Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

ボルドーワイン・エクスペリエンス2023に行ってきました・・・(前編)

Bonne

  昨日、エノテカさん恒例のボルドーワインの新ヴィンテージのお披露目試飲会

 に行って参りました。2019年から5年連続です。(ホンマにもー。by妻)

  関東地方を台風が直撃するのではないかとヒヤヒヤしていましたが、台風は既

 に通り過ぎましたので、無事に開催されました。

  この試飲会は毎年人気があり、早めに申し込まないとすぐ満席になります。

  昨年から、金持ちコースと一般人コースに分かれていますので、当然貧乏な

 オッサンは一般人コースを申し込みました。それでも参加費用は税込み16,500

 円とかなり高額です。まぁ高騰したボルドーの格付けシャトーが25種類も試飲

 できますので、まぁ仕方がありません。一杯30mlですから25本で750ml、丁度

 ボトル一本分ですね。😆 あと、グラス2脚も持ち帰ることができますし。

  ちなみに金持ちコースでは、まだ発売されていないシャトー・ラトゥール様

 を除く1級格付4シャトーと、そのほか超有名一流シャトーのワインが15種類

 試飲できるそうですが、一般人コースの2倍の料金で、量も少ない(450ml)

 ので諦めました。金持ちコースにはシャトー・パルメやレオヴィル・ラス・

 カーズやデュクリュ・ボーカイユー、ラ・ミッション・オー・ブリオンや、

 サン=テミリオンのフィジャック、シュヴァル・ブラン、ポムロルのトロタ

 ノワという垂涎の銘柄が出されますが、一般人コースにはそれらのシャトー

 は出てきません。ちぇっ、まぁ仕方がない。


  ここから先はワインに興味のない方には訳の分からない内容となりますが、

 ご容赦ください・・・(いつものこっちゃ・・・by妻)

  店内には試飲するワインがずらっと並んでいて購入できます。金持ちコース

 にしか出てこない高級ワインもありましたが、格付第1級ワインは10万円越え

 ですし、その他も4万円以上しますのでオッサンには購入対象外です。まぁ、

 一般人コースで試飲したワインで気に入ったものがあれば検討しよう・・・

  シャトー・マルゴー様は12万6千円・・・パルメ様は7万7千円・・・

 (オッサンの光ったオデコが写り込んでいるで・・・by妻)

  2級格付のデユクリュ・ボーカイユーとレオヴィル・ラス・カーズは4万円台。   

  昔の価格から考えると愕然としてしまいます。格付1級シャトーは1990年頃の

 10倍、スーパーセカンドと呼ばれるパルメ様やラス・カーズでも5倍以上になっ

 ています。そこまで遡らなくても、近年で最もお買い得だった2019年ヴィンテー

 ジからわずか4年で1.5~2倍になってしまいましたので、一般給与所得者には

    もう買えませんわ。

  ちなみに第2級格付のシャトー・コス・デストゥルネルだけは、事前購入者で

 売り切れたらしく販売されていませんでした。スーパーセカンドの中では手頃な

 33,000円だったので注文が殺到したようです。


  さて、気を取り直して一般人コースの試飲会スタートです。13時から15時まで

 なのですが、少し早めに行っても試飲を開始できますので、オッサンは、20分も

 前にエノテカ広尾本店に参りました。しかしなんと驚いたことに既に20人以上

 の方が店に到着し、受付を済ませて試飲を始めていました。どんだけ早く来とる

 んや!(オッサンより「うわて」の人たちがいっぱいおるんやな・・・by妻)


  まずは辛口の白から試飲します。サン=ジュリアン村の格付け第四級の

 シャトー・タルボの造る「カイユー・ブラン・ド・タルボ」と、サン=テステ

 フ村の第二級格付コス・デストゥルネルの造る白のセカンド・ワイン「パゴド

 ・ド・コス・ブラン」です。普段あまり飲まない(高いから)ので、興味深い

 試飲です。どんな感じかな~?

