Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

ヤクルトの必死さが上回った・・・

  映像を見ていないので実際のところどうだったのか詳しくわからないのですが、阪神
 対ヤクルトの第三戦は、ヤクルトが力で押し切りました。
  どっちに転んでもおかしくないくらいのシーソーゲーム、阪神も15本のヒットを打ち
 ましたが、ギリギリのところでヤクルトが持ちこたえました。矢野監督が3回で先発の
 ガンケルをあきらめ、4回表に代打を送って勝負をかけたことが一時は成功したように
 見えましたが、岩崎・スアレスにつなぐまでの4イニングを、その他の投手が持ちこたえ
 られませんでした。一か八かの賭けだったと思いますので、矢野監督の決断は評価しま
 す。しかし、こうなるのは半ば予想できました。予想を裏切る好投を見せてほしかった
 な、及川投手。まぁこの経験を肝に銘じてキャンプで頑張ってほしい。アルカンタラは
 残念ですがもうサヨウナラでしょう。ここぞというところで四球の後2点タイムリー。  
 そして大山はよく頑張った。頑張っていない選手なんかいないけど、やっぱりいいカモ
 にされた佐藤輝はオフは遊んでいられないですね。相手もプロだということがわかった
 と思います。残塁の山は、打てないバッターが1人でもいればこそ。4点取った回に、
 一人でイニング2回アウト(最初と最後)になっていてはバッタリ流れが途切れます。
  私が思う敗因は、近本を完璧に封じこまれたこと。これ、完全に研究されつくしてい
 る証拠ですね。近本もコーチも気が付いていない訳ではないと思うけど、対応できない。
 ヤクルトも村上がマークされて不発だったけど、ほとんどフォアボールか死球だったの
 で、勝負しているうちに入らない。村上はよく我慢し、それを見ていたほかの選手たち
 が、代わりにお釣りがくるくらいいいところで打ちました。これぞチームプレイだな。
  そして残念ながら、バッテリーの実力差が出た。コントロールの良い投手はこっちは
 秋山だけ。ハルトもガンケルも失投を一発で仕留められた。つまりホームランのある・
 なしの差。ヤクルトのバッテリーはホームランだけは打たれないように注意し、投手は
 その通り投げることができた。梅野のリードがどうだったかは知らないが、阪神の投手
 は失投を防げなかった。もちろんヤクルトの打者は投手以外は全員ホームランを打てる
 ので、確率的には阪神投手陣のほうがしんどかったとは思うけど・・・
  とにかくヤクルトの必死さがタイガースの執念を上回りました。今のヤクルトをここ
 まで追いつめられるのは阪神だけだと思いますが、それでも1勝2敗。脱帽しかない。


  来週は消化試合の巨人・阪神戦。週末は個人タイトルが懸かっていて妙に気合の入っ
 ている広島(前回3タテを食らった相手)との対戦。ヤクルトが勝ち続けることを想定
 しつつも、この悔しさを晴らすには巨人や広島にはひとつも負けてほしくない。
  ファンのために最後まで全力で戦ってほしい。