スポーツ新聞の報道写真展に行ってきました・・・
今日もでたらめな暑さ。家のドアを開けたとたんに引き返したくなるようでした。
しかしオッサンは今日はどうしても出かけたいことがありました。
まずはコレ ↓ 阪神ファンのオッサンがまず購入することのないスポーツ新聞ですが、
それぞれの時代を代表するスポーツの名場面の写真を、無料で鑑賞できるということで
いそいそと出かけてきました。妻の友人のスポーツオタクの女性から教えていただきま
した。(さすがによぅ知ってはるわい。by妻)
開催場所は、オッサンがあまり近寄ることがない恵比寿ガーデンプレイスの中にある、
東京都写真美術館です。
入口にはいきなりこんな写真が・・・国民的英雄、長嶋さんの監督引退試合の写真
です。選手時代の引退試合の名言も有名ですね。巨人ファンではないオッサンにとって
は、ふーんみたいな感じですが(失礼な)、この写真を見て涙する往年のジャイアンツ
ファンは多いのでしょう。
中に入ったとたんに読売のいいところばっかりの写真。まぁ王選手の世界新756号は
巨人ファンばかりでなく野球ファンに夢を見せてくれましたね。しかし王選手よりも、
後ろで斜めジャンプしている人の方が目立ってないか?(by妻)そう、喝!の人やで。
まぁ確かに王選手のこのポーズは決まっていますよね。
長嶋選手のこんな写真も人気でした。空振りでヘルメットがすっ飛んでいくとは・・・
ちなみにこのキャッチャーは阪神の田淵選手。(さすがに報知では、脇役やな。by妻)
日本シリーズで何連覇したのか知りませんが、毎回引き立て役になっていた阪急の
選手が気の毒ですね。たぶんペナントレースの試合では、5~6千人しか観客がいない
ので、日本シリーズで満員の観客の前で試合をするのはしんどかったのでしょう。
そんな今はなき名球団、阪急ブレーブスを代表する福本豊さん(現在はタイガース党
の党首?)の写真もありました。世界の盗塁王なんですよね。(せこいの~ by妻)
あ、申し訳程度に、阪神の選手の写真もありました。やはり、ミスタータイガース!
時代が下って、原辰徳さん、高橋由伸さん、松井秀喜さん、そして坂本勇人選手。
これは2,000本安打の時かな? 早く元気になって復帰してほしいですね。(その前に
コロナ感染者が治らんと試合ができひんで・・・by妻)
うーん。でも落合さんとか清原さんとか、外様の写真はないんだよなぁ。生え抜き
贔屓はどこも一緒か・・・クロマティとかの写真もあればよかったのに・・・
続いては高校野球の写真。まずはこんな人たちが・・・波乱万丈の生涯を送っている
清原さん。ちょっとダーティーなイメージがつきまとった桑田さん。あ、そういえば、
江川さんの写真が一枚もないのはどうしてだろう?
あ、世のお姉様方を魅了した(ホンマに?by妻)、ハンカチ王子も登場しました。
世の中もだいぶ変わりましたね。「スポ根」という言葉も過去のものとなりました。
最近ではこんなシーンも。超大物同士の対決は、大谷選手がホームラン!
プロになって、かなり差が開いてしまったけど・・・こんなこともあったんですね。
しかし大谷君、この体つきは既に高校生ではないな・・・カッコよすぎ。
野球だけでなく、いろいろなスポーツの名シーンがあります。お次は相撲。北の湖と
輪島の横綱対決はいつも白熱の大一番でした。オッサンが子供の頃、何度となくTVで
見ていました。「輪島の絞り~」とアナウンサーが絶叫していた覚えがあります。
オッサンが好きなウインタースポーツはオリンピックの写真が中心でした。
時代を感じさせる1972年の札幌オリンピック、日本の3選手が70m級(現在のノーマ
ル・ヒル)で表彰台を独占しました。「日の丸飛行隊」っていうのが、なんだか戦後の
名残を感じさせますね。オッサンはまだ小学1年生でした。
フィギュアスケートで注目は、あの伊藤みどりさん。迫力のジャンプで、ある時には
フェンスを飛び越えてしまったという恐るべき伝説の持ち主。万全の状態で臨んだ1992
年のアルベールヴィル五輪では転倒があり、銀メダルとなりましたが、日本人がフィギ
ュアで活躍するきっかけを作ってくれました。金はクリスティ・ヤマグチ、銅はナンシ
ー・ケリガンですね。(トーニャ・ハーディングと遺恨になった人やな。by妻)
そして続くリレハンメルでは、ノルディックスキー複合という地味な競技で、並み居る
欧州の強豪を抑えて、荻原健司さんたちが団体の金メダルを獲得しました。
今は長野市長ですよね。
その後は1998年の長野五輪。もうおなじみのジャンプ団体の原田選手。トリで飛んで
金メダルを決めた舩木和喜選手よりも、なぜかこの人が話題の中心です。(まぁ大失速
の原田やからな・・・by妻) 「ふなきぃ~」「おれじゃないよ~ みんなだよ~」
2006年トリノ五輪では、しーちゃんこと荒川静香さんが、イナバウアーで金メダル。
フリーではプッチーニの歌劇「トゥーランドット」のテノールのアリア「誰も寝ては
ならぬ」の音楽に乗せて、完璧に滑り切りました。プライベートではバイクにも乗る
カッコいいお姉さまです。
そしてバンクーバーでの浅田真央ちゃん。惜しくも銀メダルでしたが、日本中を魅了
しました。その後のソチでは、誰もが涙するショートプログラムでの不運を乗り越え、
フリーで完璧な演技を見せてくれました。ものすごい精神力でした。
〆はもちろんこの方。先日、競技試合からの引退を発表し、世界中を驚かせた人。
現在のフィギュアスケート界を背負って立つ、羽生結弦選手です。
ソチとヒラマサ(ピョンチャン)で五輪二連覇を達成したレジェンド・・・
4回転アクセルに挑んでメダルには届かなかったベイジン五輪。彼には不本意だった
でしょうが、世界最高のスケーターであることに誰もが異論はありません。
エキシビジョンでは、この演技です。いつも目一杯、倒れる寸前まで全力です。
今回の展示会は、芸能人の写真を除いて撮影OKの太っ腹でした。スポーツ報知さん、
素晴らしい写真を有難う。(今度はデイリースポーツが開催すればえぇけど。by妻)
しかし写真を写真に撮るのは、なんだかな、という気がしないでもない。
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