  今回は酔っぱらってアホなメモにならないよう、試飲しながらスマホのメモ

 に記入しました。ということで、今回はバッチリです。😆

 (前回は酔っぱらって自分で書いた字が読めなかったからな・・・by妻)

 

 <試飲メモ>

 ①カイユ・ブラン・ド・シャトー・タルボ 2023 (税込9,680円)

  いつものように、若いボルドー白のちょい臭い香り。(オッサンはこの香りが

 苦手です。)ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンのブレンドです。香りは嫌です

 が味わいはすっきり、なめらか。


 ②パゴド・ド・コス・ブラン 2023 (精込13,200円)

  こちらは臭い香りがしない。やや酸味が強い感じだが、密度が高く高級感あり。

 この品質でセカンド・ワイン(格落ち)とは恐れ入りました。


  さて、いよいよ赤ワインです。小手調べにまずはポムロールのワインから。

 (ジロンド川)左岸のメドック地区がカベルネ・ソーヴィニヨン主体の骨格の

 あるワインであるのに比べ、右岸と言われるサン=テミリオンやポムロールの

 ワインはメルロー種が主体の豊満なワインとなります。さて、どんな感じか? 

 写真下の左がシャトー・オザンナ、右がシャトー・ラ・グラーヴです。

   


 ③ラ・グラーヴ・トリガン・ド・ボワセ 2023 (税込8,580円)

  やや明るい色。軽やかで早くから飲めそう。(それだけかい!by妻)


 ④オザンナ 2023 (税込29,700円)

  手ごわそうな強い香り。でも口に含むと渋さよりも果実味が勝る感じ。コク

 があって華やか。でも3万円近くするのか・・・


  ポムロールのワイン2種を飲んだ限りでは、意外にも柔らかくて早く飲み頃

 になりそうな感じです。では左岸のメドック地区のワインはどうでしょうか?

 手始めにサン=ジュリアン村のシャトーの飲み比べです。


 ⑤サン=ピエール 2023 (税込11,000円)

  涼しげな香り。いつもより渋味が少なく、なめらかな感じ。2023年は柔らかい    

 のかな? でも後味はザラザラ。


 ⑥タルボ 2023 (税込12,650円)

  こちらも涼しげ。もう少し洗練された感じ。意外にも飲みやすい。後味はそん

 なにタンニン(渋み成分)が出ていない。不思議。


  うーむ、やっぱり左岸のメドックも例年よりも取っ付きやすい感じです。最近

 は若いうちからでも飲めるような造りになっているとはいえ、ちょっと意外です。

 昨年(2022年)は偉大な年と言われ、ヘビー級のモンスターワインがたくさん出

 てきましたが、今年はまるで違うイメージ。軽かった2021年に近い感じです。


  あ、ここでゲストのシャトー代表の方々が登場され、スピーチをされることに

 なりました。この間は試飲は中止して、皆さん耳を傾けます。今回はシャトーの

 オーナーやファミリーの方はおらず、それぞれのシャトーのアジア太平洋地区の

 マーケティング担当の方が来ていました。なんと全員が女性です。うち3名は、

 チャイナ系の方。ボルドーのシャトーが巨大市場であるチャイナを向いている事

 がわかります。日本人も頑張ってほしいところです。(どうでもえぇ。by妻)

