
だけイイものを購入リストに入れています。今回はこれです。ドイツのラインガウ地方、
(フランクフルトからヴィースバーデン、リューデスハイムにかけてのライン川が東西
に流れる区間の北側斜面、つまり南向きで川からの反射光も浴びられる好立地の産地)
の銘醸ワイン、大英帝国最盛期の女王ヴィクトリア様がお気に入りだったため、麗しき
その名を冠したワインです。ホーホハイマー・ケーニギン・ヴィクトリアベルク、カビ
ネットの2016年です。やや甘口。これはナイトキャップにいいかもしれません。価格は
税込3,080円、あれ?意外に安かったです。
続いては、オッサンが敬愛するブルゴーニュの著名生産者、お馴染みのジョゼフ・ド
ルーアン様の白、モンタニの2017年です。このワインはオッサン、何度も購入していま
すのでもう素晴らしいことはわかっています。税込2,888円ですが、黙って飲め、です。
最後はイタリア、シチリア島に近いリパリ諸島のワインです。これも先ほどのトスカ
ーナのワインと同じように、I.G,Tですね。イアンクーラ・ビアンコの2018年です。
価格は税込2,398円。どんな味がするのか、これまた楽しみです。
うん、我ながらなかなかのセレクトじゃのう。(自分に酔ってどうする?by妻)
今日のお昼ご飯。昨日スーパーで購入した旭川ラーメンの名店、山頭火のとんこつの
塩ラーメンと餃子です。なんと山頭火のチャーシューも売っていましたので、オッサン
思わずGETしました。レシピ通りに作ったはずですが、やっぱり本物の70%の感覚。
(ま、そらそうよ。オッサン、麺の茹で方とスープの出し方が甘いと思うわ。by妻)
おのれ、言わせておけば・・・😤 ま、その通りでございますけどね・・・
では夕食に参ります。今日は白ワインです・・・(ワインにあわせて料理を決める人は
オッサンくらいやで・・・by妻)
ということで、パスタはリングイネ(やや太目のスパゲティ)のアンチョビソース。
ニンニクとキャベツ、しめじを入れました。ちょうどよい歯ごたえに出来ました。
(アルデンテっちゅう奴やな・・・) メインは宮城産のサーモンのムニエルです。
ワインは南イタリアのワイン、マリーザ・クオーモさんの造る、コスタ・ダマルフィ
の2018年です。これ、実は物凄いワインでした。
南イタリア、ナーポリのあるカンパーニャ州の南のはずれ、近年観光地として有名な
アマルフィ海岸で造られる豊潤なワインです。ほんとうに、自然に豊潤という言葉が出
てきました。薄くて酸っぱいイタリア白ワインは、もう過去の話。今では凝縮してコク
があり、料理にも負けない力強い白ワインがいくつか出てきています。まさしく、この
ワインもそのような優れた逸品です。ラベル(エティケット)には絵画が描かれていて
なかなかいい感じです。
やや薄く見えますが、輝くような黄金色で、味わいにはコクがあります。
さぁ今月のワインは、今月中に飲まないとね・・・(もう知らんわ・・by妻)
明日は何を飲もうかな・・・(もうそれしか楽しみがないんやな・・・by妻)
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