2025年8月:クロアチア・オーストリアの旅 ㉛ ザブレブ旧市街の駆け足観光・・・
今日はことのほか寒い1日でしたね。この週末からは3連休も全国的に酷い寒さ、日本
海側では大雪に注意ということです。雪が積もらない太平洋側は恵まれていますが、それ
でも関東地方南部でも週末は最低気温がマイナスになるという予報。慌ててハイビスカス
とブーゲンビレアを室内に取り込みました。ジャカランダは防寒用のビニールでも被せて
おくか・・・
さて、そんな真冬の寒い日々が続く中で恐縮ですが、昨年夏の旅行記を続けます。😆
クロアチアの首都ザグレブのホテルにチェックインし、午後4時過ぎから旧市街の観光
を開始しました。(路面電車を乗り間違えたから4時10分スタートやな。by妻)
現代ザグレブで最も賑やかなイェラチッチ総督広場で路面電車を降り、ここから北側
にある旧市街に向かいます。どうやらこの広場が旧市街と新市街を分けているようで、
広場の北側は小高い丘になっていて、少し登り坂になります。

地球の歩き方に載っていたザグレブ中心部の地図を掲載します。

イェラチッチ総督広場の周辺と、旧市街の中心部は歩行者天国になっています。
この中心部は谷間になっているようで、左右の丘は中世の時代には別の街であったそう
です。右側がカプトル、左側がゴルニィ・グラードというらしく、いずれもハンガリー
王国の時代に建設されたこの2つの街が一体となったのは、17世紀のことだそうです。
カプトルは司教座が置かれた宗教都市、ゴルニィ・グラード(旧名グラデツ)は商工業
都市と性格を異にしていたようです。ハンガリーの首都ブダペシュトも、ブダとペシュ
トという2つの街が合体した都市ですが、ブダとペシュトの間には大河ドナウ川が流れ
ています。一方ザグレブの2つの街は、ほんの小さな谷を隔てた隣り合う丘の上に建て
られていますので、より密接な関係にあったのではないかと思います。
実際にこの旧市街を歩いていますと、カプトルとゴルニィ・グラードの境界がどこな
のかもわからないくらい今では一体化されています。いずれにせよ、中世というのは、
様々な意味で狭い世界の中で人々が暮らしていた時代なんだなと思いました。
イェラチッチ総督広場の北側は、こんな ↓ 感じで坂道になっています。中世にはここ
が2つの街を隔てる谷間だったのでしょう。今では観光客向けの飲食店やお土産物屋が
軒を連ねています。しかしザグレブは、スプリットやドゥブロヴニクのように観光客が
どっと押し寄せるような街ではないので、意外に閑散としています。午後4時半頃です
から買い物客や観光客がもっといてもおかしくないですが、思いのほか空いています。

さて、まずはザグレブ一の格式を誇る聖母被昇天大聖堂に向かいます。ただし、ここ
は数年前の大地震で崩壊(塔部分が崩落)してしまい、いまだ修復中と聞いていました
ので、おそらく見学はできないだろうと思っていました。とりあえず行ってみましたが、
やっぱり・・・

残念ながら塔の部分は左右とも修復中で、内部も立ち入り禁止でした。1880年の地震
でも一度崩壊して建て直したらしいです。バルカン半島は結構地震が多いのですね・・・

ネオゴシック様式で、2つの尖塔を持つ堂々たる教会ですが、これではその素晴らしさが
よくわからないですね・・・まぁ仕方ない・・・先を急ごう。
旧市街の谷間にある有名な青空市場に行ってみましたが・・・

まぁね。市場なんて言うのは朝に行かないとダメですね。午後4時半に行っても何も
ありませんでした。午前中に行けば、活気がある市場の様子が見学できるのでしょう。
続いては、ゴルニィ・グラードの入口の一つであった「石の門」に向かいます。ここ
も行ってみると、意外に小さくてちょっと拍子抜けでした。

中世のゴルニィ・グラードは城壁で囲まれていて、この門はその入口の一つでした。
まぁ敵の侵入を防ぐことが優先でしたので、こんな感じにしたのでしょうね。面白いの
は、門の先が右に大きくカーブしていること、そして左側には聖母マリアの祭壇が設置
されていることです。

