Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

今月のワイン(2022年9月)・・・

  今日は久しぶりに暑さが戻ってきた関東地方南部。昨日買い物は済ませていたので、
 今日は一日家に籠っていました。家の片づけをしていたら、先日失くしたと思っていた
 阪神タイガースの野球帽や、靴下の片足を見つけました。どうしてここにあるのか?と
 いうようなところにあったのですが、置き忘れなのか、洗濯の時に落としたのか?
 まぁこうやって家の中でモノが見つからなくなることがよくあるオッサンですが、少し
 たってから見つかることも多いので、もう慌てないようにしました。(つぅか、少しは
 気を付けて失くし物をしないようにしようとは思わんのかいな?by妻)
  
  ベランダではハイビスカスやブーゲンビレアが元気よく咲いています。これまでは、
 暑すぎて花が咲かなかったのですが、少し暑さが和らいできたので元気を取り戻して
 きました。お昼を過ぎると花がちょっと萎れかかってきましたが・・・

  晴れて暑いのですが湿度は低くて風通しは良いので、まだしのぎやすいです。3時の
 おやつ?には冷凍庫に保管していた「ファミマのしろくまアイス」を頂きました。こう
 いう日にはとても美味しく感じます。

  しかし、阪神タイガースは今日もDeNAに為す術もなくやられています。これでハマ
 スタでは8連敗なのかな?もう仮にクライマックス・シリーズに出たところで、もう
 DeNAに返り討ちされるだけのような気がします。もう今シーズンは勝てないと思うの
 で、監督が交代してきちんと対策をしてもらうしかないでしょうな。しかし情けない。


  さて、今日は「今月のワイン」が届く日でした。暑い中を、エレベータが使えないの
 で階段を上って届けてくれた宅急便の配達員さん、どうもご苦労様です。

  じゃーん。(アホ) このところ欧州以外のワインが多かったのですが、今回はフラ
 ンス主体です。予算は1万8千円。なんとか6本購入しました。
  まずは左端の白ワインは、スペイン北西部ガリシア地方のリアス・バイシャスです。
 スペインの白を代表する銘柄で、ブドウ品種はアルバリーニョ。爽快な飲み口で魚介類
 に合うそうです。どうでもいいですが、「リアス式海岸」の名前はスペイン語のリアス
 という言葉から来ているようです。狭い湾にギザギザに入り組んだ複雑な海岸線を持つ
 地形ですが、リアス・バイシャスという地方もまさしくそういうところなのでしょうね。
 年号は2019年、ラ・フォンターナ(泉)と名付けられています。価格は税込1,340円。
   
  その隣はフランス・ボルドー地方の白。フラン・コート・ド・ボルドーという、誰も
 行ったこともない(ウソ)無名の産地で作られますが、生産者はボルドーの著名産地で
 濃ゆ~い高品質な赤ワインを生み出すニコラ・ティアンポンさんなので、高品質と期待
 されます。ソーヴィニヨン・ブランが60%、ソーヴィニヨン・グリ(灰色)が40%
 ということでソーヴィニヨン系100%の白なので、基本はスッキリ系かもしれません
 が、なにせ濃ゆ~い(しつこいな)赤ワインを造らせる方がオーナーですので、そこは  
 ひとひねり入っているかもしれません。年号は2015年、価格は税込み1,760円と破格の
 お買い得品です。あ、名前を書き忘れた。シャトー・ピュイゲロー・ブランです。


