思い出の旅2007シチリア ⑰イゾラ・ベッラで海水浴・・・
真冬に書くような記事ではないですが、シチリア島の夏の旅行記事を続けます。
シチリア島東部のリゾート地タオルミーナの2日目、古代ギリシア劇場を見た後は、
崖の上にある町から海岸まで下りて行きます。
町はずれのメッシーナ門をくぐり、バスターミナルの近くにあるロープウェイ乗り場
まで行きます。狭いタオルミーナの市街地にはバスは入れませんので、バスターミナル
は街の外にあります。駅から路線バスで来ることもできますが、荷物が多いと大変です。
メッシーナ門を出て出て少し歩くと、下界?に下りていくロープウェイの乗り場があ
ります。ここからは駅ではなく、有名なイゾラ・ベッラ(美しい島)のある海岸に行く
ことができるのです。これは便利ですね。
しかしオッサン、再び道を間違えました。😓 妻の日記には、「またオッサンが道に
迷った。」と書かれていました。こんな近くの場所に行くのに迷うとはつくづくアホや。
つぅか、改めて地図を見たら、メッシーナ門を出て右手に行ったらすぐやん。たぶん、
門を出てから最初の一歩を間違えて違う道に入ってしまったと思われます。(アホ)
ようやくたどり着いたロープウェイの駅。やはり観光客で混雑しています。スキー場
のゴンドラのような乗り物なので、ひっきりなしに来るのかと思っていたら、15分置き
に5台のゴンドラがまとまって運転される仕組みのようです。
ロープウェイのチケットは往復3ユーロです。 妻の日記によれば、「改札の機械が
ぶっこわれていた」そうです。まぁイタリアではよくあることですな。
このゴンドラは海の眺めがよくて、なかなか楽しいです。標高200メートルくらいの
タオルミーナの町から海岸まで約7~8分かけてゆっくり下っていきました。
海岸の駅はイゾラ・ベッラからは少し離れているので、車の通る歩道の狭い道を歩い
ていきました。この日も朝から良い天気で日差しはぎらぎらと暑いので、歩くのは少々
きつかった。妻の日記には「イゾラベッラをめざして歩く。もうかなり暑い。早く海に
入りたいぜ」と書かれていました。5分程歩いてようやくイゾラベッラにつながる浜辺
にたどり着きました。おお!あれがイゾラ・ベッラか。
手前に見えるのが有料のビーチ、そして島につながる砂州の辺りが無料のビーチです。
オッサンたちはまずイゾラ・ベッラに近い無料ビーチに向かいました。
無料ビーチはもう大勢の人たちでいっぱいです。たぶん、ほとんどが地元のイタリア
人なのでしょう。ワイワイガヤガヤ賑やかです。オッサンと妻は、浅瀬をじゃぶじゃぶ
渡ってイゾラ・ベッラに近いところまで向かいます。
この辺 ↓ に来ると、少しスペースが開いているところがありました。さっそくビーチ
シートを敷いて場所を確保します。しかし、みんな凄い格好だなぁ。女性はほとんどが
ビキニですね。😝(どこ見とるんじゃ、コラ! by妻)
妻の日記によると「東洋人が珍しいのか、人目を感じる。でもオッサンはにぶいので、
気にせず泳ぎに行ってしまった。」と書いてあります。相変わらず鈍感なオッサンや。
しかし妻も意を決して?、日本で買ってきたシュノーケルを装着して海に入りました。
入れ替わりに海から上がったオッサン、妻の写真やビデオを撮影していましたが、妻の
日記によると「オッサンがでけー声で『こっち見て~』て言って写真やらビデオを撮っ
ていたが、周りのイタリア人がみんなジロジロ見てにやにやしている。でも悪い雰囲気
ではない」と書いてありました。日本から来た田舎者がはしゃいでいるの図、だったと
思われます。(恥ずかしいの~ by妻)
妻の日記はまだ続きます。「そうこうしていると近くで泳いでいたじーさんが、『魚
に餌をやるからついてこい』みたいな感じのことを言うので、一緒に潜る。魚がパンに
釣られてわらわら集まってきて、たくさん写真が撮れた」と書いてありました。確か、
「水中写ルンです」で妻が撮影した写真がありました。
これら ↓ は妻が撮影したものです。
海はとてもきれいですが、水が冷たい感じでした。岩場が多いので、魚がたくさん
いましたが、水温が低いので熱帯魚はいませんね・・・(そらそうよ。by妻)
海岸沿いの方にも人がいっぱいです。ここは大衆的な海水浴場のようです。
こちらはイゾラ・ベッラ側。結局上陸?はしないで周りの海で泳いだだけでしたが。
30分程泳いだ後、この辺りは落ち着かないので今度は有料ビーチの方に行ってみま
した。いくら払ったのか忘れてしまいましたが、10ユーロくらいだったかな・・・
日本では海水浴場でお金を払うなんてありえないですが、ヨーロッパでは有料ビーチの
方がよく整備されています。
妻の日記には、「青いデッキチェアとストライプのパラソルが並んでいて、いかにも
リゾートっちゅう感じ。両どなりはフランス人やし。」と書かれていました。皆さん、
デッキチェアに寝そべって、読書をしたり優雅に過ごされていました。
妻は日本から持ってきた浮き輪を使っていましたが、イタリアでは珍しいのかな?
このビーチも砂浜ではなく砂利になっていて、少し先に行くとかなり深くなります。
底は岩場なので、やはり魚がたくさん泳いでいました。
しかしこの優雅な有料ビーチには、新聞売りやマッサージの東洋人がウロウロしてい
ました。商売として認知されているのかな? お昼は海の家のような場所でパスタを。
写真を撮り忘れたのですが、日本の海の家とは違ってちょっとお洒落な、アウトドアの
レストランという感じ。イタリアのビーチで泳いだ後にアツアツのパスタというのは、
とても贅沢な感じです。
2時間ほど泳いだり、デッキチェアで寛いだりしていたのですが、海水温が低いので
しばらくすると妻が寒いと言い出しました。名残惜しいですが、そろそろ引き揚げます。
妻は昔、ヨーロッパ旅行に行った友人から「ローマに何日か滞在していて、そのうち
一日オスティアまで行って泳いだ」という話を聞き、いつかこういうリゾート地で泳ぎ
たいと思っていたようです。タオルミーナのイゾラ・ベッラの海岸で十分泳いで、まぁ
まぁ満足できたようです。
この後は特に予定はないのでホテルに戻って、少々まったりします。続きます・・・
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