Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2022年GW 北に向かう旅 ②岩手・繋(つなぎ)温泉

  先日のGWの旅行記をちょこちょこと書いていきたいと思います。
  秋田・角館でカタクリの郷と武家屋敷を駆け足で見学した後、JR田沢湖線の普通列車
 で岩手県の雫石(しずくいし)まで参ります。田沢湖線は、(通称)秋田新幹線が通る
 ルートですが、在来線を改良した路線です。しかも秋田県と岩手県境の間の美しい渓谷
 を間近に見られます。フキノトウやミズバショウが水辺に咲いているのが見えました。
 GWですが、北国の山間部はようやく春の息吹が感じられる季節のようです。
  
  電車の車窓からだと写真を撮れませんでしたので、反則ですが昨年のGWに東北に行
 った時の写真を掲載いたします。そうなんです、昨年のGWも岩手(平泉、厳美渓)と
 秋田(田沢湖、乳頭温泉郷、角館、湯瀬温泉)、宮城(松島)に旅行してきたオッサン。
  下の写真は乳頭温泉・大湯の近くで見たミズバショウの群落です。こんな感じでした。


  単線のため、途中で秋田新幹線こまち号と何度かすれ違いました。狭い山間の信号所
 を、近代的な新幹線がゆっくりと通過していきしたが、なんとなくシュールな感じです。
  (ネットから写真を借用しました。普通の在来線の踏切りに新幹線が・・・)

     


  さて雫石駅に着いても相変わらず小降りの雨です。ここからタクシーで雫石川の対岸
 にある繋(つなぎ)温泉まで参ります。当初は盛岡市内に泊まって街中で食事をしよう
 と思っていましたが、盛岡市郊外に風光明媚な温泉があると聞き、せっかくだから温泉
 でのんびりしようと思い、予定を変更しました。GW直前ですが、手ごろな温泉旅館に
 空きがありました。 
  もう少し時間に余裕があれば上流の鶯宿(おうしゅく)温泉もいいなと思いましたが、
 翌朝に盛岡から三陸の宮古まで行く予定でしたので、盛岡駅までバスで約50分の繋温泉
 に決めました。雫石川を堰き止めてできた御所湖のほとりに佇む、静かな温泉街でした。
  下の写真は旅館(清温荘)からの翌朝の眺めです。まだ雪の残る山々が見えました。
 右手前に見える枝垂れサクラはもう葉桜になっていましたが、満開だったらさぞ綺麗だ
 ったでしょう。それにしても空気がきれいで、とても気持ちが良かったです。

  旅館はちょっと川から離れた高台にある清温荘という旅館でした。豪華な露天風呂の
 ある老舗旅館には敵いませんが、リーズナブルな価格で1泊2食付き、何よりオッサン
 一人でも泊まることができて有難いです。お風呂は下の写真の左側の別棟2階でした。

  ホテルのHPの写真を借用しました。一流旅館のような眺めではなく、開放感のある
 露天風呂でもありませんが、柵の上からは御所湖と岩手山が一応見えました。

  これまたHPの写真で恐縮ですが、部屋はこんな感じ ↓ です。ゆっくり寛げました。

      

  食事は地元岩手の誇る前沢牛の網焼きがメインでした。柔らかくて味が濃く、とても
 美味しかったです。  

  お品書きはこんな ↓ 感じ。岩手の食材を使ったなかなかのメニューです。オッサンは
 量より質重視。少しずついろいろ楽しめてよかった。一つだけ希望を言えば、タラの芽
 は天婦羅にしてほしかったなぁ・・・(オッサン、タラの芽の天婦羅大好きやな。by妻)


  これまた地元岩手のエーデルワイン、コンツェルトで乾杯です。酸味が強いのですが、
 渋みや苦みはさほどありませんので飲みやすいです。

    

  あ、珍味として三陸産のウニの海藻焼きがついてきました。ムラサキウニですね。
 焼く(炙る?)と濃厚さがさらに増して美味しく感じます。下に敷いてある海藻もシャ
 キシャキして意外に美味しく感じました。でもウニの量をもう少し増やしてほしかった。   

    

  初日はハプニングもありましたが、なんとか無事終了です。部屋に戻って、ワインで
 もう一度乾杯です。(オッサン、宿泊する日数分だけワインを持って来たんか?by妻)
  オッサンの敬愛するブルゴーニュの名門、ジョゼフ・ドルーアン様が自社で所有する
 畑、サヴィニ・レ・ボーヌのクロ・デ・ゴドーという赤ワイン、2017年です。

     


  ほろ酔い気分になった後、寝る前にもう一度温泉に入って、ぐっすり寝ました。
 翌日もまた大移動です・・・(相変わらず落ち着きのないオッサンやな。by妻)