Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

鉄道博物館に行ってきました・・・④模型と鉄道グッズ

  忘れていました、鉄道博物館の記事がまだ途中でした。(アホや。by妻)
  新幹線コーナーの後、一階フロアの北側にある体験シミュレーションコーナーに行って
 みました。ここはミニ列車を運転できるという、鉄ッチャンには人気の場所でした。でも
 いい歳こいたオッサンよりも、お子様のために造ったのだと思われます。
  オッサンは運転にあまり興味がないので(へたくそやからな・・・by妻)、専ら見学を
 していました。ちょっとカワユイミニ電車がプラットフォームに停車しています。

    

  このミニ列車に乗って楕円形のコースをゆっくり自分で運転できるらしく、運転台に
 は本物と同じような装備があるそうです。つまり「運転手は僕だ」っちゅうことですね。
  小さなお子様が運転している(お父さんが隣に座ってサポートしている)ミニ列車が
 やってきました。楽しそうでいいですね。しかしその後に現れたミニ列車では、なんと
 オッサンが運転していました。鉄チャンも恥ずかしげもなくエントリーしているのか。
 ちなみにこのアトラクションも、事前申請の抽選だと思います。


  次は二階に上がって展示品を見学します。ここにはジオラマ(鉄道模型)コーナーが
 ありますが、見学は予約制となっており、オッサンは見ることができませんでした。
 気を取り直して二階の回廊をすたすたと歩いていますと。おお・・・キハ80系では?
  懐かしい列車の模型が展示されていました。まずは東北初の特急ディーゼルカーとし
 て上野と青森を結んだ「はつかり号」の模型がありました。本当は、この実物を残して
 おいてほしかったです。青函連絡船に接続し、函館から北海道の特急ディーゼルカーと
 つなぐことで、昭和30〜40年代の北海道行きのメインルートになっていたそうです。 

  特急型ディーゼルカーをもう一つ、これはキハ82系かな? 大阪と青森を新潟経由で 
 結ぶ長距離特急「白鳥」が有名でした。これも関西と北海道を結ぶ役割があったはず。 

  続いては、オッサンが小学生の頃、東海道本線を走る貨物列車をけん引していた名機
 EH10型電気機関車です。2両編成でパワーを出していました。黒光りしてカッケー!

  そして一世を風靡した寝台と座席の兼用車両の581系特急電車の模型もありました。
 これは京都の鉄道博物館に実物が展示されていましたが、ここでは模型でした。
 首都圏と東北を結ぶ寝台特急「はくつる」、「ゆうづる」や、名古屋や関西圏と九州を
 結ぶ寝台特急「月光」、「なは」、「明星」などとして使われていました。昼間の特急
 としても、北陸の「しらさぎ」や「雷鳥」、東北の「ひばり」等にも使われていました。
  寝台は3段ベッドが向かい合わせで、昼間の座席はリクライニングがきかない3×2
 の向かい合わせの固定座席でしたので、快適性はイマイチでしたが昼も夜も活躍した

 名列車だったと思います。

  おや、JR(旧国鉄)の列車だけだと思っていたら、模型コーナーには日本を代表する  
 私鉄の名列車も展示されていました。まずは首都圏ではおなじみの小田急のロマンス・
 カーです。初期のモデルですね。これ、オッサンも中学生の頃に乗りました。学校では
 一人で電車に乗って市外に出るのは禁じられていましたが、オッサンは当然無視です。
 当時は今思えば「アホか?」っちゅう校則があって、みんなそれに拘束されていました
 が、オッサンはそのようなことに束縛されません。お小遣いをためて、日帰りで東京や
 名古屋に行っておりました。(その頃からあちこち行きまくってたんやな。by妻) 

  そして今度は西の雄。近鉄特急ビスタカーです。これも懐かしい! 関東がパノラマ
 なんやったら、関西は二階建てじゃい!てな感じですかね。オッサンが関西在住の頃、
 1990年代初め頃までは走っていました。その後改良タイプが出て二階建てのみならず、
 個室完備の列車や、名阪ノンストップ特急アーバンライナー、今では「ひのとり」号で
 すかね、ゴージャス路線を歩んでいます。

 
  そして二階の見どころはもう一つ、鉄道グッズのコーナーです。正直に言いますと、
 鉄道博物館なんだからもっと質量ともに圧倒的なものを揃えてほしいと思いましたが、
 まぁなかなか興味深い展示でした。まずは列車の行き先表示半の展示コーナーです。

    

  こんな列車もあったんですね・・・秋田新幹線の開通前でしょうね。

  上野と仙台を結んだ電車特急「ひばり」号のヘッドマークです。 

  機関車の先頭に飾られていたヘッドマークのコーナーは面白いです。JR東日本時代の
 物が多いです。旧国鉄時代のブルートレインのヘッドマークをすべて揃えたら、マニア
 のに人たちが殺到するでしょう。(オッサンも当然行くわな。。。by妻)

    

  そのほか、信号制御の機械や、単線の路線で通行権を示すタブレットという器具など
 面白いものがかなりありましたが、どうも積極的に展示しているというよりは、収蔵品
 という感じです。鉄っちゃんでなくても楽しめるような展示にしてもらいたいですね。


  最後に、こんなものまでありました。

    

  昔の駅の切符売り場です。自動券売機がなかった時代は、このようなとても硬い厚紙
 を使った切符でした。懐かしいです。「硬券(こうけん)」と言っていたなぁ・・・
  鉄道博物館はなかなか奥が深いですね。
  ダラダラ続けてきましたが、次回が最終回となる見込みです。