2022年10月 広島の旅 ⑩3時間並びました・・・
このところ、どうもやる気が起きなくてちょっとブルーな感じですが、今週末は予定
がないので、少しのんびりして何もしないで過ごそうかと思います。
今夜はせめてブログの続きを書くか。広島の旅がまだ途中でしたので、続けます。
広島の平和記念公園と原爆ドームを見学し、ちょっと神妙な面持ちとなったオッサン
ですが、その後はスパッと切り替えて夕食に向かいます。(オッサンの得意技や。by妻)
原爆ドーム前から市電に乗って中心街近くの八丁堀まで参ります。広島は市電の路線が
充実していて、いろいろな路面電車が走っていて楽しいです。最近流行りの低床型電車
は、ホームと電車の床の高さが同じなので乗り降りに便利です。新型車両は車内も綺麗
で明るく、乗り心地もいいのです。ヨーロッパの路面電車みたいですね。
ここから徒歩数分の場所に目指すお店がありましたが・・・あれ? お店の明かりが
ついていません。なんと、ここはお昼だけの営業でした。😭 (ちゃんとガイドブック
にも営業時間が書いてあったで。よぅ確かめとらんからやで、アホ。by妻)
落胆し、意気消沈のオッサン・・・しかしこのお店の姉妹店があることを思い出し、
ここから少し離れた場所にある姉妹店に行こうと考えました。(めげない奴。by妻)
しかしオッサンは既に腹ペコ。八丁堀にある広島で有名だという、うどんのチェーン
店の「ちから」さんが近くにありましたので、軽く「小」うどんで腹ごなしです。これ、
後から思えば正解でした・・・ てんぷらうどん、美味しかったです。利尻昆布と削り
節でとった薄めのだしがオッサン好みです。ネギも入ったミニてんぷらうどんは500円。
これで少し空腹が収まりました。さて、これから本当の夕食に向かいます。目指すは
広島で一番人気というお好み焼き屋さん。「八昌(はっしょう)」さんの支店です。
ちょうど宿泊しているビジネスホテルに近い、薬研堀(やげんぼり)という、ちょっと
ゴチャゴチャした歓楽街にありますので、八丁堀から7~8分歩いていきます。
お店の前に到着しました。混んでいるかなぁと思っていましたが、やはり大勢の方が
並んでいます。それも、どう見ても地元の方が圧倒的に多いのです。どこまで並んでい
るのかと思ったら、行列はお店の角を曲がり、さらにずっと先の公園のようなところま
で伸びていました。ざっと見て軽く60人は並んでいるようです。これは相当待つことに
なりそうだぞ。時刻は午後6時半過ぎ。たぶん2時間ぐらいは覚悟しなければならない
かなと思いました。・・・そんなオッサンの見通しは、甘かった・・・
小雨が降り出して肌寒くなってきましたが、行列は一向に進みません。なぜだろう?
