新幹線がストップしたので、途中下車した熱海で・・・
昨日の墓参りの後、新幹線に乗って帰宅途中に・・・
なんと東海道新幹線の豊橋と三河安城の間で架線トラブルで停電が発生し、一部区間
で運転できなくなったとのこと。オッサンは掛川駅から乗車したので関係ないだろうと
思っていたら・・・熱海駅に着くときに「この列車は熱海で運転を見合わせます」との
アナウンスが!😱 えぇ~、何で?
どうやら、東京駅での折り返しができなくなっているようです。停電はまだ続いてい
るようで、しばらくは復旧まで時間がかかるとのこと。・・・となると、動き出すまで
はかなりの時間がかかるのではないかと・・・スマホで列車の運行情報のサイトを見る
と、やはり「運転見合わせ」とのこと。ツィッターでは多くの人が「#東海道新幹線、
運転見合わせ」「#新幹線、停電で不通」などと情報を上げていました。日曜日の午後
なので、東京や名古屋、京都・新大阪駅では既にかなりの混雑となっているようです。
オッサン、またまたツイていない・・・(日ごろの行いのせいやな。by妻)
あ、そういえば新幹線の車内に設置されていた「緑の公衆電話」がついに廃止された
ようです。まぁこれだけ携帯電話が普及していますからね。この日のような事故が発生
した時は、携帯電話が無ければこの公衆電話に長蛇の列ができたでしょう。
昔は仕事で出張中、よくこれを使って電話をしていたなぁと思うと、感慨深いものが
あります。たまに長電話している人がいてイライラさせられることもありましたが。
長い間、サービスを提供頂き有難うございました。
さてオッサンは新幹線をあきらめ、熱海駅でいったん下車して、在来線の電車の時刻
を確認します。ん? 電光掲示板の在来線を通る伊豆からの特急踊り子号の予約状況を
見ると、なんと午後3時半の「あの電車」にまだ空席があります。午後2時なので待ち
時間が一時間半ありますが、おぉそうだ、せっかくだから待ち時間に温泉に行けばいい
ではないか。(なんじゃそら。😠 by妻)
ということで、すかさず指定席を確保して、ひとっ風呂浴びに?行くことにします。
熱海駅前は改装が完了し、また足湯が復活していました。温泉に行く時間のない方も、
これで少しは温泉気分に浸れます。以前よりだいぶ広くなりました。
駅前からはアーケードの平和通り商店街を抜けていきます。ここは観光客で大賑わい。
(ちなみに下の写真は熱海駅側ではなく、出口側です。)
だいぶ観光需要が戻ってきましたね。まだC国人のお客さんが回復していないので、大声
で話す人が少ないため、騒々しくはないです。
お店の軒先には地元産の魚の干物がありました。しかし高いな~。観光客向け価格です
ね。伊豆稲取で揚がったキンメダイの干物が一匹2,800円とは・・・オッサンの目玉も、
キンメダイのように飛び出そうになりましたよ。(イヤその小さい目では無理や。by妻)
お土産用とは思いますが、やっぱり売れ行きは芳しくないみたい。
商店街の中ほどには、こんな ↓ 撮影スポットも。熱海に来たよ~っていう記念に撮影
をしている人たちがたくさんいました。でもカップルで「貫一・お宮」の写真を撮るの
は、あんまりよくないんじゃないのかなぁと思うけど。(DVみたいやんな。by妻)
アーケードを抜けて、少し道を下っていくと、おぉ海に浮かぶ初島が見えました。
この日は天気が良くて見通しがききました。初島には熱海港から簡単に行けるらしいの
ですが、オッサンはまだ行ったことがありません。何があるんだろう?
