2024年GW:スペイン・フランスの旅 ㉛セゴビアのレストランで・・・その2
食事の途中で終わってしまいスミマセン。続きです。
セゴビア旧市街のレストラン、メゾン・デ・ホセ・マリアでの食事、メインディッシュ
はコレですね、やはり・・・
はい、ちょっと可哀そうですが、生後3~5ケ月の子豚🐷の丸焼き、コチニーリョ・
デ・アサードです。これはセゴビア名物なので、トライしようかどうしようかギリギリ
まで迷いましたが、保守的なオッサンにしては珍しくチャレンジしました。まぁたぶん
チャレンジャーの妻がいたら迷いもせずオーダーしていたはずです。(ほっとけ。by妻)
しかし、ホンマにコレ、そのまんまですね。リアルすぎてちょっとキツイな~
そしてこの後がまた注目なのです。この子豚くん、既にこんがり焼けて飴色になって
いますが、実に柔らかく簡単に切り分けられてしまうのです。それをパフォーマンスに
しているのですが、伝統的になんとお皿で切り分けるのですよ。
2024年4月29日 セゴビアのレストランで仔豚🐷の丸焼きを頂きました・・・
にこやかな顔をしたオッチャンが、お皿を使って子豚くんをエイヤッと切り分けてい
きます。ちょっと残酷だよね~ この日はオッサンと、日本人夫婦の3人分が切り分け
られました。米国人観光客は頼んでいないのに、スマホで写真だけ撮っていました。
ちなみに昔はこの後で、お皿を床にたたきつけて割るパフォーマンスがあったのです
が、勿体ないし後片付けが大変なので今はやっていないようです。
お値段は一人前で約2,500円。お安くはないですが、せっかくなのでトライしました。
オッサンには右上の部分、頭から胸の部分がサーヴされました。うーむ・・・お耳と
足が付いているんですけど・・・ビジュアル的にはかなり厳しいですぞ・・・
ちょっとためらいがありましたが、ここまで来たら頂かないと後悔します。外側の皮
はパリパリで簡単に剥がれます。オッサンは皮は苦手なのですが、ぶよぶよで噛んでも
千切れない皮はダメなのですが、これなら大丈夫です。香ばしくこんがり焼きあがって
いますので、皮もまるごと頂けます。あ、耳と足は無理ですが・・・
そしてお肉ですが、何ですかこれは! 生後間もない子豚なので、オッサンが苦手な
脂肪の脂身は皆無。鶏肉?いやもっと肌理が細かくてもっと柔らかいです。口の中で、
ほろほろと崩れてくるくらいの柔らかさです。そして味は意外にも濃厚。白身の肉なの
で、あわせるソースはかなりエグイ味のものでした。壺から注いでくれましたが、相当
長い期間、甕の中で熟成しているのだろうなと思います。この味は日本人にはちょっと
きついかも。透明がかった黄土色がこの料理にはマッチしていますが、かなりくどい。
ちょっと日本の料理にはないような味付けです。
でもまぁお肉はホントに柔らかくて肌理が細かくてシルキーな舌触りで美味しいです。
しかもかなりの量です。250gくらいはあるんじゃないかな・・・いつもお肉は120g程度
で頂くオッサン、全部は食べきれませんでした、子豚🐷くん、すまん・・・(アホ)
こんなの日本では絶対に食べられないですよね。日本人にはこんな赤ん坊を●して食べる
習慣はないですからね・・・
あっ、よく見るとお皿にパンダみたいなマークが見えますけど・・・キャワユイ。
さすがはセゴビアを代表する料理、コチニーリョ・デ・アサードです。参りました。
40代くらいの日本人夫婦が同じように注文していました。かなり盛り上がっていました。
食後はコーヒー(エスプレッソ)を。ヨーロッパのコーヒーは濃くて美味しいです。
まだワインが少し残っていましたので、急いで空けました。😆
お腹いっぱいになりました。ワインも込みで8千円くらいかかりましたが、セゴビア
の思い出だと思えば納得です。(ワイン代が半分以上を占めているよな・・・by妻)
食事を終えると午後10時近くなりました。しかし、空はまだうっすらと青く見えます。
空気が乾燥しているので、ひんやりとして気持ちがイイです。ホテルは旧市街の城壁外
にありますので、ゆっくり旧市街の道を下りながらホテルに向かいます。
もう閉まっていますが、途中に楽しそうなお店がいっぱいありました。ワインの樽の
上にお菓子がいっぱい展示されたお店・・・楽しそう。妻がいたら絶対入ったはず。
ワインとタパスのお店も面白そう。もっと時間があったらオッサンは立ち寄ったはず。
うわ~、さっき頂いた子豚の丸焼きのディスプレイもありました。ニンニクの飾りが
凄い。あ、子豚の丸焼きのタレはきっとニンニクをたくさん使っているのでしょう。
食べ物の店だけでなくファッションのお店も面白い。欧米人の女性は、夏にはスゴイ
恰好をしていますが、やっぱりこんな風に普通に売っているのですね・・・
こんな風に緩やかに下っていくメインストリートの両側に、お店がいっぱい並んでいて
ウインドウを見ているだけでも楽しいです。
15分程歩いて、城壁の外にあるアソゲホ広場に到着しました。妻がいたら絶対に、
「ゲホゲホ広場」と言っていたと思います。(決めつけんといて。by妻)
広場はライトアップされていて、古代ローマ時代の水道橋が美しい姿を見せています。
妻が見ていたら、きっとコーフンしていただろうな。(ええやん、別に。by妻)
機能的でありながら、優雅さも感じさせるとは・・・参りましたよ、古代ローマ人。
31回も記事にしてきて、ようやく4日目が終了します。セゴビアもこれで終わりです。
この後は、オッサンがどうしても行きたかったバスク地方に参りますよ~!
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。