昨夜から、もしかしたら・・・と思っていたことが現実になってしまいました。

　

　　英国エリザベス女王様が、在位７０年のお勤めを終えられ、天に召されました・・・
　　第二次世界大戦後のチャーチル卿から、つい数日前に叙任式を受けたトラスさんまで
　多くの英国首相が女王のもとに仕えてきました。長らく英国の象徴であり続け、世界に
　おいて最も注目される英国王室を守り抜いてこられました。これほどまでに崇敬される
　君主は、世界広しと言えども他にいないでしょう、少なくとも現在においては・・・

　　女王の後は、息子のチャールズさんが国王を継ぐことになります。英国国歌の歌詞も、
　紙幣も切手も、新しいものに変わることになります。オッサンは昔、英国の切手を購入
　したとき、国名がどこにも書いていなくて、左上にエリザベス女王の横顔のシルエット
　が描かれているだけだったのを見て、とても驚いたことを思い出しました。

　　その理由は二つあり、ひとつには英国は世界で最初に切手を発行した国であり、国名
　を刻む必要がないとの自負。もうひとつの理由は、この女王の横顔シルエットだけで、
　たちどころに英国のものだとわかるからなのです。

　

　今頃は、数年前に他界した夫君のフィリップ公と、天国で再会されていることでしょう。
　最後に今一度・・・

　　　God　Save　The　Queen　！　　God　Save　The　World　！