Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2017年夏、北欧&ドイツの旅 ㉔スカンセン野外博物館 ~その2~

  どこにも出かけない日曜日。掃除・洗濯・布団干しとベランダの植物の手入れで半日
 経過。午後はだらだら。明日は早朝ミーティングで御前5時半起きだからちょっと憂鬱。
 プロ野球の阪神対ヤクルトは午後6時プレイボール、今日は有料TV放送しかないので、
 プロ野球速報をネットで見るしかなさそう。


  それまでの間、書きかけの北欧旅行の記事を続けます。(もう飽きたんか?by妻)
  スカンセン野外博物館の見学が途中でした。広い園内のところどころに、移築された
 伝統的な建物がありますが、とても全部は見切れません。
  古い農家の木造建築が集められた、広場のようなところがありましたので見学します。
地元の子供たちも見学に来ています。


  

  解説がないとよくわからないのですが、かなり大きくて古い建物です。ここは納屋
 みたいなものかな?木材などを貯蔵していたのかな。でも全般的に貧しい感じです。

  
  あ、この農家の木造建築の一つに入ると、中に人がいました。伝統的な衣装を着て、
 当時の作業を再現しているようです。ピンボケでいまいち様子がはっきりしませんが、
 必要なものはこうやってすべて手作業で作っていたのでしょうね。自給自足のつましい
 生活が、スウェーデンの農村地帯では1900年頃までは続いていたそうです。        

 

  ちょっと素朴というか貧し気な建物ばかりを見ていると、気持ちがあがりません。
 気晴らしにちょっと美しい建物や庭園があるゾーンに行ってみることにしました。
  まずはハーブガーデンです。いろいろなハーブと野草が植えられていて、わりと花が
 きれいに咲いていました。えんじ色のロッジと小屋(納屋)とのコントラストが美しい。

  ハーブ園の管理をされている方なのかな?植物の手入れをされている人がいました。

  近くには郵便局の建物がありました。あ、これは最初のうちに見ていたものですね。
 元の場所に戻ってきたようです。ちょっと坂道になっていまして、傾斜に合わせて建て
 られているみたいです。元々あった場所がそうだったのでしょうね。

  この近くに創設者ハッセリウスさんが晩年に住んだというイエローハウスがあるはず
 でしたが、迷ってしまって見当たりませんでした。結構広くて、探すのが大変なのです。
 そのかわりに?ローズガーデンを見つけたので、そちらに行ってみました。
  こちらはきれいに手入れされ、刈り込まれた植栽の中にバラが植えられていて、なか
 なか凝った演出をしていました。ちらほらとバラの花も咲いていてよかったです。

  そのほかにもボタンのような花?が咲いていました。なかなか絵になります。

  
  こんな感じで園内を見学しているうちにもう午後3時になります。残念ながら、そろ
 そろ帰る準備をしなければなりません。後ろ髪を引かれるように、出口に向かいます。

  出口近くには鍛冶屋の家、パン屋の家など商売を営む家が再現されたコーナーがあり、
 実際にいろいろ民芸品を売っていました。カフェになっている店もありました。こんな
 ところでゆっくりお茶をしてくつろぐなんて、オッサンの旅ではまずあり得ません。
 (エラそうに言うことちゃうわ! ホンマに付き合う方も大変なんやで。by妻)
  名残惜しいけど、スカンセンともお別れです。いやぁよく歩いたなぁ。

  この後はまた路面電車で市街中心部に戻り、荷物をピックアップしてから次の目的地
 に向かいます。なんと、スウェーデンの首都ストックホルムの観光はこれで終わりです。
 まだまだ面白い見どころがいっぱいある都市ですので、ちょっと申し訳ない気がします。
 滞在5時間強では、さすがにこれが精いっぱいです。せめて一泊しないとだめだなぁ。
  気を取り直して、先を急ぎます。(別に急がんでもえぇんやで。by妻)