Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2017年夏、北欧&ドイツの旅 ㉚デンマーク王室シリーズ

  四国旅行から帰ってきたばかりでコーフンしていますが、放っておいた?北欧記事を
 進めたいと思います。あ、ドイツまで行きますからね、早く進めないと・・・


  今日はデンマーク王室の、フレンドリーでいながらもやっぱり凄いところを見学しま
 す。最初はローゼンボー離宮の続きから参ります。宮殿の一部が、17世紀前半の王国の
 最盛期を演出した王たちの居所を再現したエリアになっていました。

  ちょっとゴテゴテしていますが、床の模様がオランダチックです。

  黄金の獅子の守る王と王妃の玉座です。ちょっとピンボケでうまく撮れませんでした。
 実物はかなり美しくてゴージャスです。


  こちら ↓ はクリスチャン4世の間です。ゴブラン織りのタペストリー、象嵌細工の
 家具など、豪華絢爛です。いかにも派手好きな王様らしいですね。

  かなり凝った装飾の部屋ですね。ゴージャスですが、ちょっと落ち着かないのでは?


  調度品や食器類も素晴らしいものがたくさんありました。
  美しい細工がされた装飾品のようなガラス製品がステキ。

  象嵌のライティングスタンドの上には、陶磁器の杯が置いてあります。

     

  陶磁器の食器もたくさんありました。しかし、写真がピンボケなのが惜しまれる。
 (ちゃんと確認しとらんからや。by妻)

   
  この手のものに興味のある方が見学するには、たっぷり2時間は必要なところですね。
 オッサンは1時間で集中力が切れました。(情けな~。by妻)
  
  ローゼンボー離宮を出て、次の目的地まで徒歩で向かいます。離宮の前は、広い庭に
 なっていて、観光客や地元の方々がのんびりと散策しています。 

  一部は花壇のようになっていました。北欧の植物はどれも花が小さいですね。


  ローゼンボー離宮の庭園を突き抜けると、落ち着いた旧市街の街並みに出ます。由緒
 ありげな建物が建ち並んでいて趣がありますね。そして自転車が似合う町です。
 (アムステルダムやストックホルムのように、海沿いの街で平坦だからね。)

  おっと、突然巨大な大理石造りの迫力ある建物が視界に飛び込んできました。
 バロック風の建築のフレデリクス教会で1894年に完成したそうです。

     

  ドームの下の内部はこんな感じでシンプルですが、美しいです。

 
  そして、この教会のすぐ先にデンマーク王室の宮殿アマリエンボー宮殿があります。
 こちらはローゼンボー離宮よりも新しい時代、18世紀末から20世紀にかけての王家の
 居城だったそうです。大きな広場を中心にして、4つの宮殿が対照的に配置されていて、
 なかなか面白い設計ですが、初めから王宮として設計されたものではなく、もとは貴族
 の館だったそうです。当時の王宮(後で参りますクリスチャンボー城)が火災で焼けた
 ため、この貴族の館を召し上げて?王宮としたそうです。よほど居心地がよかったのか
 そのまま居座ってしまった王様・・・

  宮殿を構成する四つの建物のうち、クリスチャン8世宮殿と呼ばれる館は、博物館に
 なっていて一般公開されてます。しかしオッサンはローゼンボー宮殿の見学で、もうお
 腹いっぱいになっていました(アホ)し、この後の予定もあるので博物館はパス。
 12時からこの王宮前広場で行われる衛兵の交代式を見学しました。(またかいな。by妻)


  少し早めに行って陣取りをしていると、しばらくして警察官がやってきて観光客たち
 を中央広場から追い出します。この広場全体が衛兵交代式の会場になるのですね。
  お、そうこうしているうちに交代要員の衛兵たちがやってきました。英国王室と同じ
 ように黒いクマの毛皮の帽子をかぶっていますね。制服の色は違いますけど。
 ちなみに後ろに見えるのが、先ほど見学したフレデリクス教会です。

  交代する衛兵が勢ぞろいしました。

  ストックホルムのスウェーデン王室のような楽団の演奏はありせんので、静かなパレ
 ードです。衛兵の掛け声がよく聞こえました。オッサンのすぐ目の前を兵隊さんたちが
 通過していきました。なんだかんだ言って、衛兵交代式って楽しいエンターテイメント
 になっていますね。(オッサンも喜んで見とるやん。by妻)

  交代した後、持ち場についた衛兵さん。微動だにしません。大変ですね。

    

  時刻は12時半。この日は15時半過ぎの列車でドイツに向かいますので、残りはあと
 僅か3時間弱なのです。まだ昼食も取っていません!(またお昼抜きか?by妻)
  次回はコペンハーゲンの最終回になると思います。(はやっ。by妻)