Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2025年8月:クロアチア・オーストリアの旅 66 音楽祭の合間にザルツブルク旧市街を観光・・・その4

Bonne

  今日はタイガースが大逆転負けしました。最近はほとんどなかった先発投手

 のノックアウト(しかも才木君・・・一体どうした?)と、後続の投手の崩壊

 で中盤以降は目を覆うような惨状。打撃陣が打っても打ってもそれ以上失点を

 するなんて、ちょっとひどすぎた。まぁ、明日は切り替えられるでしょう。     

 しかし今日は両チームともフォアボールが多すぎた。審判に問題があったと思

 うけれども、それを察してリードすべき捕手の責任も大きいと思う。そのうえ

 経験を積ませるために捨て試合の感覚で出してきた三番手捕手が、2人連続で

 初球で盗塁を許すなど、隙だらけでした。1軍のレベルではない人はもう少し 

 下で技術を磨いてもらわないといけないですね。梅ちゃんはどうした・・・

 (こんな試合を見に行っていたら、オッサンぶんむくれもいいとこや。by妻) 

   

  さて、気分転換に旅行記を続けます。ほぼ自分のためだけの記事ですが。


8日目:8月10日(日曜日)⑤ザルツブルク旧市街観光:その4  

  今日は天才作曲家モーツァルトの生家の見学からです。

  モーツァルトの時代(18世紀)から存在している建物ですので、古くて狭い     

 のはしかたがありませんが、階段や通路がとりわけ狭く、そこに観光客が大勢

 押し寄せますのでかなり混雑している感じを受けました。


  入場料を支払って階段を上って展示室に入りますと、幼い頃のモーツァルト

 と、彼に英才教育を施した父親のレオポルドの肖像画がありました。大司教に

 仕える宮廷音楽家だったレオポルドは、幼い息子の才能を見抜き、大変厳しく

 指導をしたそうです。モーツァルトはピアノの腕前が抜群でしたので、王侯貴

 族たちのサロンコンサートで演奏させて名を売っていたそうです。オーストリ

 ア皇室の宮廷でも演奏したことがあるらしく、少女時代の王女マリー・アント

 ワネットの前でも演奏を披露したという逸話が残っていますね・・・

  こんな小さい頃から神童ぶりを発揮し、ピアノ演奏、作曲、指揮などをして   

 いたということです。あどけない5歳の子供のやる事とは思えませんね・・・

  天才という人種は、えてしてとても早熟なのですね。しかし「神童」の大半

 は大人になると「ただの人」に終わってしまいますが、モーツァルトは35年間

 の短い人生を通じて、時代を超越した天才として名を馳せることになります。  


  あ、最も有名なモーツァルトの肖像画がありました。未完のままなのは彼が

 早世してしまったからなのでしょうか。若くして亡くなったモーツァルトの数

 少ない肖像画の中では一番レベルの高い絵ですが、未完成なのが残念です。

  モーツァルトの胸像が描かれた記念メダルもありました。これは没後に作ら

 れたものなのかな・・・そういえばガイドブックを買い忘れた・・・   

  

  モーツァルトが活躍した18世紀後半は、写真も録音もない時代でしたので、

 作曲家の偉業を直接伝えるのは出版された楽譜しかありませんでした。

 この博物館には、モーツァルト直筆の楽譜がいくつか展示されていました。

 彼が書いた直筆の手紙もあります。達筆すぎて判読できないのですが・・・  

  モーツァルトの家族の絵(父レオポルトと姉ナネッタ)もありました。母親

 は早くに亡くしたようです。父レオポルトは死別者だったんですね。

  ちょっとピンボケ写真ですが、モーツァルトの等身大の像もありました。

  

  あ、モーツァルトが生まれた部屋というのがありました。彼が使っていた

 ものかどうかはわからないですが一丁のヴァイオリンが展示されていました。 


  モーツァルトはヴァイオリンはあまり得意ではなかったようで、ヴァイオリン

 の曲(協奏曲、ソナタ)は彼の代表作というほどではありません。ピアノ曲の方

 が圧倒的に有名です。

   

  18世紀後半では、まだ現在のようなグランドピアノは存在せず、鍵盤の数

 が少なくペダルもなかったのですが、モーツァルトのピアノ曲は現代の演奏会

 でもコンサートでよく取り上げられるほど有名なものが多いです。もちろん、

 音響効果の大きい現代のグランドピアノの響きと、モーツァルトが生きた時代

 のピアノの響きは異なります。楽器そのものの造りが違いますのでね・・・

  

  モーツァルトが実際に演奏していたと思われるピアノが展示されていました。

 妻にも見せてあげないとね・・・(弾かせてはくれへんやろうな。by妻)

