2022年夏:礼文・利尻島の旅 ④稚内の思い出・・・
もう嫌になるほどの暑さの日本列島、2週間前に行った北海道、稚内が懐かしくなり、
思い出したように記事を続ける気になったオッサン。もはや思い出の彼方や・・(by妻)
稚内駅前からタクシーで約30分の市内小観光をして、フェリーターミナルまで行って
もらうことにしました。料金は約2,000円ですから有難いことです。ミニ貸切りタクシー
って感じです。運ちゃん、稚内の町を見下ろせるタワーを推奨しますが、今、街中から
見えないところに行っても、登ったら海どころか街も見えないだろうと思ったオッサン
はもう少し標高の低い「氷雪の門」に行ってもらうことにしました。
道中、あまり愛想の良くない運ちゃんですが、今年は稚内でも気温が30度近くなること
があってとても暑い、とボソッと言います。なんでも過去最高気温は32度。一年のうちで
気温30度を超える日は、あったとしても2~3日とのこと。夏だけ稚内に移住したい!
(アホかいな。冬に行ってみてから言え!by妻)
つづら折りの山道を登っていくと、ぐんぐん視界が高くなり、稚内の町だけでなく北
の海がどんどん広がってきます。海の方は少しだけ晴れているようで、思ったより青々
としています。
約10分ほどで、街の南西部の高台にある「氷雪の門」に到着しました。その近くには
海を臨む展望台があり、遠く樺太から引き揚げてきた方々の望郷の念をつづった石碑が
ありました。あの野蛮人どもは、昔からとんでもない奴らですね。そうではないという
なら行動で示してもらわないといけません。まぁ無理だと思うけどね。罰するしかない。
日本人にカニとウニを売り、中古車を仕入れて商売をしている極東野蛮人の国、いつ
か見ていろよ!奴らに比べれば、C国の方がまだまともだわ。(日本人はC国を侵略して
いますから、C国の方々に野蛮人と言われないようにふるまわないと・・・)
おっと、政治的発言をすると読者が減るというのがムラゴンの法則。(知らんで。by妻)
大人しく氷雪の門を見学します。(タクシーの運ちゃんを待たせてるからな。by妻)
これが「氷雪の門」です。思えばあの大横綱大鵬関も、樺太からの引き上げ者でした。
その後道内を転々とし、道東の川湯温泉に落ち着いたということでした。
体を後ろにのけぞらせ、慟哭の思いを表現する裸体の女性。日本人はこの痛みを忘れ
てはなりません。ウクライナの皆さんも、あんな奴らに負けないで!(いや、相変わら
ず政治的発言が続いてるやん。by妻)
氷雪の門の前には黄色の花と、ピンク色のれんげのような花が咲いていました。
この ↓ 思わせぶりな石碑は? 別れの時はいつも辛い・・・
あ、こんな銅像もありました。樺太犬なんでしょうかね。オッサンはおサルさんや
から、犬は苦手やんな。(by妻)
しばし北の海に思いを馳せ、平和を願ったオッサン。もう一か所、行きたいところが
ありますので先を急ぎます。今度は一気に丘を下り、港のあたりまで参ります。
はい、ここです。なんの変哲もない防波堤のようですが・・・
ここは稚内港北防波堤ドームと呼ばれていますが、昔はここまで鉄道の線路が延びて
いて、樺太に渡る連絡船がこの桟橋から出向ちゃう出航していたのでした。終戦後には
命からがら、ここにたどり着いた方々も少なくないはず・・・
今では稚内の港を荒ぶる北の海の波しぶきから守る防波堤となっています。ドームの
ように覆いかぶさるような防波堤が延々と岬の突端まで続いています。
今日はなにかのコンサートをやっているようで、イベントスペースになっているよう
です。あ、右側にオッサンを乗せてきたタクシーが停車していますね。
ドームの先は、海岸沿いの遊歩道になっています。海を渡る風が少し肌寒かったです。
パンダ君、なんだか不満げなようですが、何か・・・
やはり稚内は最果ての街、ノスタルジックなモニュメントがいっぱいあります。
ディープな見どころは、今回は訪れることができませんでしたので、またいつか!
さぁいよいよフェリーで礼文島に向かいます。朝寝坊して8時に目が覚めた時は青
ざめたオッサンですが、予約した14:50発のフェリーにはなんとか間に合いました。
このフェリー乗り場はお土産も充実しており、本州では入手できなかった利尻・礼文
島のガイドブックもありましたので、念のため購入しておきました。
さぁ出航です。ハートランドフェリー社の運航するちょっと豪華なフェリー、アマポ
ーラ宗谷号です。アマポーラって、ヒナゲシですね。リシリヒナゲシにちなんだのかな。
フェリーターミナルからは北防波堤の突端が見えました。あれ?工事中なの?
船が大きいので、3階が出入り口です。あ、そういえば北欧のタリンクシリアライン
の豪華客船は、入口が6階だったよ。(自慢すんな。by妻)
あ、さっきまで霧に覆われて見えなかったタワーが見えました。名残惜しいけれど、
さようなら稚内、そして北海道・・・ここから先は日本最北端の離島へ向かいます。
スミマセン、もったいぶるようですが、キリがいいので今回はここまでです。
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