Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

マドリードの日曜日・・・

  今日はマドリードで一日中過ごしました。

睡眠時間は3時間半で、朝7時半から

  深夜0時半まで、マドリードの街を駆けずり回りました。疲れたぁ!😣


  日曜日の朝は街中もひっそりしています。スペイン人も観光客も宵っぱりですからね。オッサンは朝7時半にホテルを出発し、ソルからマヨール広場へ向かいます。


  マドリードの歴史的な広場、マヨール広場にはソルから徒歩5分で到着しました。

  (だからパンタはいらんやろう。by妻)

  長方形の大きな広場の周りを鮮やかな色の建物が取り囲んでいます。一見華やかに

 見えますが、パリのコンコルド広場同様に、処刑の場所でした。酷いわな。


  続いて午前10時に事前予約していた王宮を見学します。以前のハプスブルク家の

 王宮が火災で焼失した後、19世紀初頭に建てられた比較的新しい王宮です。

  内部は撮影錦糸町と聞いていましたが、完全OKとなっていました。たぶん現在の

 王室の居城ではないからかな?ゴージャスな

部屋をたくさん見学できます。

  あ、この絵はゴヤさんですね。宮廷画家でしたから、王室の方の絵を描く役目が

 ありましたからね。


  晩餐会が開かれた大広間も凄いです。写真撮影OKなので撮りまくりました。😆


 この後12時に、見学予約をしている観光スポットがありますので、早めの昼食です。

  マドリード名物のボガディーリョ・デ・カラマレスです。イカリングフライをパン

 に挟んだものですが、アツアツでいけました。ビールにもよく合いました


  12時には予約しないと見学できないデス・カルザス修道院へ。訳ありの王族の

 女子が死ぬまで入った(押し込められた)場所で、宗教芸術の宝庫なのです。

 スペイン語のガイドさんに従っての見学です。(全然わからんやろ。by妻)


  午後からはマドリードの三大美術館の一つ、ティッセン・ボルミネッサへ。

 ルネサンス以前から現代絵画まで、かなりの量と高い品質の作品が展示されていて

 大人気です。写真撮影OKの太っ腹でしたので撮りまくりました😆。

  ルネサンスとモダンアートの代表作をそれぞれ一つだけ掲載します。

  ギルランダイオさんの秀作「ジョヴァンナ・トルナブォーニの肖像画」です。

 横顔が美しい美人さんですね。モデルさんがイイので?大人気の絵です。

  そしてスペイン、いや世界最高の近現代の芸術家ピカソ様の「鏡を持つアルル

 カン」です。キュビスム以前の初期の人気作ですね。

 

  圧巻のコレクションですが、駆け足の50分で鑑賞しました。😆


  と言いますのも、午後5時から王立劇場でオペラを鑑賞するためです。ネットで

 簡単に良い席が取れましたので、楽しみにしていました。

  思ったより小さな劇場ですが、馬蹄式の観客席タイプの伝統的スタイルです。

  オッサンは奮発して平土間席で鑑賞しました。演目はワーグナーの大作「ニュー

 ルンベルクのマイスタージンガー」でした。 (スペインまで来てドイツものかい!by妻)

  たまたまこの日にこの演目だっただけですが、見応え聴き応えがありました。

 有難いことにカーテンコールは撮影OKでした。観客席も盛り上がりました。

  しかし休憩を挟んで5時間半の長丁場でしたので、観る方も疲れました。😅

 (途中で意識を失いそうになっとったな。by妻)


  オペラの前には日曜日でも開いているデパート「エル・コルテ・イングレス」の

 食品売り場でお土産を買ったり早めの夕食をとったりしていました。

  マッシュルームのタパスは絶品でした。


  オペラ鑑賞後は小腹が空いたので、深夜まで営業している庶民的なバルへ。

  アツアツの小エビのアヒージョと、ワインを頼むと付いてくるおつまみ(生ハム

 とケソ、つまりチーズです)、どちらもめちゃ旨です。ワインが進むわ。😆

  (また調子に乗って二杯飲んだやろ〜 by妻)


  ということで2日目も目一杯、マドリードの1日を楽しみました。

  就寝は午前2時、また寝不足になりそうです。😆


  翌日はマドリード最後の日、午後から次の町に行きますので、さらに忙しく

 なりそうです。(これ以上忙しくなるんかい! by妻)