サントリーホールにウィーン・フィルを聴きに行って来ました・・・
今日は久しぶりに赤坂のサントリーホールに出かけて、ウィーン・フィルの来日
公演を聴きに行って参りました。😆 ANAインターコンチネンタルホテルの脇を通り
ます。こんなところに一度は泊まりたいと思いつつ、いつも素通りです。
はい、カラヤン広場と呼ばれるサントリーホール入口前に到着しました。開演は
午後7時、開場は6時20分。5分前に着いたら既に行列ができていました。日本人は
気が早いというか、待ち遠しいのか。(あんたもやん。by妻)
もうクリスマスツリーが出ていましたよ。
ほどなく開場となりましたので、オッサンもそそくさと入場します。
ウィーン・フィルハーモニー・ウィーク・ジャパンと称して、毎年11月にわざわざ
日本公演を開催してくれるのです。コロナの年を除き、もう10年以上になるかな。
しかし、オッサンはこれまで聴きに行くことは稀でした。といいますのも・・・
2013年11月、ウィーン・フィルの来日公演でベートーヴェンの交響曲全曲演奏会が
あり、当時病気になっていた妻がぜひ一度聴きたいと言っていたのです。オッサンは、
一年位前の売り出し日に頑張ってネット予約にチャレンジしたのですが、あっという間
に完売。チケットが取れず、がっかりした妻の顔を今でも忘れられないのです。つまり、
トラウマですね。痛恨の出来事でした。
結局妻は演奏会の前に亡くなってしまったのですが、オッサンは妻にウィーン・フィル
を聴かせてあげられなかったことが、長く尾を引き、ウィーン・フィルの演奏会には足
が向きませんでした。ま、チケットが入手できないという別の理由もありましたが。
2021年にリッカルド・ムーティ様が降臨された時に一度聴きに行っていました。その
時はシューベルトの交響曲第4番、メンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」。
さらに、今年ザルツブルク音楽祭で思いのほかあっさりとウィーン・フィルの演奏会
を聴くことができましたので、もはや喪は明けました。🙂 ザルツブルクではショスタ
コーヴィッチの交響曲第10番ニ短調という、ちょっとマニアックな曲でしたが、今回は
シューマンとブラームスの交響曲というわりとメジャーな作品です。
シューマンの交響曲第3番変ホ長調「ライン」、ブラームスの交響曲第4番ホ短調
というプログラムです。別プログラムのブルックナーの交響曲第5番とどちらにしよう
かと迷いましたが、途中休憩があるこちらにしました。😆
偶然にも指揮者は2013年と同じドイツを代表するクリスティアン・ティーレマン殿。
ベートーヴェンではなくブラームスだけど、妻にも聴かせてあげないと。つぅことで、
位牌と写真を持参したオッサンです。さすがにパンダは恥ずかしいのでやめました。
開演まで時間がありますので、腹ごなしにまい泉のひれかつサンド3切れと、お酒
です。ローラン・ペリエのシャンパンを頼んでしまいました。一流の演奏会には一流
のお酒でないとね。(そんな理由で無駄遣いを正当化するんか?by妻)
オッサンの席は2階後方。C席ですからね。サントリーホールは視界が利くので
問題ありません。欧米型のコンサートホールですね。
演奏はとても良かったです。当たり前でしょうけど。シューマンの3番は、第5楽章
まであり、シューマンらしい一風変わった曲。ケルンの大聖堂に感銘を受けて作曲
したなんて言われていますけど、ホントかな? ピアノ曲と声楽曲、室内楽は優れて
いるけれども、オーケストレーションはイマイチと言ったらシューマンさんに悪いかな。
リズムが楽しい曲ですが、ベートーヴェンやブラームスにあるような緻密さがない気が
する。プログラムのメインにはなかなか持って来にくい曲です。
ブラームスの4番は難曲で、ティーレマン殿はかなり早めのテンポでしたが、ウィーン
フィルにかかれば素晴らしい出来映えです。
この曲を生で聴くのは初めてですし、録音でもここ15年くらいは聴いていませんでした
が、高校生の時にスコアを買って、CDじゃなくてレコードを繰り返し聴いていたので、
細部まで覚えていました。改めて、魅力的な曲だなと思いました。かなり暗いけど。😆
ウィーン・フィルは弦の音色が綺麗だし、管楽器のエースの皆さんは上手すぎる。
ホルンは柔らかな音も、咆哮するような大音量もバッチリ。全く乱れはありません。
トランペットもトロンボーンも明瞭でいながら柔らかさを感じる心地よい音色です。
そして木管の皆様はもう天使みたい。フルートのソロ、クラリネットのソロは完璧。
しかもオケ(弦)としっかり調和しています。うーん、参りました。
上手すぎて、聞き惚れているうちに40分弱の
曲があっという間に終わりました。
客席は大ブラボー👏です。
アンコールはなんとヨハン・シュトラウスII世の有名なワルツ「美しく青きドナウ」
でした。オッサンは、ブラームスの大学祝典序曲かハンガリー舞曲あたりかと想像
していましたが、これは嬉しい。元旦のニューイヤーコンサートみたいでした。あの
3拍目を微妙にずらす、ズンタッ タのリズムが、これぞウィーン風です。ニューイヤー
コンサートにはお金と運がないと聴くことはできませんが、図らずもその雰囲気を少し
味わうことができました。有難うございます。妻も満足してくれたかな〜
(次はベートーヴェンやで。by妻)
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