  次からの3本はブルゴーニュです。そのうち2本は同じ生産者。ブルゴーニュ南部の
 コート・ド・ボーヌ地方のポマールという赤ワインの著名生産地にあるドメーヌ・ティ
 エリー・ヴィオロ・ギィユマールさんというシブイ生産者です。熊のようなオッサンが
 当主でしたが、このほどイケメンの息子に代替わりして、ちょっと注目されています。
 ここのお母ちゃんが美人で、息子さんは完全にお母ちゃんに似たようです、と某ワイン
 誌に紹介されていましたが、それじゃあ父ちゃんが気の毒やで。(んなこたぁどうでも
 えぇから早うワインの紹介せんかい!by妻)
  はい、まずは赤ワイン。ボーヌ1級クロ・デ・ムーシュの2017年です。はいこの銘柄
 はオッサンが崇敬するジョゼフ・ドルーアン様の看板畑なのですが、赤についてはこの
 生産者も少し生産しています。畑もいいし、生産者も優れていますので、間違いのない
 1本です。そして価格は税込6,800円。他のワインよりランクが2つくらい上なので高い
 のは仕方がありませんが、同じ銘柄のジョゼフ・ドルーアン様のワインは今や1万5千円
 もしますので、それを思えば遥かにお買い得だと言えます。(こじつけや。by妻)
  その隣は同じ生産者の白ワインのブルゴーニュ・ブラン。しかし品種はシャルドネで
 もピノ・ブランでもなく、ピノ・ブーロというちょっと変わった品種です。これは別名
 ピノ・グリ(灰色)、イタリアでいえばアルプスに近いトレンティーノ・アルト・アディ
 ジェ地方などで有名なピノ・グリージョという品種と同じだそうです。以前飲んでみて
 爽やか系ですが少しコクがあって美味しかったのでリピートしました。年号は2017年で
 価格は税込2,730円です。ブルゴーニュの価格暴投ちゃう暴騰の中で、まずまずの価格。


  その次はブルゴーニュを代表する大ネゴシアン(ワイン販売業者)のブシャールさん
 の造るA.Cブルゴーニュのスペシャルバージョン。「コトー・デ・モワンヌ」の2019年。
 価格は税込2,100円とお手頃です。ピノ・ノワールフェチ?のオッサン、今夜はこれを
 開ける予定です。(なんや、もう開けてしまうんかいな。by妻)


  そして最後は、珍しくもボルドーの甘口白ワインの生産地、ソーテルヌの格付1級の
 シャトー・スデュローの2003年のハーフです。ちなみに1級格付の上には第一特別級と
 いう別格ワインの「シャトー・ディケム(イケム)」があり、誰もがソーテルヌの頂点
 と認めていますが、その次を争うグループに参戦資格のある?のがこのワインです。
 甘口白ワインは、セミヨンとソーヴィニヨン・ブランという白ブドウを貴腐状態で摘み
 取り圧搾して醸造するものです。ブドウの果皮にボトリティス・シネレアという特殊な
 カビ(菌)が付着して穴が開き、水分が蒸発して干しブドウ状態になってしまうのです
 が、そのブドウを使うのです。えぇ、カビにやられて腐ったブドウを使うのですか!?
  そうなのです。これは偶然の賜物で、昔なにかの事情で収穫が遅れてブドウがダメに
 なってしまったのですが、諦めきれない人たちが残された腐ったブドウでワインを造っ
 てみたところ、おぉなんということでしょう!金色に輝く液体はねっとりとして、信じ
 られない甘みを帯びていました。ブドウの水分が蒸発して糖分が凝縮したため、発酵が
 途中で止まり、凝縮された甘口ワインとなったのです。
  このワインもアルコール度は14%。食事と合わせるよりも、デザートワインですね。
 フランスではフォワ・グラやブルーチーズと合わせるそうですが、オッサンにはそんな
 食材は似合わないので、何と合わせるかは思案中です。品質が高ければ、ワイン単体で
 味わうのもいいかなと思います。もう20年近く経過しますが、価格は税込3,500円です。
 甘口白ワインはその生産量の少なさと栽培や醸造の手間を考えますと、絶対に割安だと
 思います。でもやっぱり食事に合わせにくいので、数年に1回くらいしか買いませんね。
 ワイン会の締めに出したりすると喜ばれるけどね、コロナになってから開催していない
 からなぁ・・・


  おっと、だんだん文章だらけの記事になってしまった。ワインに興味のない方にとり
 ましては「なんじゃ?」みたいな内容でスミマセン・・・
  しかしこれだけで今月は「もつ」んか?また買い足すやろうな・・・(by妻)