Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

少しホッとしたこと・・・

  このところ世の中にも、オッサン個人にも気の滅入るようなことが続いているなか、
 少しだけホッとすることがありました。ちょっと時間がたってしまいましたが・・・


     

  スキージャンプ女子の高梨沙羅選手が、ベイジン五輪後に再開されたワールドカップ
 で優勝したとのニュースです。(既に2回優勝しています。)
 
  世界に大きな衝撃を与えた「イカサマベイジン五輪混合団体のスキャンダル」のせい
 で、高梨選手は酷い目に遭い、彼女自身も「なかなか前を向けなかった」と心情を吐露
 していました。オッサンは、幼い頃から泣きながら厳しい練習に打ち込んできて、世界
 のトップ選手となりながらも五輪の舞台では運に恵まれなかった彼女が、あんなに酷い
 仕打ちを受けたことで、もうジャンプ台に立つことをやめてしまうのではないかと危惧
 していました。しかし、彼女はそんなヤワな選手ではありませんでした。(当たり前か)
 ベイジン五輪後すぐに再開したワールドカップのために、日本に帰国せずそのまま欧州
 へ向かいました。最初の週末の試合こそ欠場しましたが、その翌週からは試合に出場し、
 復帰後初戦で今季2勝目、通算62勝目を挙げました。上の写真はその時のものです。
 
  いやぁ、良かった。優勝したことも然ることながら、彼女に笑顔が戻って良かった。
 そして昨夜のノルウェーで開催された試合でも勝利し、ワールドカップでの通算勝利数
 を63に伸ばしました。これは男女を通じて世界一なのです。彼女と競い合った世界の
 トップ選手たちも、改めて高梨選手をリスペクトする発言をされていました。
  さらにこの試合では、高梨選手以上に運に恵まれない(まさか、葛西紀明さんと同じ
 チームだから?)伊藤有希選手も3位と表彰台をGETしました。うーん、嬉しいけど、
 どうせならベイジン五輪がこうなっていたらなぁ・・・そうそううまくはいかないか。
 2026年のミラノ(コルチナ・ダンペッツォ)冬季五輪まで競技を続けるのは大変なこと
 だとは思いますが、なんとか五輪でのリベンジをぜひ果たしてほしいと思います。
  ※ちなみにFIS(国際スキー連盟)もロシア・ベラルーシの選手の参加を認めていま
   せん。彼女たちには気の毒に思いますが、彼女たちが参加しないことで、他の国の
   選手たちが騒動に巻き込まれずに済んでいる、とオッサンは思っています。


  しかしそろそろウインタースポーツの季節も終わりに近づきます。そういえば、もう
 プロ野球のオープン戦が始まっています。我らが阪神タイガース、今年はどうなること
 やら・・・(あんまり期待せんほうがえぇと思うで・・・by妻)