  貴重な楽器ですからね・・・やはりサイズはだいぶ小さいです。


  ほんの少しですが、動画も撮影しておりました。

  

 2025年8月10日 ザルツブルク モーツァルトの生家①


  

  2025年8月10日 ザルツブルク モーツァルトの生家


  こんな記事を書いていたら、モーツァルトの曲を聞きたくなりました。😆

  ここで1曲、モーツアルトのピアノソナタをどうぞ。(第8番イ短調)

  伝説のピアニスト、ディヌ・リパッティさんの演奏です。モーツァルトの時代

 は(注文主の依頼で)長調の曲が圧倒的に多いのですが、数少ない短調の作品は

 (交響曲もピアノソナタもピアノ協奏曲も)どれも印象的な傑作です。

  このピアノソナタは、冒頭から何かに追いたてられるような焦燥感と緊迫感で

 いきなり引きずり込まれます。第二楽章(緩徐楽章)のゆったりとしたメロディ

 に油断をしていると、第三楽章で再びスリリングな追いかけっこ?が始まります。

 「疾走する悲しみ」というあだ名がつけられていて、初期のピアノソナタの中で

 も屈指の名曲です。

  

 ★モーツァルト ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 K.310 P:リパッティ Mozart Piano Sonata No. 8 A-minor


  続いてはピアノ協奏曲の名曲、第20番ニ短調です。ピアノ演奏は我が国の誇る

 天才ピアニスト内田光子さん。(ちなみに彼女はショパンコンクールで2位にも

 なっています。だいぶ昔のことですので、あまり知られていませんが。)

  あ、この映像は「弾き振り」ですね。内田さん、なんだか小澤征爾さんに似て

 いる・・・と、妻が言っていたな・・・(恍惚の表情が似てるんや。by妻)

  

  Mozart: Concerto for piano and Orchestra (d-minor) K.466, Uchida

  この曲は、モーツァルトの生涯を描いた映画「アマデウス」にも採用された

 のですが、長調の第21番と共にとても有名な曲です。劇的な第一楽章もすばら

 しいのですが、白眉は第二楽章。まさに「天上の音楽」です。


  お次は交響曲第40番ト短調です。サイモン・ラトルさんの指揮、ベルリン放送

 交響楽団の演奏。現代ではちょっとテンポ早めの演奏が流行っているみたい。

  

  Mozart – Symphonie Nr. 40 | Simon Rattle | BRSO

   第一楽章の「出だし」を、「愛に~ 恋に~ 破れぇて~」と替え歌で

  歌うのが音大生に流行っていたとか😆・・・(知らんわ。そんな話。by妻)


   最後はオペラですね。これも名曲揃いで迷いましたが、オッサンが好きな

  曲はこれです。

  

  Don Giovanni: ‘Là ci darem la mano’ (‘There you will give me your hand’) – Glyndebourne

   ♪ らぁ ちぃ だれーぇむ らぁ まぁの~ ♪


  「ドン・ジョヴァンニ」の有名な二重唱「お嬢さん、お手をどうぞ(ラ・チ

 ダレーム・ラ・マーノ)」です。女たらし貴族の鑑?ドン・ジョヴァンニが、

 村娘ツェルリーナを誘惑するシーンです。一度聴いたら忘れられない旋律。

  英国のグラインドボーン音楽祭の舞台からの映像です。


  あれ?旅行記の筈だったのに、いつのまにか音楽の記事みたいになってしま

 いました。(要するにオッサンはモーツァルトの音楽が好きなんやな。by妻)


  オッサンが面白いなと思ったのは、モーツァルトの代表的なオペラの舞台セ

 ットの展示です。こちらは有名な「フィガロの結婚」ですね。

  

  お次は「ドン・ジョヴァンニ」です。騎士長の亡霊がドン・ジョヴァンニを

 地獄に連れに来るシーンですね。


  こちらは「魔笛(まてき)」かな。ちょっと神秘的な舞台です。

  舞台衣装の展示もありました。「魔笛」で圧倒的な存在感を放つ「夜の女王」  

 のコスチュームです。「夜の女王のアリア」はコワイでぇ~ 😆  


  最後にモーツァルトの時代の室内を再現した部屋がありました。モーツァルト  

 の家は裕福ではなかったので、こんな豪華な家具があったかどうかは不明です。  


  なんだかんだ言って、音楽にちなんだ観光名所ですと、ついつい長くなってし

 まいます。既に時刻は午後4時を回っていますので、観光はここまでです。    

 結局ホーエンザルツブルク城には行くことができませんでした。残念・・・

 

  この後はいったんホテルに戻り、夜のコンサートに備えます。

  この続きは次回・・・