上の写真の右手部分が聖母マリアの祭壇です。そして道路を挟んで左側に信者が祈り
を捧げる場所が設置されています。今でも敬虔な信者はここでお祈りをするのでしょう。
そういえばクロアチアはカトリックの国でした。同じ民族なのに宗教が異なる(正教の)
セルビアとは犬猿の仲となってしまいました。
そういえばここでは、日本人団体のツアーの方々に遭遇しました。ガイドさんが日本
語で解説をしてくれているので、オッサンは立ち止まってそれを聞いていました。😆
(ガイドさんの説明をタダで聞いたらアカンと思うけど・・・by妻)
石の門を通り抜けるところを動画で撮影していましたので、ご参考までに・・・
なお、この旧市街にはなかなか楽しいお店がありました。時間が無くて立ち寄ること
ができなかったのが残念です。

なんだか楽しそうなお土産物屋さんですが、ちょっと入るのがためらわれる感じです。
クロアチアの民俗衣装みたいなものも売っていたのかもしれないので、ちょっと覗いて
みればよかったかな・・・
そして有名なネクタイのお店クロアタがありました。店先にクロアチアの紋章である
赤と白の市松模様の大きなネクタイが掛けられています。実はクロアチアはネクタイの
発祥の地らしいのです。ある女性が出征する恋人の無事を祈って、その首に布を巻きつ
けた・・・のがその始まりだとか・・・まぁホントかどうかは知る由もありませんが、
クロアチアでネクタイが生まれたというのは事実のようです。しかし、クールビズが
一般化した昨今では売れ行きが心配ですね。(オッサンも買わなかったやろ。by妻)

そしてワインバーもありました。店頭にあったリストを見ただけでオッサンは心拍数
が上がってしまいました。😆(アホ)
クロアチア中のさまざまなワインがたくさん揃っており、しかもほぼすべてがボトル
だけではなく150ml(ボトルの1/6)でも提供されているのです。オッサンはふらふらと
この店に入りそうになりましたが、ここでワインの試飲をしてしまうとこの後の観光を
諦めることになってしまいます。オッサンにしては珍しく試飲を諦めました。
(ほぅ、我慢できることもあるんやな・・・by妻)

断腸の思いでワインバーから立ち去り、ゴルニィ・グラード地区の観光スポットに急ぎ
ます。石の門からは歩いて5分程で到着しました。

はい、ザグレブのランドマークの一つ、聖マルコ教会です。しかし、ここも柵で囲わ
れており、建物に近づくことすらできません。実はこの教会周辺はクロアチア政府関連
施設が集中しているため、テロを警戒してしばらく前から一般人の立ち入りが禁止され
ているのです。なんだぁ、ここも見学できないのか・・・😫
しかしこの教会の瓦屋根を飾る独特のモザイク模様を見るだけでも楽しいです。左側
の紋章はクロアチア王国の紋章(赤と白の市松模様)とダルマチア地方、スラヴォニア
地方という現代クロアチアを代表する地域の紋章を組み合わせたもの、右側はザグレブ
市の紋章だそうです。

動画も少し撮影していました。
この後は、旧市街と新市街を一望できる展望スポットに向かいます。13世紀の要塞が
起源のロトゥルシュチャク塔です。(クロアチア語は言いにくいのぅ。by妻)
さほど高い塔ではありませんが、ココからの眺めは素晴らしいとのことでしたので。

ここは丘の上の見晴らしの良い場所にありますので、眼下に新市街がよく見えます。
いくばくかの入場料を支払って階段で塔の上に登ります。訪れている観光客はごく僅か。
おぉ、なかなかいい眺めです。さっき見てきた聖マルコ教会が良く見えます。あ、
ザグレブの街って背後はすぐ山なんですね・・・旧市街の建物は赤茶色のレンガ屋根で
統一されています。規制があるのかな・・・

カプトル地区の聖母被昇天大聖堂も見えます。なんだか治療中の病人みたいで、痛々
しい姿ですね・・・(ま、修復中やから治療中みたいなもんやな。by妻)

新市街の方は低い場所にあるのでさらに遠くまで見通せました。

動画も少し撮影していました。
小一時間程、旧市街を観光と言いますか散策しました。まだ夏の夜は明るいのですが、
時刻は午後5時を回りましたので観光はこれにて終了。少し早めの夕食にします。
ちょっとお目当ての店がありますので新市街に戻ります。続きは次回です・・・
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