2024年GW:スペイン・フランスの旅 ㊼ ボルドー:オー・メドック地区のシャトー巡りツアーに参加しました・・・
今夜は急激に冷え込んだ関東地方南部、オフィスのビルを出た瞬間に、「うわ、寒い」
とつぶやいたオッサン。この時期は懐も心も寒いのですが、一段と寒さが身に沁みます。
でももっと厳しい寒さに耐えておられる北国の方々からすれば、大したレベルではない
のでしょうね・・・(そや。このくらいは我慢せい。by妻)
さて、GW旅行記はいよいよ待望のボルドーのシャトー巡りです。
今回からはワインに関心のない方にとってはどうでもよい、訳の分からない話になり
ますし、次々と耳慣れないシャトーやワインの名前が出てきますが、ご容赦願います。
そもそもシャトーって何だ? はい、ボルドーワインの生産者の邸宅 兼 ワイン醸造所 兼 貯蔵庫 etc・・・なんです。建物はだいたいこんなイメージですね ↓ 😉

しかしフランス語はおろか英語もろくに話せないオッサンは、個人ではとても訪問は
不可能なのでツアーを申し込んでいました。現地の観光局主催のツアーもありますが、
日本語でガイドをしてくれる現地在住の日本人の方(ただし社長はフランス人)が運営
している会社のツアーに申し込みました。
しかし2020年からはコロナで、その後も激しい円安のために日本からボルドーに行く
人は激減しているらしく、かなり経営的には厳しいとおっしゃっていました。この会社
のツアーは、本来は最小催行人数は2人なのですが、おひとりさまのオッサンでも一応
申し込みは受け付けてくれました。2人以上での申し込みならば、有名シャトーを指定
して見学ができる高級ツアーもあるのですが、おひとり様のオッサンは「おまかせ」の
安価なコースしか申し込めませんでした。当然他の方々との相乗りになるはずでした。
しかし・・・なんとゴールデンウイーク真っ最中の5月2日なのに、他に申し込む方
がいなかったのです。その場合は二人分の料金を支払わねばならず、オッサンは衝撃を
受けました。しかも追加分はユーロの現金払いでした・・・うーむ、これなら一流シャ
トーを巡る高級コースとほぼ値段が変わらないぞ・・・なんだか損をした気分です。
しかも出発前に事前にスマホに送られてきた予定表を見ますと、なんとも地味で人気の
ないシャトーばかりが訪問先となっていました。まぁ、そんな事だろうと思いましたよ。
一流シャトーは試飲も有料ですし、ツアー主催者からしたら儲からないんですね・・・
試飲が安価でコストの安い訪問先にした方が儲けが多いのでしょう。お客さんが少なく
て経営が厳しいと言っていましたので、まぁ仕方ないでしょうね・・・贅沢を言っては
いけません。連れて行ってくれるだけで有難いと思わなくては・・・こんな機会は人生
で一度だけと思うので、割り切っておひとり様でもツアーに参加することにしました。
図らずも「貸切ツアー」になってしまいましたが・・・
出発は午前9時。かなり余裕がありますので、ホテルの朝食(料金込み)をゆっくり
頂きました。このホテルはメインダイニングがないのですが(それでも四つ星ホテル)、
朝食用の狭い部屋はありました。係の方もおらず、セルフサービスで好きなものを取っ
てくださいと言う感じ。それでもコーヒーは頼まないといけません。オッサンは係の人
を呼びに行き、温かいコーヒーを淹れたポットを持ってきてもらいました。
このホテルはイマイチだと思っていましたが、朝食は美味しかった。パンとコーヒー
だけのコンチネンタルではなく、ハム・チーズや冷菜、温かい卵料理やソーセージなど
もありました。そしてパンの種類も多く、コーヒーも目が覚めるように美味しい。果物
も生のものがいくつかありましたが、食べにくいのでやめました。(日本の果物と違い
リンゴもブドウもオレンジも小さくて不揃いですが、濃厚な味がするはず。)
ヨーグルトも数種類から選べましたし、米国人向けなのかパンケーキやシリアルなど
も充実していました。飲み物も牛乳や3種類くらいのジュースがありました。
オッサンの旅行で、朝食をこんなにゆったり取ることができるのは珍しいです。
(いや、これが普通やで。朝食抜きとか、電車の中でサンドイッチとか、いつもひどい
目に遭わされていたからな、私は。by妻)

優雅に?朝食を食べ終え、ロビーに行きますとガイドの日本人女性(オッサンとほぼ
同世代っぽい)が、迎えに来てくれていました。挨拶をして、すぐに出発です。ホテル
の前に止めてあったシトロエン?の普通の車です。さぁいよいよシャトー巡りです。
さて、これから向かうのはボルドー市街から北北西の方角にある、オー・メドック地方
と呼ばれるエリアです。その中でもボルドーに近い方からマルゴー、サン=ジュリアン、
ポーイヤック、サン=テステフといった村は、ボルドーの格付ワインの主たる生産地で、
ボルドーワインの愛好家がどうしても訪れたい聖地ともいえるでしょう。マルゴー村まで
約40km、ポーイヤック村まで約60kmもありますので、とても歩いては行けません。鉄道
も通っていますがシャトーと呼ばれるワイン生産者の住居 兼 醸造所 兼 貯蔵庫 兼 販売所
は駅から遠すぎるため、自動車でなければ訪れるのは無理なのです。(下の地図参照)

