Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

春のベランダと南アフリカの白ワイン

  今日も関東地方南部はあたたかな日差し。もうあちこちから桜(ソメイヨシノ)の
 開花情報が聞こえてきます。ついに不可逆的に春になったのかな?(つまり、コートを
 クリーニングに出してもいいかな?ということを訊きたいんやな?by妻)


  今日は今週唯一の在宅勤務日なので、朝から洗濯機を回し、布団を干し、ベランダの
 花の手入れもしておきました。(休憩時間にね)
  ベランダの花がかなり賑やかになってきました。これから毎日が楽しみです。
  スイセン、ラナンキュラス、矮性ルピナス、キンギョソウ、ゼラニウム、パンジーが
 ほぼ花盛り。葉ボタンの茎?が伸び始めてきました。

    

  
  先日購入したラベンダーはイイ感じに根付き、花もずっと保っています。チューリッ
 プはようやく蕾が見えてきた程度。バラは新芽がかなり青々としてきました。なんと、
 「かのやプリンセス」は、もう蕾を付けています。3月中には一発目が咲くのかも?
 京成バラ園で購入したバラの大苗も順調に生育しています。どんな花が咲くか、楽しみ。
 (バラ苗はこの写真には写っておりません。)

 
  しかし困ったことも。やはり暖かくなると虫が出てきます。今年初のカメムシに遭遇
 しました。こいつは植物の養分を吸い取る上に、白い洗濯物にへばりつくので嫌です。
 そうそう、バラの大敵カイガラムシにもそろそろ注意しなければ。人間にとっての水虫
 同様?、バラにとってはカイガラムシは不倶戴天の敵。根本退治が難しい難敵です。
 観察を十分にして、相当の手入れをしなければならなくなりますが、それでも美しい花
 が次々に咲いてくれると、それだけでもうオッサンは有頂天。(アホ)


  さて、今日の晩御飯。昨日たまプラーザ東急で購入した阿波尾鶏の胸肉ステーキです。
 20%OFF(そればっかりやな、たまには定価で買え!by妻)で、150gが380円でした。
 あとは残り物の野菜をテキトウに。味付けはバジルトマトソースで。
  あ、しまった。鶏肉のステーキはナイフ&フォークなのに、御飯と味噌汁はお箸です。
(アホ) アンデルセンのくるみパンと、家にあるオニオンスープにすればよかったな。
 まぁいいか。自分で食べるだけだから。(ワシにもクレイ!byパンダ君)
 

     


  そして本日のワイン。南アフリカの白ワイン、シュナン・ブランという品種100%の
 爽やかな辛口です。年号は2019年ですが、南半球の収穫は2月頃?ですから、北半球の
 産地より半年早く出来ていると思われます。生産者は南アフリカを代表する、KWVと
 いう協同組合のものです。 
  KWVの設立は1918年ですから、もう100年以上前になります。ワイン産業の安定を
 求め、ブドウ栽培農家によって「南アフリカ葡萄栽培協同組合」として設立されました。   
 KWV設立を機に、南アフリカでは国をあげて産業としてのワインの品質向上や輸出増進
 へと取り組むようになったそうです。1925年にはこの生産者が中心となって南アフリカ
 独自の品種ピノタージュを誕生させたのだそうです。(私は知りませんでした)いわば
 南アフリカの現代ワイン生産におけるパイオニア的存在なのですね。

       


  そしてシュナン・ブランという品種。フランスのロワール地方原産のようですが、今
 では南アフリカが一番生産量が多いのではないでしょうか。シャルドネという、濃くて
 やや甘めの大ぶりなワインと対照的に、この品種は爽やかな酸味とやや控えめながらも
 華やかな味わいの、よりスタイリッシュなワインとなる傾向があります。
  一口味わうと、もうまさしくその通り。教科書的なワインです。まだ若いのでやや青
 リンゴの皮のような苦みを感じますが、穏やかな酸味をトロピカルな風味?が包み込む
 ような感じがしてとても魅力的です。フランス・ロワールのシュナン・ブランよりも、
 やや味わいが濃く感じますが、それは土地(ドジョウちゃう土壌)の違いなのかな、と
 思われます。産地は西ケープ州と書いてあります。地中海性気候なのかな?
  そしてお値段は、デパート(たまプラーザ東急)でも1,380円ですぜ。コスパ抜群。
 地球の反対側からリーファーコンテナ船で運ばれてきて、この値段で提供できるとは、
 現地では500円くらいで入手できるのでしょうか?生産コストが安くないと実現できな
 いと思います。アルコール度は13.5%です。シャルドネよりも料理には合わせやすいと
 思います。
  ちなみに、南アフリカを代表する赤ワイン品種、ピノ・タージュは売切れでした。
 南アフリカワインは、まだ日本に入ってくる量が少ないようですが、コスパの面では
 間違いなくトップクラスでしょう。フランス・イタリア・ドイツのワインが買えなく
 なったら、救世主は南アフリカかチリ、ポルトガル、中・東欧&中近東・・・かな?
 (新大陸でも米国・豪州・NZでは、ちょっと良いワインはもうかなりの値段がします
 ので、もはや代替品にならなくなっています。)


  なんだか、いつもこういう展開だね・・・(ほかに書く事ないんかい?by妻)