Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

南紀への旅 ⑤那智山:熊野那智大社参詣 ~その1:熊野古道~

  放っておくと忘れてしまいそうな? 南紀の旅の記事を再開いたします。 このブログ

 を御覧頂いている皆様も、もうどうでもいいモードになりつつあるかもしれませんが、

 始めたからには終わらせなければならない。 (戦争も一緒。 早く終わってほしい。 )


 ・・・と言いつつ、その前にやはり今夜のタイガース。 午後9時頃に帰宅しましたが、

 電車の中でネットで速報を見ていたら0-0のまま延長戦に突入していました。
 オッサンがテレビをつけると負けると思い(その通り。 by妻)、テレビを見ずに心の中

 で応援していましたが・・・たった今、プロ野球速報を見たら、やっぱり延長10回裏に

 ドラゴンズのサヨナラ勝ち・・・阪神はどん底からさらに底割れして、無限地獄に陥っ

 てしまったようです。 1勝1分14敗か・・・ここまで負け続けるのも難しいよな。

 これで勝率は6分7厘と、プロ野球最低記録を更新。トホホ・・・

  今日は先発予定だった伊藤将司投手がコロナ陽性のため登録抹消となり、急遽代役で

 小川君が投げたとのこと。 その小川君や投手陣は頑張ったのに、打つ方がさっぱりや。
 明日も中日が柳投手だと思いますので、厳しい状況です。 1ケ月の負け試合数の記録を
 更新しそうな勢いです。 間違いなく、きっと更新してしまうでしょう・・・やれやれ。


  と、ブログでちょっと愚痴を吐いた後は、気分転換に旅行記事を続けます。
  紀伊勝浦のホテル浦島で洞窟温泉を楽しんだ後は、再び送迎船に乗って勝浦の港まで
 戻ります、あ、そうそう、オッサンは朝5時起きで再び洞窟温泉(忘帰洞)に浸かりに
 行きました。 洞窟風呂に浸かりながら、洞窟の外の太平洋から登る日の出を拝むことが
 できました。 写真を撮れなかったのが残念ですが、とてもすがすがしい光景でした。

   朝早くだというのに、かなりの宿泊客がやってきていて場所取りに苦労しましたが、
 とても感動的なシーンが見られて満足しました。 宿泊客だけの特典ですね。

  あ、ネットを探したらそれらしい写真が見つかりましたので、参考までに。 確かに

 こんな感じ ↓ でした。 とても印象的でした。  

   

  ちなみに特等席の露天風呂はこんな感じ ↓ です。 かなりの広さですが、たくさんの

人がおしかけて、満員でぎゅうぎゅうでした。 しかも順番待ち・・・


  さて、午前8時半には連絡船で勝浦の港に着き、荷物を引きずって紀伊勝浦駅前まで

 参ります。 バス会社のオフィスにあるコインロッカーに荷物を預けて、9時のバスで

 次の目的地、世界遺産に指定された那智山まで参ります。

  那智熊野エリアには、3つの著名な神社があり、そこに参詣するための古道を含めた

 広い地域が観光名所となっていますが、いつも時間のない「バタバタ貧乏旅行(by妻)」

 のオッサンには今回の旅行で全部を見ることは不可能です。紀伊勝浦駅からバスで直接

 訪れることができ、有名な那智の滝もある一番お手頃な?熊野那智大社だけを見学する

 ことにしました。(全部を効率よく巡るにはレンタカーを借りたほうがよいでしょう。)


  バスは那智の滝や熊野那智大社の近くまで行くことができますが、オッサンはガイド
 ブックで見た「熊野古道の一部」という参詣路を歩いてみたくなり、その入口となって
 いる「大門坂」のバス停で途中下車しました。
  あれ?意外にも人里近くの、比較的標高の低い場所でしたが、ここから歩いて那智山
 まで行けるのでしょうか?

     

   はい、オッサンは甘く見ていました。(いつもどおりやな。by妻)
   古(いにしえ)の熊野古道の雰囲気を残しているというこの参道は、最初のうちは
  こんな感じ ↓ でなかなかいい雰囲気でした。

     

  しかし、しばらく歩くうちにだんだん急な坂になり、登るのがしんどくなりました。
 写真で見てもかなりの急勾配です。しかも足元が悪いので、かなり慎重に歩かないと
 いけません。昔の人は、ずっとここを歩いてきたんですよね・・・これは大変だ。    

     

  年配の方々もかなりいましたが、両手に杖のような支えを持ち、休憩しながら登って
 いました。オッサンもだいぶ息が上がり、途中のベンチに座りこんでしまいました。
    そしてついでにこんな写真を撮っているオッサン。(アホ) 

  はっきり言って、ちょっとした登山ですね。ここを歩くのならば、それなりの装備を
 してきたほうが良いと思います。こんな坂道を40分くらいかけて、なんとか登りました。


  途中では、ガイドのおばさんが引率するツアーを見かけました。休憩しているふりを
 して、その解説をタダで聴いている図々しいオッサン・・・(ちゃんと金払え。by妻)
 なんと、ガイドさんが案内している場所からは、遠目に那智の滝が見えるというのです。
 オッサンが目を凝らして見ると、確かに遠くにうっすらと滝の流れが見えました。
  昔の参詣者は、ここで那智の滝を初めて目にし、感動のあまり涙したということです。
 那智の滝自体が、信仰の対象となる「神様」だったので、辛く厳しい長旅の末にやっと
 神様を拝むことができたというわけですね。(ガイドのおばちゃんの受け売りや。by妻)
  しかし残念ながら、遠すぎて写真がうまく撮れませんでした・・・ 


  那智の滝を遠目で見ることができて、ちょっと元気を取り戻したオッサン。なんとか
 エッチラオッチラと山道を登り切り、熊野那智神社の下にある駐車場に辿り着きました。
 暗い杉並木の山道を登っている時は気になりませんでしたが、この日は雲一つない晴天
 でとても気温が高く、熊野那智神社に向かう急な石段を登っているうちに汗だくになり
 ました。しまった、半袖のTシャツを持ってくればよかった。
  流れ出る汗をふきふき、ようやく那智熊野神社の鳥居の下までやってきました。

     

  かなり山の上まで登ってきました。振り返るとこんな感じです。この下の家々は、
 熊野那智大社の小さな門前町で、お土産屋さんや食堂が並んでいました。
  たぶんあの左下の方に見える谷のあたりから、歩いて登って来たと思われます。
  疲れた~😩

 

  さぁ、一息ついたあとは熊野那智大社と、もう一つのみどころである西国第一番札所
 でもある那智山青岸渡寺(なちざんせいがんとじ)を見学します。そうです、格式高い
 神社とともに、これまた著名な仏教寺院があるのです。楽しみです。
  だけど、続く、やろ?(by妻) スミマセン・・・