Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2023年6月:上高地と白骨温泉の旅 ③松本市内散策・・・

  もうどうでもいい感じがしますが、6月の上高地・松本の記事を再開します。
  (まだ松本市内から出てないやん。これではいつ上高地に着くんかわからんで。by妻)


  国宝松本城を観光した後は、その近くにある縄手通り・中町通りといった松本市内の
 観光客向けのスポットまで歩いて行きました。徒歩10分ほどで縄手通りの入口に到着。

      

  このふざけた絵はなんだと思ったら、縄手通りの守り神のカエル様なのだそうです。
 かつては屋台のようなお店が並ぶ通りだったそうですが、2001年にこのような昔の長屋
 風の町並を再現したそうです。修学旅行?の中学生の団体がお土産を物色していました。

  おっと、ここにもこんな ↓ オブジェが・・・でもちょっと、やりすぎでは?・・・

     

  オッサンはここよりも、もう少し先に行った中町通りの落ち着いた街並みの方が好み
 です。土蔵造りの古風な建物が並び、観光客向けのお洒落なカフェや土産物屋の間には
 地元の昔ながらの老舗のお店が残っているので、とても雰囲気が良い感じです。

  蔵を改造したと思われる、こんなシックでお洒落な ↓ カフェもありました。普通の
 観光客だったらこういうところで一服するのでしょうが、オッサンは素通りです。 

     

  観光客向けに内部を見せてくれる屋敷がありましたので、入ってみました。入場無料。
 涼しい風が通って気持ちが良かったです。豪商の屋敷だったところでしょうか?

  数百メートルほどの通りですが、両側にずらりと古風な建物が並んでいて壮観です。
 明治時代の大火で大半が焼失してしまったらしく、その後再建されたものだそうです。
 その後、きちんと整備されてこのような味のある町並みができたのですね。

  おしゃれな工房がいくつかありました。見ているだけでも楽しいお店が多いです。

  雰囲気のあるお店ですね。でもオッサンは何も買わずにスルーです。😆 妻が居たら
 じっくり見たいと言っただろうな~ (オッサンと一緒だと大迷惑や。by妻)

 
  そのまま松本駅方面に歩いて戻ります。お、途中で松本の老舗和菓子屋・開運堂さん 
 がありました。ちょっと覗いてみましょう。(オッサン、お菓子は買うねんな。by妻)


  お酒飲みのくせに甘いものも好きなオッサン、たくさん購入してしまいました。😆
 本当は上品そうな栗羊羹が欲しかったのですが、かなりの値段だったし重そうだったの
 でやめました。そのかわり一つずついろいろなお菓子を選んで購入しました。
  まずはくるみの入った上品な落雁のような和菓子の「真味糖」。

  そして国宝松本城をイメージして作られたという「松本の城」は、お城の外観のよう
 に黒い皮(ココア)の中に、ピンク色の餡が入っていてこれまた上品なお味。

  そしてネーミングが面白い「これはうまい」。パッケージの絵も楽しいです。誰かが
 食べて思わず口走った言葉が、そのまま商品名になってしまったようです。😆


  そして最近人気だという「りんごどらやき」も買いました。少し冷やしているので、
 早めに食べないといけないみたいです。中にはリンゴジャムのような餡がぎっしり。

  
  その後は、少し早めですが有名なお蕎麦屋さんに行きました。しかし、既に行列が
 できています。午後2時前の電車に乗りたいので、あまり待たされると乗り遅れてしま
 うリスクがありますが、せっかくここまで来ましたので並んで待ちました。
  松本の名店、「そばきりのみよ田」さんです。

    

  蕎麦屋さんはラーメン屋と違って回転が遅い・・・ちょっとヤキモキしましたが、
 1時間近く待って、午後0時50分に席に案内されました。約40分で食べられるか? 
  せっかくなので、名物の「とうじそば」スペシャルをオーダーしました。
  あれ?一番最初に出てきたのは馬刺しですね。長野県も新鮮な馬刺しで有名です。
 とてもきれいな桜色をしていますね。薬味のショウガとネギで頂きます。柔らかくて
 美味しいです。熊本、会津、信州と、最近はおいしい馬刺しを頂いているなぁ。 
  あと、「焼き味噌」も付いていました。竹べらのようなものに炙った味噌がついて
 いて、信州らしい感じです。炙るとさらに旨味が凝縮するようです。 

