2024年GW:スペイン・フランスの旅 ㉖古代ローマ遺跡が残る町セゴビアへ・・・
妻の命日を挟んでちょっとテンションだだ下がりだったオッサンですが、ようやく少し
回復してきましたので旅行記事を再開いたします。(意味わからんのやけど。by妻)
マドリードから、一時間遅れの列車になんとか乗車でき、次の目的地セゴビアの町に
到着したのは午後6時。普通ならばこの日はもうこれで終了なのですが、サマータイム
のスペインでは観光名所が午後8時くらいまでオープンしているので、まだ諦めるのは
早いのです。連絡バスの終点はセゴビアの町の城壁の下の、古代ローマ時代の水道橋が
あるアソゲホ広場なのですが、もうこれを見ただけでオッサンは度肝を抜かれました。
紀元1世紀。古代ローマの興隆期に、ポエニ戦争の結果ローマの領土となった属州の
スペインにもローマ式の文明が導入された頃です。いや、これを2000年前に造っていた
のですよ。ほんのわずかの傾斜で水が流れるようになっていて、水源地から街中までを
効率よく清らかな水が流れる仕組みを構築していたみたいです。古代ローマには電力と
ガスはありませんでしたが、上下水道は完備されていたのです。ちなみにその頃の日本
は縄文時代なのですが・・・
そして驚いたことに、今でもこの水道橋の一番上の水路に水道管を通して現役の水道
として機能しているとのことでです。いやぁ、そんなのは本国イタリアにもフランスに
もないっすわ。スゲエぞ、セゴビアの水道橋!(すいどうばしはかせではないです😆)
オッサンの影響で、妻も古代ローマには詳しくなっていたので(自ら「元老院議員」
やから私は、と言っていましたから・・・😆)こういう遺跡は好きだったと思います。
パンダ君も一緒に記念撮影です。(そらそうよ。by妻)
近くで見ると、さらにド迫力なんです。この橋は、接着剤を一切使っていないという
ことです。石を積み上げただけでも安定感は抜群のようです・・・
いやぁ、これは圧巻です。古代ローマフェチのオッサンは、コーフンしておさまりが
つきませんでした。😆 しかしセゴビアの見どころはこれだけではないのです。
オッサンはこのアソゲホ広場近くのホテルを予約していましたので、チェック・イン
をして荷物を預かってもらうことにしました。とても便利で快適なホテルでした。
そして町の地図を貰って出発です。時刻は午後6時半・・・
連絡バスの到着したアソゲホ広場は城壁の外ですが、そこから城壁内部の旧市街へと
向かいます。遠くに見えるのはカスティーリャ地方の風景ですね・・・
10分ほど、狭くて急な石畳の道を登っていくと・・・おぉ!
セゴビア旧市街の中心。カテドラル(大聖堂)のある広場に到着しました。いや、この
カテドラルは歴史的には比較的新しく、18世紀後半に完成したものらしいですが、造形的
にも素晴らしく見る人を心地よくさせてくれる気がします。
しかしゴッツイな、この教会・・・
19時に予約しているアルカサールという歴史的建造物の見学は後まわしにして、
カテドラルの見学からはじめます。続きは次回です。
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