Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

師走の一日、クリスマスが近づきますね・・・

  12月に入ったと思ったらもう7日も過ぎています。
  今日はイタリア・ミラノの守護聖人「聖アンブロージョ(アンブロシウス)」の日で、
 毎年ミラノ・スカラ座のオペラ・バレエシーズンの開幕公演が開催される日です。そう
 かぁ、もうそんな時期になったんだな・・・ 
  昨年はコロナの影響で中止だったか無観客だったと思いますが、今年は普通に開催を
 されるようです。今年の開幕公演はイタリアオペラの巨匠ヴェルディ先生の初期の作品
 「マクベス」で、言わずと知れたシェイクスピアの悲劇をオペラ台本にしたものです。
 指揮はスカラ座芸術監督のリッカルド・シャイー、タイトルロウルのマクベス役には、
 ルカ・サルシ、そして実質的な主役である衝撃的な悪女マクベス夫人を、現代のプリマ
 ドンナ、アンナ・ネトレプコ様が演じます。ネットで配信してくれないかな?
 (やってくれるとしても有料やで、多分。by妻) 
  そういえば、2020年9月にミラノ・スカラ座は来日する予定でしたが、コロナのせい
 で中止となり、たぶんこのまましばらくは引っ越し公演はないと思います。かといって
 海外旅行も行けなくなった今は、生で一流のオペラを鑑賞することは不可能な状況です。
 (そのかわり余計なお金を使わずに済むからええやん。by妻)
  
  幻と終わった昨年の来日公演の予告パンフレットです。しかし、「トスカ」と「椿姫
 (ラ・トラヴィアータ:道を踏み外した女)」が演目とは、歌舞伎で言えば「勧進帳」
 と「助六」ですな。主役級の歌手が少なくて済む(ソプラノ、テノール、バリトン)し、
 メジャーな作品だから興行する側にとってはうってつけの演目だったんでしょうね。
  でも、結局は幻でした。そういえばオッサンは「トスカ」は生で見たことがないな。
 うちの妻はマリア・カラスの映像を見てから、トスカが好きになったようでした。


  そんな華々しいイベントとは無縁のオッサン、今日は定期健康診断の受診日でした。
 コロナの影響で外出が減り、運動不足とお酒の飲みすぎ?で5Kgも体重が増え、血圧
 も上がり気味でした。詳しい数値は後日ですが、結果が気になります。ちょっとは節制
 しないとなぁ。(誘惑に弱いオッサンには無理やと思うで・・・by妻)
  それよりも胃の検査のために飲んだバリウムが気持ち悪く、帰宅してしばらくは横に
 なっていました。夕方になって少し回復したので在宅勤務を再開。夕食時にはなんとか
 ビールも飲めました。(そんな状況でもビールは飲むんかい!by妻)


  そうそう、今日はお歳暮も出してきました。(健康診断の帰り道に東急百貨店に寄り
 ました。) オッサンは常に出す側で、頂いたことはほぼありません。(そら、偉くも
 ないし、人に感謝されることもしとらんからな。当たり前じゃ。by妻)
  今年もそろそろかな、と思って平日だから空いていると思って早めに行ってきました。
 コロナの影響がどうなのかはわかりませんが、やはりガラガラです。最近はネット注文
 もやっているのですが、やっぱりきちんと商品を見て直接申し込みたいオッサンです。
 親戚とお世話になった知人数件に、いつも通りの品を選んで手続きをしてきました。
 見栄を張るわけではないけど、やはり贈るからには喜んでいただけそうなものを、と。 
  ついでに地下のワイン売り場を偵察。(アホ)


  昨日は健康診断の前なのでお酒はなし。でも日曜日はワインを1本開けていました。
 先日購入したブルゴーニュの赤、ドメーヌ・ミシェル・クロさんの「オート・コート・
 ド・ニュイ」の2016年です。(そんなん言われても、なんだかわからんで。by妻)

 

  このドメーヌは、かの有名なロマネ・コンティの畑のあるヴォーヌ・ロマネ村にあり、
 一般人の目玉が飛び出るバカ高い値段をつける生産者が多い中で、一流生産者の中では
 ほぼ唯一穏当な価格を守ってくれている良心的な生産者です。このワインも約3,000円
 で入手可能。ちなみにこの生産者のトップワイン(特級畑のクロ・ド・ヴージョ)でも
 2万円前後で入手可能です。ドメーヌ・ルロワだと150万円しますので約70分の1ほど
 ですね。いや比べるのはもはや無意味、ジャンルが違うといった方がいいのかもしれま
 せん。さて、そんな良心的なグロさんの造る裾モノ(底辺に位置する)ワインですが、
 当然レベルは高い。あまり冷やし過ぎない方が良いと思い、一日室温でなじませて抜栓
 しました。最初はちょっと素っ気なく、香りも立たないし味も硬い感じでしたが、その
 うちにほぐれてきました。2016年はブドウの生産量が激減したため、生き残ったブドウ
 から造られた一流生産者のワインは凝縮したものが多いと聞いていますが、このワイン
 もちょっと強め。オッサン好みのしみじみジンワリ系とはちょっとスタイルが違います
 が、品質が高いのは間違いないです。食事を終えてワイン単体で飲んでも楽しめます。
 ただ、まだ飲み頃には少し早かった感じでした。

       

  昔、日本のテレビ番組でも紹介されていたようです。当主のミシェルさんと、息子の
 ピエール君。インタビュアーはどこかで見たことあるオッサンだな。「酒場放浪記」に
 出てくるオッサン(吉田類さん)かな? 取材で行けて、いいよなぁ・・


  そういえばデパートもスーパーも、ディスプレイはもうクリスマス一色でした。最近
 ハロウィンも凄いけど、やはりクリスマスは別格ですね。もはやお正月よりもスゴイ。
 妻がいた頃は、ケーキを注文したり妻が好きなクリスマスグッズの店を見に行ったり、
 六本木ヒルズや横浜赤レンガ倉庫のクリスマス・マーケットに行ったりしてたなぁ。
 いや、オッサン一人になっても結構やっているな・・・
  でも今年は知らないうちにクリスマスが近づいてきた感じ。六本木ヒルズのイベント
 ももう始まっているとは知りませんでした。今年はどうしようかな。カップルや女性の
 方々で賑わう場所にオッサン一人で行くのはかなりイタイ感じがするしな・・・
 妻の買ったクリスマスツリーもそろそろ出さないといけません。今週末にやろう・・・
  クリスマス用の飾りは、一年中こんなふうにコルクボードにディスプレイしています。
 左端の下にあるクマのオーナメントは妻が気に入って買ったものです。それ以外は妻が

 亡くなった後に、オッサンがあちこちで買い集めたもの。何をやっとるんかな・・・

  クリスマスツリーを出したら、適当にツリーに飾っていきます。年に一度の出番だね。
  妻はクリスマスがことのほか大好きで、毎年用意周到に準備をして家の中を飾りつけ
 ていました。オッサンはここまでは、ようせんわ・・・  

     


  六本木ヒルズのクリスマス・マーケットに出ていたドイツのケーテ・ヴォルファルト
 で、クリスマス飾りとクリスマスピラミッド用のキャンドルを購入していた妻の写真が
 残っていました。こんなこともあったんだな・・・

    

  クリスマスまであと2週間ほどですね。
 オッサンも一人でお祝いしようか・・・(どうせワインを飲むだけやん。by妻)
 今日はとりとめもなく脈絡のない記事で、読みにくくてスミマセン・・・