ボルドーはブルゴーニュと違って、ブドウの栽培面積が広く、オー・メドックの生産者
(シャトー)は2~30haから100haくらいの土地を所有し、1万ケースから3万ケース程
のワインを生産するのです。ブルゴーニュの生産者は「農家」みたいな小規模ですが、
ボルドーの生産者は「中規模企業&工場」という感じなのです。もちろん所有者は大金持
ちなんですね・・・(オーナーにはあのシャネルやモエ・ヘネシーグループ、アクサ生命
保険や日本のサントリーなどの大企業も名を連ねています。)
ボルドー中心部を出てしばらくは住宅街が続き、路面電車の通る道を走ります。10分
程で郊外に出ると、のどかな田園風景が広がります。そして周囲にブドウ畑が見えてき
ました。しかし、目指すオー・メドック地区は遠いです。マルゴー村の入口までたどり
着くのに1時間、そして最初の目的地のサン=ジュリアン村のシャトーまで、さらに20分
程走りました。オー・メドック地区に入ると、もう周囲は一面がブドウ畑です。左右の
どちらにもブドウ畑が広がり、シャトーの建物が点在しているのが見えます。オッサン
は早くもコーフン気味です。(アホ)

もう5月なので、かなりブドウの葉が出そろっています。

こちらの畑は下草を生やしたままの自然な栽培をしているようです。(単に面倒臭い
だけとちゃうやろな・・・by妻)
メドック地区の主要なワイン生産地の村を貫いて通るD2と呼ばれる道路を、オッサン
を乗せたシトロエン?が快走します。マルゴー村の中心では、オッサンの敬愛する格付
第三級シャトーの雄、シャトー・パルメ様の建物が見えました。ちょっとフォト・スト
ップをお願いしようかと思いましたが、時すでに遅し。通り過ぎてしまいました。😟
仕方がないのでネットからの写真を借用しました。

ワインのエチケット(ラベル)は、黒地にこのシャトーの建物を金色で描いたもの。
やっぱりラベルと同じ建物だよなぁ(そんなん、当たり前やろ。by妻)

オッサンはプリムールでお買い得の2019年のシャトー・パルメを購入しております
ので、開けるのが楽しみです。(今回の旅行記事とは関係ないやろ・・・by妻)
しかし凄いよな~ 本当にシャトーの本物の建物があるんですよ。(だから当たり前
だっつぅの。by妻) 続いてサン=ジュリアン村に入りますと、この村を代表する著名
シャトー、格付第四級のシャトー・ベシュヴェル様の麗しいお姿が!

ガイドのお姉様は、オッサンがコーフンして窓を開けて身を乗り出さんばかりにして
シャトー・ベシュヴェルを眺めているのに気づき、気を利かせて車を停めてくれました。
ただ駐車スペースは無いので下車はせず、窓を開けて写真撮影をさせてもらいました。
シャトーの建物に隣接して、近代的なゲストハウスがありました。来訪者はこちらで
試飲をしたり説明を受けたりするみたいですね。

ちなみにジロンド川の方から見るシャトーの建物はこんな感じ ↓ で、まさにちょっと
した宮殿のようです。人気が高いのもわかります。

こういうシャトーを見学させてもらって、試飲ができたらよかったのですが、 支払う
お金が足りなかったようです・・・(恨みがましい言い方やな。by妻)
このシャトーはラベルには帆船の絵が描かれていて人気が高く、四級の割には値段も
高めなので、オッサンのセラーには1本しかありません。
(プリムールで購入した2009年もの。当時の価格は5,600円。現在の4分の1でした。)

ということで、訪問をしたわけでもない、ただ単に通り過ぎただけのシャトーを2つ
チラ見しただけでもコーフンが収まらないオッサン。ガイドのお姉さんが運転しながら
あれこれ解説をしてくれていますが、上の空です。😆
そして、午前10時半にアポを取っていた最初の訪問先シャトーに到着しました。
シャトー・ベシュヴェルからもほど近く、サン=ジュリアン村の中心(といってもお店
などもなさそうな集落)付近の、D2道路沿いにありました。ここは、元々格付されてい
ないけれども実力派と噂されているシャトー・グロリアの所有者の邸宅 兼 醸造所 兼貯
蔵庫だったのですが、そのオーナー家が第四級格付のシャトー・サン=ピエールを買収
し、今ではこの2つのシャトー名のワインを作っているようです。
ただし、昔ながらの風格あるシャトー・グロリアの建物は今も残っていますが、新た
に取得したシャトー・サン=ピエールの建物は別の場所にあるのか、ここには見当たり
ません。その代わり近代的な醸造施設が建設され、シャトー・グロリアとシャトー・
サン=ピエールのワインの醸造と樽熟成が行われているようです。

上の写真がシャトー・グロリアの建物です。今ではオーナーの邸宅としての役割しか
なく、そのため当然非公開です。外観の写真のみです。
そして下の写真が、シャトー・サン=ピエールとシャトー・グロリアの2つのワイン
を醸造・樽熟成させるために作られたシャトーの新しい施設です。オッサンが訪問した
のはこちらの建物で、事務所や訪問者のための試飲スぺースなどもありました。かなり
デカいです。相当お金がかかっているはず・・・そしてその投資ができるくらい十分に
儲かっているんでしょうね・・・

さて、いよいよ本場ボルドーの格付赤ワインのシャトー内部の見学に参ります。
はい、長くなりましたので、いつものようにここで続きます・・・悪しからず。😆
(引っ張るよな~ この分ではボルドー編がいつ終わるかわからんの~ by妻)
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