Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

京成バラ園Ⅱ ~その3~

  四国2泊3日旅行から帰ってきましたが、強行軍でちょっと疲れました。もう歳かな。
  
  プロ野球は、セ・パ両リーグともに最終戦近くまでもつれこむ大混戦でしたが、セ・
 リーグはどうやら今日で決着がつきそうです。阪神も最後まで粘ったけど、仕方ない。
 ・・・ということで、やけ酒(こういう日は節約してビール)を飲みながら、気分転換
 に京成バラ園の記事の続きでも書くか・・・


  さぁ最初はいかにも清楚な感じの薄いピンク色のバラ。切り花にしたら美しい感じ。
 しかし名前は「マイガーデン」なんていう、ちょっとダサい名前。もうちょっと可憐な 
 名前を付ければいいのになぁ・・・(いちいち文句を言わんと・・・by妻) 

  あ、いつのまにかバラの名前を記した看板がリニューアル?されているようです。
 品種の発表年、作成社(者)、系統などの情報が併記されていて親切ですね。そうか、
 この看板を一緒に載せておけば解説はいりませんね!(ズルすんな。by妻)


  お次はピンク色の縁取りが映えるオシャレなバラ。その名も「カリフォルニア・ドリ
 ーミング」です。花芯に近いほうは白っぽく、花びらのふちが艶やかなピンク色という
 魅力的な花ですね。形もシャキッとしていて凛々しい感じがします。



 
  お次はダーク・レッドのシックなバラ。ドイツの生産者コルデス社の作品です。その
 名も「コンラッド・ヘンケル」と、いかにもドイツ的。ボリューム感のある花弁が少し
 巻き込み気味に咲き、雨の雫が滴っています。  

    

  お次はオレンジ色というか人参色のバラ、京成バラ園の作品で「王朝」という典雅な
 名前をもらっています。花びらのふちが少し赤みを帯びているようです。ちょっと開き
 過ぎている感じです。いつも、ちょうどいい感じに開いている花を探して写真に撮ろう
 としているのですが、なかなか難しい。

  次はロイヤル・シリーズ。アイボリーがかった薄いピンク色の「ロイヤル・ハイネス」
 です。英国王室ゆかりの作品でしょうか?すうっと枝が伸びて立ち姿も美しいです。
 これは1962年の作ということですので、現代のバラ品種の中では古典的なのかな?

     

  続いては「エレガント・レディー」、旧名はなんと「ダイアナ・プリンセス・オブ・
 ウェールズ」ですと、あの故ダイアナ妃にちなんだものだったのですね。なぜ改名して
 しまったのでしょうか?(いろいろあるんやで、王室やから。by妻)

  ロイヤル・ハイネスに似ていますが、もう少しピンク色が濃い感じです。
 雨の中で少ししなだれている感じですが、見事な咲きっぷりです。

  
  続いては「アプリコット・キャンディー」。なんともキュートでチャーミングな名前
 ですね。アプリコット色で、カーネーションのように開くバラです。

     

  たくさん花をつけていて見事です。つぼみもポンポン出ていて、しばらく楽しめそう。


  さらに行きます。「スイート・パローレ」。ん?英語とイタリア語のごちゃまぜです。
 なぜ「ドルチェ・パローレ」にしなかったの?(直訳すると「甘いささやき」かな。)
 確かにこのピンクの丸みを帯びた花びらは、イメージ的にぴったりな気がしてきました。
 (騙されやすいオッサンやな。by妻) 

    

 


  続いては薄いイエローのバラ、「イルミナーレ」です。これまでのバラは、ほとんど
 HT(ハイブリッド・ティー)という系統でしたが、このバラは「クライマー」という
 系統だそうです。確かにちょっと毛色が違っていますね。やや花弁が少なく質素な感じ。

    


  今日の〆は、泣く子も黙る名デザイナーの名を冠した赤い色のバラ「クリスチャン・
 ディオール」様です。いやぁ、これは存在感があるバラです。1958年の作とのことです
 から、かなり長い間名声を保っている名作なのでしょう。いや、さすがの貫禄ですね。

  


  ここまでで10品種をご紹介しましたが、まだまだ続きます。
  小雨の降る中を、傘をさして広いローズガーデンをチョコマカとうろついては写真を
 撮影しているオッサン。傍目で見たら、かなり情けない感じだと思われます。
 見物客が少ないので、写真が自由に撮れる(人が写り込まない)のが救いですが・・・
  また続きます・・・