久しぶりにコンサートに行きました・・・
今日は今週初めての完全在宅勤務の日でした。
ベランダのイングリッド・バーグマン様がさらにゴージャスになってきましたよ~
花弁に顔を近づけると、とてもいい香りがします。見て良し、香り良しでいうことなし。
名実ともにバラの女王様です。(私みたい・・・by妻)(さよけ・・・byオッサン)
チューリップの花の3倍くらい大きいバラの花なんですよね~ 凄いとしか言えない。
あ、リスボンレモンの花も咲きそうになりました。しかし、アゲハ蝶のタマゴが孵化
してしまうと、食欲旺盛な芋虫に葉っぱが食い荒らされてしまうので、これからのケア
が重要となります。(そんなん言うて、毎年失敗しとるけどな・・・by妻)
つぅか、既に葉っぱがかなり食い散らかされていますやん。先が思いやられる・・・
今年はチューリップが全然ダメで、バラも昨年より1~2週間開花が遅いようです。
しかし既に春の草花(パンジー、デージー)は終わりになりつつあり、これからは夏の
草花(ペチュニアやニチニチソウ)が元気になりそう。どちらにしても、朝の水やりと
追肥などのケアが重要ですよね・・・
そして、夕方6時に仕事を終え、久しぶりに渋谷のNHKホールまで参りました・・・
実は一週間前に、まだチケットが余っているという噂を聞き、C席(税込3,300円)
のチケットをGETしていたオッサンでした。😆
というのも、本日の演目はオッサンが気に入っているブルックナーの交響曲第7番
でしたので。生演奏を聴くのは2回目ですが、なかなかチャンスがありませんのでね。
ブルックナーの交響曲は大曲なので、この日のプログラムはこの1曲だけ。遅刻します
と聴き逃してしまうので、オッサンは開演時間の19:30に間に合うように、急いでNHK
ホールに向かいました。
指揮者はクリストフ・エッシェンバッハさん。若い頃からスキンヘッドの方ですが、
もうかなりの御歳になられました。元々はピアニストでしたが、今では指揮者としても
活躍されていますね。昔は、指揮者は指揮者、ソリストはソリスト、であったのですが、
現代の音楽界ではピアニスト出身の大指揮者は珍しくありません。ダニエル・バレンボ
イムさんやウラディーミル・アシュケナージさん、ミハイル・プレトニョフさん等々。
演目が演目だけに、むさ苦しいオッサン比率が高いだろうと思って行きました。確か
に、会社帰りのヨレヨレスーツで頭髪の怪しいオッサンがたくさん来場していました。
(それ、自分のことやんな。by妻)
人気の高い曲なのですが、お客さんの入りは芳しくありません。先日の歌舞伎座ほど
ではありませんが、8割程度の入りです。やはり少し景気が悪くなってるのかな・・・
おや、会場にはものすごい量のマイクがセットされています。舞台の両脇にはテレビ
カメラもスタンバイしています。おそらくテレビ収録があるのでしょうね・・・
ブルックナーの7番は、彼の交響曲の中では比較的親しみやすいのですが、それでも
演奏時間は70分くらいかかりますので大曲です。
冒頭の弦のざわめきの中、チェロの印象的な旋律が朗々とホールに響き渡ります。生
で聴きますと、やはり迫力が違いますね。金管楽器の咆哮はすさまじい音量ですが実に
クリアに響き渡りますし、弦楽器の弱音も遠くの席までしっかりと伝わります。客席に
も緊張感がみなぎります。大曲ですが、エッシェンバッハさんの指揮はかなりゆったり
したテンポでしたので、さらに長く感じました。
第三楽章までは比較的スローテンポでゆったりした感じの演奏でしたが、最終楽章は
通常のテンポでした。小躍りしたくなるような軽快なメロディーと、分厚い金管楽器の
轟音が交錯しつつ、華やかなフィナーレになだれ込んでいきました。エッシェンバッハ
さんがタクト(指揮棒)を下ろすと、一瞬の沈黙の後、客席のオッサンたちがブラボー
を叫び、大きな拍手が沸き起こりました。
最近、N響(NHKホール)では終演後の写真撮影はOK(インスタグラム等で宣伝して
くださいということで)なので、オッサンも遠くから舞台の写真を撮影しました。
エッシェンバッハさんは、ソロで活躍した奏者たちを一人一人ねぎらっていました。
鳴り止まない拍手の嵐の中、エッシェンバッハさんが指揮台を降ります。マエストロ、
お疲れ様でした。
久しぶりにオーケストラのコンサートを聴き、満ち足りた気分になりました。
夜の渋谷の街は、若者たちや外国人たちで大賑わい。しかしおひとりさまのオッサン
はコンサートの余韻を味わうこともなく、まっすぐ駅に向かい帰宅しました。
(結局帰宅してお酒を飲むしかないんやな・・・by妻)
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