今日の関東地方は久しぶりの快晴。在宅勤務なので、朝のうちに洗濯機を回してベラ
　ンダの植物の手入れをしました。厳しい寒さの中でも、チューリップの芽がでてきたり
　バラの新芽が出始めてきたりしています。あと２ヶ月ほどすれば、ベランダも賑やかに
　なってくるかな？

　　さて、昨夜遅くにフィンランドから嬉しいニュースが。スキーのノルディック複合の
　ワールド・カップで、日本の渡部暁人（わたべあきと）選手が優勝したとのことです。
　昨年と同じ、フィンランドのラハティでの試合です。相性がいいのかな？これで、あの
　レジェンド荻原健司さんとワールドカップでの優勝回数が１９回で並びました。おめで
　とうございます！ 　写真は、フィニッシュする渡部選手！　
　　そうそう、彼は2018年のピョンチャン冬季五輪では個人戦で銀メダルでした。　

　　スキーの複合（コンバインド）は、ジャンプ1本とクロスカントリーを組み合わせた
　競技で、その試合の勝者は「キング・オブ・スキー」と称されています。ジャンプでの
　瞬発力とバランス感覚、クロスカントリーでの耐久力・持久力を兼ね備えた人でなけれ　
　ば勝てないからです。小柄で体力の劣る日本人選手は専らジャンプで得点を稼いでおき、
　クロスカントリーを粘って逃げ切るという展開なのですが、今大会もその筋書き通り。
　ジャンプで２位を確保してクロスカントリーを２番目にスタートした渡部選手は、貯金
　を上手に使い、体格の大きいドイツ（黒いスーツのショッカー軍団）やノルウェー（妻
　曰く、木こり）の選手がクロスカントリーで激しく追い上げても届きませんでした。
　　しかも今回はジャンプ１位だった若い山本選手も粘って３位で初の表彰台をGetしま
　した。２月末に行われる世界選手権が楽しみです。
　
　　そういえば2007年のノルディックの世界選手権が札幌で行われた際、純ジャンプと
　複合の試合を妻と観に行きました。その頃はちょうど日本人選手が世代交代期だった
　ので、日本人選手のメダルがなくて残念でしたが、生で観戦する楽しみがありました。
　クロスカントリーは競技場で見たので、スタートや途中の周回時、ゴールシーンを見る
　ことができましたが、次の機会があれば林間コースの中で見てみたいです。
　　複合個人戦はフィンランドの王者ハヌー・マンニネン選手（妻は「満二年」と書いて
　いました。）が優勝しました。観客は地元の北海道の方が多かったと思いますが、中に
　は外国からわざわざ応援に来ている方もちらほらいました。びっくりしたのはノルウェ
　ーの応援団で、会場近くの空き地にテントを張り、野宿？をしていました。バイキング
　の兜（角のあるヤツ）を被り、大きな国旗を振って応援していましたが、試合が終わる
　とそこに泊るようでした。サバイバル度が凄いです。零下10℃くらいはありそうなのに。
　　次の冬季五輪は2022年（つまり来シーズン）の北京ですが、いろいろな意味で大丈夫
　かな？
　　ウインタースポーツは、他にもスキージャンプやアルペン競技などが欧米で行われて
　いるようですが、相変わらず無観客のようです。例年1月下旬に行われるジャンプ競技
　の日本でのワールドカップの試合（男子は札幌、女子は蔵王）は残念ながら中止です。
　年末年始のジャンプ週間も無観客でしたが、アルペンスキーのクラシックレース、オー
　ストリアのキッツビューエルで先週末に開かれたレース（通称ハーネンカムレース）も
　無観客だったようです。
　　ダウンヒル（滑降）は危険と隣り合わせのスリル満点のレースです。格好いいですね！

　　　　　　

　
　　その前の週に行われるはずのスイス・ウェンゲンのレースはコロナのために中止で
　した。妻はテレビでウェンゲンの滑降（ダウンヒル）レースを見ていた時、登山電車の
　通る高架橋の下にあるトンネルを選手が超高速（時速150km近く）でくぐり抜けるのを
　見て（正確には、選手が高速で滑り降りる時に、ちょうどその上を登山電車がガタゴト
　と走っているのを見て）、いつか観に行きたい、と言っていました。妻は「面白い」が
　最優先なんですよね・・・
　　ここ ↓ が、そのウェンゲンのダウンヒルコースの、登山電車の橋をくぐる場所です。

　　
　　いかん、またかなりマニアックな内容になってしまいました。ほとんどの人が関心の
　ない記事を書いてしまいましたね・・・スミマセン。
　
　　日本のプロスポーツについて言えば、今日プロ野球の今シーズンの日程が発表になり
　ました。今年は通常通り３月末に開幕、セ・パ・交流戦もあるようですが、東京五輪の
　期間中は試合がないとのこと。今年は大丈夫かな・・・五輪も含めて・・・