熱海駅から徒歩10分くらいで、目的地の日帰り温泉施設の近くまでやって来ました。
その前には湯前神社があります。温泉の守り神なのかな? 若い女性2人連れが参拝
を終え、鳥居をくぐって帰る時に、振り向いて深々と頭を下げていました。
信心深い方々だなぁ。(オッサンは神様をあんまり信用していないからな。by妻)
そうそう、近くには「大湯間欠泉」があり、定期的に熱い蒸気を噴き上げています。
今では人工的に噴出する仕組みになっているようです。ちょうどオッサンが通りかかった
時にプシューッとお湯が吹き上がりました。
これは熱海の代表的な源泉の一つで、約1,200年の歴史があるのだそうです。そして、
オッサンのお気に入りの「大湯」は、その源泉(摂氏80℃)を利用した入浴施設です。
ちょっとレトロな建物で、内部も昭和の雰囲気です。日帰り入浴は千円と、少し高め
ですが、熱海を代表する源泉かけ流しの温泉を手軽に楽しめるので、お勧めです。
あ、HPを見ていたら、この年末から料金が上がるようです。うーむ。
・・・ということで、このご時世だから仕方がないのかな・・・
浴場(大浴場と露天風呂がセット)は2つあり、日替わりで男女交代となります。
この日はメインの浴場は女性用で、男湯は手前にある小さいほうでした。残念。
内部は撮影禁止ですので、ネットから写真を借用します。露天風呂はちょっと小ぶり
ですがなかなかいい雰囲気。そして熱めのお湯は滑らかで、とっても気持ちがいいです。
少し塩気がある弱アルカリ性の柔らかいお湯で、お肌にも良いそうです。
ちなみに大きな方の露天風呂はこんな感じ ↓ で、広々とした屋根付きの露天風呂です。
寒い季節には、温泉でゆっくり温まると体がポカポカになって気持ちいいです。
不思議なことに、温泉のお湯だとしばらくは体が冷めないのです。
さて、のんびりお風呂に入ってゆっくり上がってきたら、もう時刻は午後3時10分。
うわ、電車の発車時刻まであと20分しかないやん。これはいかん、急がねば。(アホ)
坂を上って、来た道を戻ります。途中で金目鯛で出汁を取るラーメン屋がありました。
しかし時間がないのでスルーです。いつか試してみたいと思います。
干物屋さんの店先ではカウンターでお酒を飲みながら、炙った魚などを食べられます。
ここも一度立ち寄ってみたいところですが・・・お一人様はあんまりいないみたい。
いや、先を急がなければ・・・(悠長に写真を撮っている場合か!by妻)
熱海駅には15:25に到着。電車の出発時刻の6分前でした。やれやれ・・・オッサンは
駅の売店でビールを買って、急いで電車に向かいます。
あ、すぐに電車がやって来ました。あの「サフィール踊り子」号です。全車グリーン
座席というゴージャスさです。たまたま窓際の席が1つだけ残っていたので、奮発して
しまいました。😝 熱海から横浜駅までノンストップで約1時間です。
新幹線の指定席と同じくらいの値段ですね・・・ちなみにこの時刻になっても東海道
新幹線はまだストップしたままでした。在来線に乗り換えて正解です。と言いますか、
熱海まで辿り着いていたのでプランBを選択することができ、助かりました。
オッサンの座席は7号車でしたが、ちょっと先頭の8号車を覗いてみました。かつて
走っていた「スーパービュー踊り子」ほどではありませんが、前方の景色が見えます。
座席は1列×2列のゆったりとした配置です。座席はリクライニング角度が深くて、
飛行機のビジネスクラスのような感じです。(そこまでではないけどな。by妻)
乗車時間は1時間もありませんが、オッサンは熱海駅で購入した「熱海ビール」の
ヴァイツェンと、車内で購入したイタリアのスパークリングワインでカンパイです。
車窓からは相模湾と小田原の町が見えました。快適な乗り心地です。
横浜駅には定刻の16:27に到着。後でわかったのですが、ちょうどこの頃、新幹線は
運転を再開したようです。たぶん列車の間隔が詰まっているので、すぐには平常運転に
戻らないと思われます。あのまま新幹線の車内で待っていなくて正解でした。
ということでトラブルには遭ったものの、途中下車して結構楽しんでしまいました。
結果オーライですね。(でも結局余計なお金を使っとるやん。by妻)
お墓参りに行ったのに、結局遊んで帰って来たオッサン・・・アカンやん。
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