  右から、格付第一級のシャトー・ムートン・ロートシルトをはじめポイヤック

 地区のワインをメインとするバロン・フィリップ・ロスチャイルド社の方。

 隣はサン=テステフのスーパー・セカンドの第二級コス・デストゥルネルを所有

 する会社の方。お次は、マルゴー地区の第三級ジスクールを所有する会社の方。

 一番左は右岸地区のポムロル、サン=テミリオンの著名シャトーを数多く所有す

 るジャン・ピエール・ムエックス社の方。そう、どこもちょっとした企業なんで

 すよね。ボルドーは規模が大きく、シャトーの経営は企業経営みたいなものなの

 ですね。マーケティング担当なんて言う方がいるくらいですから・・・


  さて、そのマーケティング担当の女性たちいわく、「2023年は春が天候不順の

 ため当初の生育が悪く、雹害もあって品質面では厳しい年になると思われました。

 しかし8月以降天候が好転し、まずまずの熟度の健全なブドウがたくさん収穫で

 きました。」とのこと。そしてワインのスタイルは・・・

  「熟度が不足しているわけではないですがアルコール度が低く、早いうちから

 親しみやすい、チャーミングなワインとなりました。」とのこと。なるほどね、

 やっぱりそうだったのか・・・アルコール度が低いので、アルコールの揮発した

 ような香りが出ず、涼しげな香りとなめらかな味わいになっているようです。 

 確かに例年ですと30mlの試飲とはいえ、最後の方はかなり酔っぱらってしまうの

 ですが、今回はそんなことはありませんでした。早く飲み頃になる優良なワイン

 がたくさんあり、もっと価格が安ければお勧めなのですが・・・


  さて、スピーチが終わると試飲再開です。15時半からは金持ちコースの試飲会

 が始まってしまうため、試飲サービスの終了時刻は14:45とのこと。あと1時間強

 しかありません。急がないと!


  お次は左岸メドック地区の南部マルゴー村・カントナック村のワインです。 

 

 ⑦ブラーヌ・カントナック 2023 (税込15,400円)

  上品な香り。思ったよりも柔らかくて美味しいかも。気難しいワインという

 イメージがあったが、これは意外だ。


 ⑧デュ・テルトル 2023 (税込9,020円)

  華やかな香り。わ、ちょっと甘く感じるほどの味わい。果実味が強いのかな。    

  渋み成分が比較的少なく、果実味がより前面に出ているのかもしれない。  

  今回試飲したメドック地区のワインで唯一1万円を切る良心的な価格です。

 

  どんどん行きます。次はメドックの華、ポーイヤック村のワインの比較試飲。

 ボトルの写真を撮り忘れましたが、左がクレールミロン、右がダルマイヤック。

 バロン・フィリップ・ド・ロートシルト社のワインです。新しいワインにしては

 色が明るいです。(いつもはもっと黒いです。)    

  下の写真の一番左端がクレール・ミロン。その隣がダルマイヤックです。

 

 ⑨クレール・ミロン 2023 (税込17,500円)

   これも上品。なかなかいい味。

  (急いでいるんか、だんだんコメントがいい加減になってきたぞ。by妻)


 ⑩ダルマイヤック 2023 (税込10,670円)

   香りは穏やか。渋味が全く感じられないくらいに、なめらか。ちょっと

  信じられないくらい・・・


  

  ここで変化をつけるために右岸のワインに戻ります。😆

  サン=テミリオンの一流ワインを比較試飲します。

    

  左がベレール・モナンジュ、J=P・ムエックス社の一押しワインです。ボル

 ドーで最も高価なシャトー・ペトリュスと同様にメルロー種100%のワインです。   

 右はシャネルが買収して品質がぐんぐん上がっているシャトー・カノンです。

 これは2024年にサン=テミリオンのワインショップでオッサンが購入したシャト

 ーなので愛着を感じます。(購入したのは2016年、約3万円と張り込みました。)

  さぁこのワインたちはいったいどんな感じでしょうか?


 ⑪ベレール・モナンジュ 2023 (税込29,700円)

  甘い香り、甘い味わい。なめらかですがちょっとあざとい味。メルロー100%

 のワインらしい感じ。(先入観が入っているかも・・・😆)


 ⑫カノン 2023 (税込30,800円)

  うわ、高級感を感じる香り。(なんやそれ?by妻) 甘いけれども緻密さが

 あり、高級感のある味わい。さすがです。やっぱり近年は品質が上がっている

 感じです。(オーナーのシャネルがちゃんと投資をしているんでしょうね。)

  

  そして前半のトリは、右岸のポムロールの雄、ラ・フルール・ペトリュス

 です。一般人コースでもカノンやこのような大物を入れてくれて有難いです。  

   

 ⑬ラ・フルール・ペトリュス 2023 (税込38,500円)

  強烈な香り。やはり甘さを感じるが、それだけではないポテンシャルがある。      深い。(初めてポテンシャルという単語が出てきた・・・)


 時間の余裕があまりないので、コメントがだんだん短くなっているのが笑える。

 ちょっと長くなりましたので、ここで前半終了とします。続きは次回です。😆

 (最近ワインの記事しか書いとらんやろ・・・by妻)



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