久しぶりに銀座に行って目の保養をしてきました・・・
今日は午後から銀座に行ってきました。といいますのも、あのエノ●カさんの有料試飲
に申し込んでいたからです。今までならば、銀座に行ったら歌舞伎を観たり天ぷらを頂い
たり、イタリア料理のお店に行ったり、銀座三越で高級食材を購入したりすることもあり
ましたが、もうそのような贅沢は年に1~2回にとどめないといけません。
(つぅか、1~2回でも行くんかい!by妻)
でも今日はどうしても行きたかったのです。
はい、エノテ●GINZAーSIX店で、スペインの至宝と呼ばれる高級赤ワイン「ベガ・
シチリア」さんのトップキュヴェ「ウニコ」の試飲を予約していたのでした。😆
たったの30mlなのですが、オッサンはこれまでに飲んだことがないのでチャレンジ
しようと思っていたのです。なぜかと言いますと、今年のGWにスペイン・マドリード
の酒屋でこれを購入していましたので、リリースされたばかりの今、どんな味がするの
かを確かめたかったのです・・・(そのためにお金と時間を使うワケやんな。by妻)
オッサンが購入したのは最新ヴィンテージ2014年でしたが、試飲に出されたのは2013
年です。この生産者は、樽で8~10年熟成させてから市場に出すというポリシーを貫いて
います。つまり、リリース時点ではある程度飲み頃になっているのではないかなと。
この明るい輝くようなルビー色の液体は、しかしまだまだ手ごわい状況でした。
このワインは、テンプラニーリョ(ティント)というスペインを代表する赤ワインに
使われているブドウと、ボルドーワインに使われるカベルネ・ソーヴィニヨンを混醸し
て造られています。しかも土地面積当たりの生産量はボルドーの一流ワインの半分以下
なので、ものすごく凝縮している感じです。しかし、スペイン系品種のティント
(テンプラニーリョ)としてはシルキーで高級感がありますが、一般のボルドーほど
の複雑さは感じませんでした。これはちょっと難しいのかもしれない。
オッサンはこれで購入したウニコ(2014年)は、10年以上ほったらかしておくことに
決定しました。😆 (そこまで我慢できるかの~? by妻)
この後は銀座三越の地下二階、オッサンがたまに訪れているワインバーに行きました。
ここはお金と時間がたっぷりあるマダムが常連なのですが、今日は錦糸町😆にお住いの
おもしろいお姉さまがいらっしゃいました。「錦糸町は銀座と違うのよ~」、あの・・・
それは皆さん承知しているかと存じますが・・・
はい、なんだか錦糸町にますます愛着が湧いてきましたが😆、オッサンがここを訪問
する理由は、プロのソムリエがワンオペで運営しているので、ワインの品揃えが楽しい
ことに尽きます。エ●テカさんは、これでもかというほどに世界中の凄いワインをいつ
でも出してくれますが、サービスしてくれる方は経験の浅い社員の方。30mlとか50mlを
きっちり計るために計量器を用意し、しかもボトルから注ぐのではなく「コラヴァン」
というグッズを使ってコルクを抜かずにボトルのワインを吸い上げる方式なのです。
ま、誰でも慣れればできますよ。つぅか、味気ないことこの上なし・・・
それに比べて、銀座三越の地下三階にあるワインバーのソムリエのオッサン斎藤さん
はプロ中のプロ。計量器などは使わず、ちょっと手元が狂って少し多めに注いでくれる
こともしばしば。😆 いや、きっとサービスだと思います。何よりも提供する10種類
以上のワインを完璧に熟知しています。そして、常連客のお姉さまとのとりとめのない
世間話をしながらも、ワンオペでグラスを丁寧に拭きつつ、客から注文があれば速やか
に対応してくれます。斎藤さん、素晴らしいです。エノテ●にはこんな人はいません。
たぶん一流レストランに行けばこういう方がいるのだと思いますが、オッサンはそんな
ところには出かけませんのでね・・・
ソムリエとは単にワインに詳しい人ではなく、接客を含めてお客様に満足して頂ける
ように全方位のサービスができる方なのです。(オッサンには無理やな・・・by妻)
最初のワイン(上の写真)は、イタリア北部ピエモンテ地方の生産者のワイン。その
名も「リンシエーメ」。英語だと「トゥゲザー」、日本語だと「御一緒に」ですかね?
ピエモンテの高級ワインバローロやバルバレスコに使われるネッビオーロ種を中心にし、
バルベーラやドルチェット等の安価なワイン用のブドウも混ぜて造っているようです。
そしてその後はブルゴーニュの赤ワイン。コスパの良い北部マルサネと南部サントネ
のワインをオーダーしました。まぁ一杯70mlで1000円台で出そうと思えば、こういう
セレクションになるのも仕方がないのですが・・・飲んで驚いた・・・
ブルゴーニュのスイートスポットであるコート・ドール(黄金の丘)の最南端にある
パッとしない村サントネの、なんだここにも1級畑があるんかいという感じで見ていた
「クロ・ルソー」の畑のワイン、2021年ですが・・・なんじゃこりゃ~
2021年はブルゴーニュにもボルドーにも試練の年で、軽めの造りで早飲みタイプの酒
を造る生産者が多かったのですが、これはちょっと違うぞ・・・一緒に飲んだコート・
ドールの一流生産者のワイン(北部マルサネ)よりも、はるかに深みがあり熱量が高い。
ちょっと凄い気がするぞ・・・
てな感じでワインを合計270ml飲んできたのですが、帰宅してからも飲んじゃいます。
また豚の冷しゃぶ、宮崎・霧島の黒豚の切り落としがお買い得でした。とても柔らかく
ジューシーです。これはお買い得だわ・・・
北海道のホワイトコーンはめっちゃ甘くておいしい。スイートコーンとはこの事だ!
我が家の定番ブルゴーニュの赤。ブシャールのワインですが税込2.100円とは有難い。
銀座まで行って、GINZA-SIXと三越のデパ地下でたっぷり目の保養ができましたが、
試飲だけで何も買わずに退散したオッサンでした。😆
(そうした方がえぇよな・・・by妻)
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