そうか、ラーメンだと回転が速いのですが、お好み焼きは焼くまでに時間がかかります
し、大勢で来ているお客さんは居酒屋感覚で飲み食いをするので平均滞在時間が1時間
くらいだということです。しまった・・・しかし今さら後には引けません。じっと我慢
して行列に並びます。当初の見込みの2時間を過ぎても、まだあと15人くらい先客がい
ます。そのうちに店の外にある灯りが消えました。あ、もうお客さんをシャットアウト
するようです。まだ並んでいるオッサンの運命や、いかに?(アホ)
お店の方が出てきて、列に並んでいる人の数を数えています。まさか品切れとかでは
ないでしょうね。なんとかしてくれい!(ますますアホ)
結局、夜10時少し前。約3時間待ってようやく席に案内されました。よかった・・・
お店は「コの字」型のカウンターで、奥に少しだけ小部屋があるようですが、人気店な
のにキャパシティが小さいようです。それも行列がなかなか進まない理由だったかな。
「コの字」になったカウンターの前には大きめの鉄板が並び、調理する職人さんたちが
カウンターの中で忙しそうに動き回っています。お客さんの熱気と、鉄板から立ち上る
熱気でかなり暑いです。お客さんはカップルや若者のグループが多く、お一人様のオッ
サンはちょっと気後れする感じですが、まぁお好み焼きを食べるだけですから一人でも
大丈夫です。残念ながらこの日はもうエビやイカの海鮮ネタは品切れでした。ちぇっ。
さて、満を持してお好み焼きは定番の「肉そば」を注文したオッサン。しかしお好み
焼きは手作業で目の前で焼いてくれますので少し時間がかかります。しかも先客の分を
まだ焼いているためかなり待ち時間もあるようなので、先にサイドオーダーとビールを
注文しました。お好み焼きとビール、合わないはずがないですよね!😝
はい、牡蠣とニンニクの芽の炒め物です。これも目の前で焼いてくれます。ジュワー
という気持ちのいい音とともにぷっくらとした牡蠣がこんがりと焼きあがりました。
デッカイ牡蠣が4個入って約900円。アツアツのこれをビールと一緒に、幸せです。🤣
当然、ビールはお替りします。😝(アホの2乗)
そして待つことさらに20分、ようやくオッサンの番が来ました。お好み焼きのスタート
です。目の前で大将が手際よく作ってくれます。まずは中華そばと豚バラ肉を鉄板の上で
炒めます。ジュワーっという音とともに香ばしい匂いが・・・
そして生地を薄く焼き、その上に広島風お好み焼きの特徴であるキャベツをたっぷり、
さらにモヤシ、天かす、豚バラ肉、中華そば、そして卵を乗せて蓋をします。ジュワー。
もう見ているだけで生唾が出てきます。早くぅ~!(アホ)
どうです、おいしそうでしょう。写真を見ているだけで、また食べたくなります・・・
そして最後に甘めのソースを塗りたくり、青のりを振りかけて完成です。お待ちどう!
かなりの大きさですが、とても美味しいので最後まで飽きずに食べられます。
オッサンは豚バラ肉はあまり好きではないのですが、カリカリに焼けて香ばしくなって
いるので抵抗感はありませんでした。そして、何ですかこのハーモニーは! キャベツと
中華そばがやはりアクセントになっていますね。卵が入っていて甘みが感じられますし、
食べ応えがあって腹持ちがいいですね。もちろん「ぶちうまい」です。😀
ヘラのようなもので1/8ずつ切り取って、小皿に移します。
そうそう、もうオッサンが食べ終わるころには店じまいの準備になりました。そこで、
ちょっと珍しいシーンを見ることができました。
まだ新米の女性(中国人)の方が練習をしていました。大将やベテラン職人さんたちが
あれこれ指導をしています。がんばれ!
お手本を見せる先輩のリストバンドは、広島カープのものですね。😀
出来上がったのはお好み焼きではなくて、焼きそばに卵(目玉焼き)をのせた賄い飯
のようでした。出来上がった時にはお店のスタッフだけでなくお客さんも👏です。
あ、エプロンは「おたふくソース」のものなのかな? これ、うちの妻にちょっと似て
いる感じ。(何やて?😤 まぁ、福々しいところは似とるかもな。by妻)
3時間並び、その後2~30分待って、ようやくお好み焼きを食べることができました。
ここまでして食べるものかなという気もしますが、やはりお好み焼きは広島風のものが
一番だと思うオッサン、並んで待った甲斐がありました。(せっかちなオッサンにして
は我慢した方やな・・・by妻)
そして一日の〆はやっぱりコレ ↓ 狭いホテルでしたが、ワインがあれば問題なし。
ブルゴーニュの名門、メオ=カミュゼさんのA.Cブルゴーニュの赤。一番安価なもの
ですが、6,000円近い値段。思わずため息が出ますね・・・さすがに美味しいけど。
広島は夜の街も楽しそうでしたが、お一人様では盛り上がりようがありませんからね。
ワインを一本開けて、ホテルのお風呂(これも狭くて小さい・・・)に入って就寝です。
翌日は最終日です。また朝から大忙しです。(いつものこっちゃ・・・by妻)
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