Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2022年夏:礼文・利尻島の旅 ⑨スカイ岬ですかい?

  今日は夏休み中でしたが、しょうもない会議のために休日返上。在宅勤務でしたが 
 ちょっとブルー。「思いっきり内向きの仕事」なので余計に空しい。今日の休暇分は、
 月曜日に振り替えようと思います。


       さて、ちょっと中断していた礼文島・利尻島の記事を再開いたします。
  早朝の高山植物見学ツアーの帰り、ガイドのオッチャンは「さぁこれからテストです。
 ご紹介した花を、皆さんいくつ答えられますか?。5個以下の方は落第ですので、明日
 もう一回ツアーに参加頂きます」とのたまうと、オバちゃんが大爆笑。うーんオッサン
 のノリとちょっと違うので、引いてしまうな・・・ 
  皆さん、優秀です。エゾニュウ、チシマゲンゲ、レブンソウ、エゾイブキトラノオ、
 ノコギリソウ、ツリガネニンジン、エゾカワラナデシコ・・・なんとか合格です。😀


  ホテルは節約して素泊まりでしたので、朝食はなし。オッサンは朝風呂に入ってきま
 した。今度は転倒しないように細心の注意で入浴しました。(そらそうよ。by妻)
 皆さん朝食を取っているので、誰もいません。完全にお風呂を独占しました。😝 

  この ↓ タイルに滑ってしまったんだよなぁ・・・しかしまさか骨折しているとは。 

  さっぱりしてから9時前にはチェックアウトし、港のそばにあるトヨタレンタカーの
 店舗まで歩いていきます。9時から6時間の予約でしたが、少し早めに到着したので、
 8時45分から6時間のドライブとなりました。
  礼文島は島の西側に道路がないため車で一周することはできません。島南東部にある
 香深(かふか)から、まずは島の北側に向かいます。礼文島の東海岸は平地が開けてい
 るので人家も多く、道も整備されていて走りやすいです。
  約30分ほどで島の北側に着いてしまいますが、ここからいくつか道が枝分かれしてお
 り、オッサンはまたしても道を誤り、10分ほどロスしてしまいました。
 (通常運転やな。by妻)
 しかし心配無用、すぐにリカバリーできます。なにしろ車が通れる道は下の地図の通り、
 限られていますからね・・・

        

  島北部の集落、船泊の町に迷い込んだ後、改めて最初の目的地「スカイ岬」に向かい
 ます。え? すかいみさき、ですかい?(アホ)
  そうなんです、島の北西部の西上泊の近くにある絶景ポイントなのです。  
 途中には礼文島固有種で人気の高いレブンアツモリソウの群生地がありましたが、既に
 花の時期を過ぎていますのでスルーです。快適なドライブの終点は、島の北西部の絶景
 地、スカイ岬(澄海岬)です。その名の通り澄んだブルーの海なのです。しかし晴れて
 いてこそ、その素晴らしさが実感できます。良かった・・・

  荒ぶる日本海の波風を防ぐように、穏やかで小さな湾がありました。空の青さを素直
 に反映して、青い色の海です。いやぁ、これは美しい・・・パンダ君もご機嫌です。

 当初の天気予報では暴風雨でしたが、予報が外れて晴れ間が覗いています。ラッキー!

  湾の外には海水に浸食された岩が横たわっています。海鳥の絶好の棲家のようです。

  海岸沿いの斜面には、よく見る「トウゲブキ」が咲いていました、昨年、東北海道の
 厚岸町にある「あやめが原」に行った時には大群落になっていました。肝腎のヒオウギ
 アヤメが見られなくてがっかりでしたが・・・花が3つほど固まって重なり合うように
 密生して咲くので、あまり見栄えが美しくありません。濃い黄色の目立つ花なのに、他
 の観光客の皆さんは見向きもしていませんでした。

     

  しばらくすると、観光バスに乗った観光客がドドーッと押し寄せてきました。
  オッサンはいろいろな方々から写真を撮ってくれと頼まれて、渋々応じました。
 そういえば妻も、よく写真を撮ってくれって頼まれていたなぁ。特に外国で。
 人畜無害な人って本能的にわかるのかもしれないですね・・・(何やて?by妻)


  せっかくなのでオッサンも記念撮影をしてもらいました。しかし、風が強くて帽子が
 持っていかれそうです。ここでは、幼稚園児が使うような顎ひも付きの帽子でないと、
 吹き飛ばされてしまうと思います。要注意です。
  駐車場に戻ると、大型観光バスが2台停車していました。たぶん5~60人くらいの
 観光客が一気に押し掛けてきたようです。実はこの後も、彼らと行く先々で遭遇しまし
 た。人気の観光名所は限られるので、個人旅行でも団体旅行でも行先はほぼ同じなので
 すよね・・・個人旅行だと時間の制約はないのですが(いや、オッサンの旅行では思い
 っきり時間の制約があるやん。何時までに××へ行かなあかんとか、××時の電車に乗らな
 あかんって。下手な団体旅行より大忙しやったで・・・by妻)スミマセン・・・


  さぁ次は礼文島の最北端、宗谷岬を別にすれば日本の北のはずれにある「素古頓岬」
 (スコトンみさき)に参ります。続きはまた次回・・・