Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

今更ですが・・・2023年2月:南伊豆 ④下田海中水族館へ ~その2~

  今日は南伊豆・下田の海中水族館の続きです。

  水族館のメインの建物の他に、ショウ・イベントを行うステージや、海の動物たち
 が見られるエリアがあります。午後2時10分にアザラシのショウが始まるので、行って
 みました。アザラシのユーモラスな表情を写した写真パネルが、なんだか笑えます。

  大きな水槽の中で二匹のアザラシ君たちが、調教のお姉さんの指示でいろいろな芸?
 を見せてくれます。観客席はお子様連れの家族やカップルで既に満席です。オッサンは
 入口近くの空きスペースに立って、斜めの視線で見物しました。そのため写真の角度が
 良くないのですがご容赦ください。
  ショウの前に、お姉さんと入念な打ち合わせをしています。(嘘です。)😝

  アザラシ君のショウは初めて見ましたが、こんなこと ↓ までしちゃうんですよ~
 ぶちゅー💓・・・これ、まさかオス同士だったりしないよね・・・😆(アホ)

   最後は胸ヒレで、「バイバイ」の挨拶までしてくれるのです。お茶目~

  ショウが終わると、ご褒美の魚をもらってご機嫌?のアザラシ君。

  このユーモラスな体形ですが、意外に泳ぐスピードは速いのです。魚雷みたい。
  泳ぎながら体をクルクル回転させるところが、またカワユイのです。

  ゴマフアザラシでしょうか。この赤ちゃんが真っ白でカワユイんですよね。どこかで
 一度見た気がします。成獣になると灰色から茶褐色になってしまうのは残念。


  ごく短い時間でしたが(たぶんイルカほどはいろいろなことを覚えられないから?)、
 なかなか楽しいショウでした。
  続いてはペンギンのいるプールを見学します。

  規模は大きくありませんが、襟元?が黄色いキングペンギン(オウサマペンギン)や、 
 フンボルトペンギン?などもいました。


  ペンギンの種類はいろいろあって、よくわからないのでイラストで見比べてみます。
 成獣だけでなく、ヒナでも比べるとかなり違いますね・・・よく、縫いぐるみになって
 いるのは南極にいるコウテイペンギン(成獣のサイズは一番大きい)ですが、日本では
 僅かしか飼育されていないようです。この水族館でもコウテイペンギンではなくキング
 ペンギンだったようです。

     

  大きいキングペンギンは、遠くの方で微動だにせず佇んでいます。一方、フンボルト
 ペンギンと思しき小さいペンギンは活動的で、水槽の中を高速で泳ぎまわっていました。
 陸地を歩くときはヨチヨチでカワユイのですが、水中ではカッコいいです。

  ペンギンが泳ぎ回るところはあまり見たことがありませんので、びっくりしました。


  その後14時30分からは、巨大水槽での餌付けを見学しました。係の方がスキューバ・
 ダイビングで巨大水槽の中に入り、エサの小魚やイカ?などを餌付けすると・・・

      

  ワラワラといろいろな魚たちが寄ってきます。ダイバーさん、怖くないのかな~

      

  そして、楽しかったのは巨大なエイに直接餌を与えるところです。エイの口がある 
 体の下側の真っ白い部分がちょっと不気味・・・
  目のように見える部分は鼻の穴らしいです。その下が口。目は体の上側(この写真 ↓  では見えません)に付いています。ヒラヒラ揺れながら、エサの小魚を待っています。     

     

   うわ、こんなに大口を開けています。食いしん坊め!(オッサンも同類や。by妻)

     

  頭上から餌の小魚を落とすと、器用にパクリ。ナイス・キャッチです。

     

  これも初めて見ましたが、ちょっと気持ち悪いけれど面白いですね。
  
  その後、ダイバーさんは水槽の底まで潜っていき、何かを掴んで戻ってきました。
  これは・・・ネコザメというらしいです。ちょっとユーモラスなずんぐりむっくりと
 した小型のサメですね。日本近海によく生息している大人しい性格のサメらしいです。

     

  これまたユーモラスなお顔ですね。不格好な体形で、泳ぎはあまり上手ではなさそう。
 海底の岩場に潜み、鋭い歯でサザエやウニ、甲殻類を砕いて食べるそうです。意外にも
 グルメやの~(そういう問題とちゃうで・・・by妻)
  コレ ↓ はそのネコザメの卵だそうです。下田海中水族館は、ネコザメを常時飼育して
 いて、その成果で表彰されたこともあるそうです。

     

  約10分ほどでしたが、なかなか珍しいものを見せて頂きました。


  残り10分ほどで、ざっといろいろな水槽を見て回りました。

  熱帯魚みたいな魚もいます。これも伊豆近海で見られる魚のようですね・・・

  うひゃ~、こんな怪物 ↓ もいましたよ。はい、西伊豆の戸田(へだ)で水揚げされる
 深海に棲むタカアシガニですね。駿河湾の深海に数多く生息しているそうです。昨年夏
 に西伊豆を回った時、戸田漁港近くのお店でタカアシガニが入った海鮮丼を食べました。
 こんな怪物だと思うと、ちょっと引いてしまいますね・・・
  深海の生き物なので、照明も暗くして展示していました。ほとんど動かないぞ。深海
 の環境のように、ひょっとして水圧も強くしているのか? そんなことできるのかな?
  あ、近くを泳いでいた金目鯛(これも深海魚の一種)の目が光っている・・・

  伊豆といえば、イセエビ。(伊勢やのに?by妻) いつもは岩陰に潜んでいます。

    

  あ、 これ ↓ はサクラダイ? イミテーションの桜の枝が水槽に入っていました。
  そういえば、先日天ぷら屋さんで食べました~ 😆 なかなか綺麗ですね~

  最後の方は食べる方に関心が移ってしまったオッサン(アホ)。
  もう、そろそろ帰りのバスの時間です。駆け足で、約1時間ちょっとでした・・・
 さほど大きくはなく、観光客も少なめでしたが、なかなかおもしろいところでした。
 伊豆近海の魚や海洋生物の生態がよくわかります。まぁイルカを除いて、アザラシや
 ペンギンといった動物たちは伊豆のものではないでしょうが、お子様を喜ばせるため
 に飼育しているのでしょう。それもやや小ぢんまりしていましたけどね・・・


  さて14:55発のバスに飛び乗って(始発だから安心)、再び下田市街地に戻ります。 
  続きは次回・・・いつになることやら(by妻)