Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

久しぶりにベランダ仕事・・・午後はやっぱりワイン・・・

  ここ数日、なぜかやる気が起きなくて、ちょっと低調な日々が続いておりましたが、
 今日は少し持ち直してきました。(そら、休みの日やからな・・・by妻)
  せっかくの休日なのに天気があまり良くない関東地方南部、少し肌寒い朝です。
 しかしベランダを見ると、赤いハイビスカスがぶわっと満開でした。

  この花は、妻と結婚した直後からずっと鉢植えのまま生き延びています。もう30年
 近くなるなぁ。ほとんど手入れをしなくても毎年大輪の花を咲かせてくれます。最近は
 暑い真夏よりも少し涼しくなってからの方が元気なようです。なんだか、「オッサン、
 いつまでもクヨクヨしとったらあかんでぇ」と、妻がハッパをかけているような感じ。


  さて、久しぶりに午前中は近くのガーデンショップに行きました。先日、ネット販売
 でタキイ種苗さんに注文していたチューリップの球根が届いたので、寄せ植えにする花
 (パンジー)を買いに出かけました。ようやくパンジーが出回っていましたので、いく
 つか購入しました。一株138円でした。ついでにガーデンシクラメンを2株購入しま
 した。こちらは一株398円。全般的にちょっと値上がりした感じです。あとはバラの
 切り花をいくつか買いました。
  帰り道に近くのユニクロに立ち寄り、冬用の普段着(シャツ、ズボン、靴下)を購入。
 全部で6,980円、やはり安いですね。消耗品ですから、これで十分かな。休みの日なの
 で、結構混雑していました。向かいのコメダ珈琲も激混みでした。(そういえば一度も
 行ったことがないです、ここには。)帰宅してお昼ご飯の前に、ベランダ仕事です。
  タキイ種苗さんで購入したちょっとイイ球根。妻が好きだった黄色と白のツートン・
 カラーの「スイートハート」、純白の「ロイヤルヴァージン」など・・・

      

  同系色のパンジーと寄せ植えにしました。花期は4月中旬くらいとのこと。半年後
 とまだまだ先ですが、楽しみです。


  ダリアも満開でした。しかしオッサン、この後に植え替えをした際、誤ってダリア
 の枝を根元からポッキリと折ってしまいました。😭 またまた失敗です、ショボーン。
 この花も見納めとなりました。仕方ない、切り花にして花瓶に飾るか・・・
  でもダリアは球根植物なので、また来春には復活するかもしれない。それを祈る。

   

  ガーデンシクラメンはなかなか綺麗です。冬の間、パンジーとともに楽しませてくれ
 ると思います。

  まだちょっと寂しいですが、植え替え完了です。ペチュニアは少し切り戻しましたが、
 越冬させることができるか?・・ゼラニウムは少し元気を取り戻してきました。しかし
 バラはちょっとお疲れ気味。カイガラムシ退治と殺虫剤噴霧と追肥をしました。四季咲
 きのバラがいくつか咲いてくれればいいのだけれど・・・  

     


  午後はたまプラーザへ。午後3時からエノテカさんの有料試飲を申し込んでいたの
 でした。😆 (またワインかいな・・・by妻)
  東急百貨店のすぐ裏手にある。なかなかお洒落なお店です。カフェスペースが広く、
 ワインの試飲だけではなく、簡単な食事やお茶をすることもできるので、この周辺に
 お住まいの裕福そうな方々が利用されているようです。(オッサンは、電車でやって
 来る、ワインオンリーの貧乏人やからな・・・by妻)

    

  オッサン、エノテカさんの会員になっており、事前予約をしていたので窓際の特等席
 をリザーブしてもらっていました。なかなかイイね・・・


  まずは白ワインです。アルザスの名門トリンバック社のリースリング、特別キュヴェ
 のフレデリック・エミールの2012年です。

    