  そしてメインの「とうじそば」です。鉄鍋の中にキノコやネギなどの具がいっぱい
 入っています。その湯だった鍋の中に、二八蕎麦をさっとくぐらせて頂くしくみです。
 「とうじ」とは「投汁」の意味なのだそうです。なるほど・・・

  キノコやネギの風味のするお汁は案外あっさりしています。お蕎麦はさすがに美味
 しい。当たり前か・・・歯ごたえがほどよくあって、滋味にあふれています。アツアツ
 のつけ汁につけて頂くと体が温まります。これは絶対、秋から冬の方がいいよね。

  そして、普通の「せいろ蕎麦」も付いています。こちらは王道の味。旨いです。

  しかもこれで終わりでは有馬温泉ちゃう、ありません。(アホ) さらに、最後には
 蕎麦米雑炊が出てきます。さすがスペシャルメニューです(2,500円もしますが)。
  キノコとネギのとうじそばの出し汁に、蕎麦米を投入して卵を落とします。係の方が
 手早くかきまぜて、できあがり。これもアツアツのうちに頂くと絶品です。

  しかし先を急ぐオッサンはじっくり味わっている余裕はなく、ダッシュで30分ほどで
 食べきりました。(もうオッサンと一緒に旅行に行くのは嫌やな・・・by妻)


  お勘定を終えて、松本駅に急ぎます。みよ田😊さんからは徒歩5分ほどなので余裕
 でした。預けていた荷物をピックアップし、松本駅構内のはずれにある松本電鉄乗り場
 に向かいます。

  松本電鉄・上高地線は、松本駅から上高地の入口の新島々(しんしましま)まで通じ
 ています。新島々からは連絡バスで、上高地や乗鞍などの観光地に向かうのです。
  鉄っちゃんのオッサンは、ずっとバスに乗るよりも、途中で乗り換えがあっても電車
 に乗れる方が楽しいのです。(一般人には理解できんな。by妻) まぁ、新島々から先
 は勾配が急になり狭い渓谷になるので、電車はこれ以上登ることはできないでしょう。
  この電車は西武鉄道の電車に似ているな~、やはり西武鉄道の系列会社だから「お古」
 が回ってくるのかなぁ~(ちなみに長野市方面の長野電鉄は東急の系列です。)
 電車は1時間に一本。沿線には大学もあって、若い人も結構乗ってきました。しかし、
 終点の新島々まで向かうのは観光客のみ。のどかな田園地帯を、都会の通勤電車のよう
 なロングシートの2両編成の電車がゆっくり走ります。長野電鉄や富山地方鉄道なんか
 もこんな感じだったな~
  あ、ドアにはなんだかアニメのようなキャラの絵が描かれています。松本電鉄のマス
 コット・キャラクターのようです。渕東 渚(えんどう なぎさ)という名前なのですが、
 松本電鉄の「渕東」駅と「渚」駅にちなんだネーミングのようです。聞くところによる
 と、「鉄っちゃん兼アニメヲタ」の男性陣に人気なのだそうです。オッサンはアニメは
 全く見ませんのでスルーです。(でも一応写真を撮っているやんな。by妻)

  そうこうしていううちに、約1時間ほどで新島々駅に到着しました。ちょっと青空が
 出てきました。なんとか天気が回復してくれるといいですけれど・・・

  新島々駅周辺は何もありません。単なる乗り継ぎのバスターミナルのようです。
  ここから上高地行きのバスに乗り込みます。いざ!

  バスも松本交通(アルピコ交通)の路線ですので、電車と通しの乗車券を買っておき
 ました。オッサンは上高地に直接向かわず、まずは近くにある白骨(しらほね)温泉に
 向かいます。

  ここからようやく上高地らしい記事になってくる予定です。
  しかし長くなりましたので、続きは次回です。スミマセン・・・