  アルザスワインはのっぽの長いボトルです。ほどよく冷えて、特別なグラスに注いで
 頂きました。50mlだとちょっと足りないけど、まぁいいか。(文句を言うな。by妻)
 10年経っているのでもう黄金色を帯びていて、味も熟成し始めた感じで少しまろやかさ
 が出ていますが、それでもまだまだ若い。酒質も強く、どーんと来い!という感じです。


  そして、予約していたボルドーの赤、第二級格付のシャトー・ピション・ロングヴィ
 ル、コンテス・ド・ラランドです。
  長い名前やなぁ・・・(by妻)。はい、長すぎるので「ピション・ラランド」で通っ
 ています。ヴィンテージは2017年と、優良年と言われる2009年の垂直試飲です。

    

  地味だけれども、白地に金色でシャトーの紋章と文字が刻印された上品なエチケット
 (ラベル)、金色のキャップシールはいつ見ても安心できます。あれ、ちょっと表記が
 変わってきているみたいですね。最近はどこもシンプルになっています。法律(A.O.C)
 で定められた細かい表記(アルコール度数等)は後ろのラベルに記載しているようです。
 2017年のエチケットには、シャトー名と年号、生産地(ポーイヤック村の表記のみ)、
 ボルドーの格付ワインであることを示すことしか表記されていません。ボルドーという
 表記もないし、シャトー元詰めという表記もないし、アルコール度数の表記もなしです。 
 そんなこたぁどうだっていいだろ、みたいな感じです。とにかく黙って飲めと。ハイ。

  たったの40mlでは十分味わうことはできませんが、テイスティングだと思えばね。
 2017年は当然ながらまだ若すぎですが、果実味は十分あり、バランスが取れています。
 地球温暖化の影響でボルドーの近年(2015年以降)は強いヴィンテージが続いているの
 ですが、この2017年は少し穏やかで早く熟成すると言われています。要は濃い濃い好き
 のアメリカ人が高く評価しないので価格も控えめで、お買い得なヴィンテージです。
 うーん、でも25,000円もしますのでお買い得とは言えないなぁ・・・円安の影響かな。


  一方2009年は超ド級の強いヴィンテージで、米国系評価誌でも軒並み最高評価を得て
 いるのですが、10年以上経過していますので、どんな感じでしょうか?
  はい、確かにものすごく強い酒質ですが、少し熟成し始めていて、ちょっとイヤらし
 い妖艶な香りが少し感じられます。口に含むと、おぉ少し美味しくなっています。当然
 まだ早すぎるのですが、間違って今開けてしまっても、なんとか楽しめるレベルです。
 しかしこちらは44,000円、欲しいと思ってももう手が出ない価格になってしまった。😭


  ということでオッサン、二杯合わせてヤクルト一本に相当する80mlの高級ボルドー・
 ワインを試飲し、エノテカポイントを使っても4,000円も支払う羽目になりました。


  というわけで、晩御飯は質素にせざるを得ず、餃子とモヤシ炒めです。ご飯を炊くの  
 が面倒くさくなって、鶏五目おにぎりを購入。あれ?でもやっぱりワインなの?
  どうでもえぇけどワインを除く夕食代が、ワインの試飲代の1/8やな・・・本末転倒も
 えぇとこやで。(by妻)

     

  2年前に訪れた北海道・富良野で購入した、ふらのワインのシャトー富良野2018年。
 ブドウは地元で開発した富良野産ふらの2号というブドウが55%、ドイツ系の赤ワイン
 品種ツヴァイゲルトが18%、そしてフランス・ボルドー系品種のカベルネ・ソーヴィニ
 オンが15%、メルローが12%という構成です。
  冷やし過ぎていたので最初はちょっと渋スッパイ感じでしたが、室温になじんでくる
 と少し和らぎ、いい塩梅になりました。ミディアムボディで、渋くもなく酸っぱくもな
 く、バランスが取れていました。口当たりはまろやかで、ワイン単体で味わっても美味
 しいです。これはなかなかのレベルです。値段は確か3,000円。やるね、日本ワインも。


  なんだかオッサンらしい休日の過ごし方やの~(by妻)
 ・・・相変わらず進歩が無くてスミマセン・・・