Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

今日は声楽のコンサートに行ってきました・・・

  二週間連続で上野に行ってきました。でも今日は絵画ではなくて音楽ですよ~

  上野の駅前、国立西洋美術館の向かい側、東京文化会館の大ホールに向かいます。
  今日のコンサートはコレ ↓ です。

            

  南米ペルー出身の現代最高のロッシーニ・テノール、ファン・ディエゴ・フローレス
 様ですよ~。チケット代は高かったけど、一生に一回は見ておかないといけないです。
  そして今話題の南アフリカ出身のソプラノ、プリティ・イェンデさんも登場します。
 ソロではなくデュオ・コンサートなのでした。


  なかなかよく考えられたプログラムで、前半の最初はロッシーニ・プログラムです。
 オッサンが大好きなチェネレントラ(シンデレラ)序曲の後は、フローレス様お得意の
 チェネレントラの王子様のアリアです。録音・録画は錦糸町ですので、ネットから拝借
 をしたペーザロのロッシーニ・フェスティバルの映像を・・・
  
ファン.ディエゴ.フローレス


  しかし、ちょっとノリがよくない。そして最後の高音は出さなかった・・・あれ?
 でもその後の「オリー伯爵」の二重唱は良かった。これは祝典オペラ「ランスへの旅」
 で使われた曲だよな~ お堅い女性を何とか口説き落とそうとするチャラ男・・・
 尼僧に化けて意中の女性にアタック! (アホかいな。by妻) 
  
Le Comte Ory: "Ce téméraire" (Pretty Yende, Juan Diego Flòrez)


 いやしかし、この南アフリカ出身のプリティ・イェンデさん、凄いぞこれは・・・


  そして前半の後半(なんやそれ?by妻)が始まる前に、アナウンスがありました。
 「ファン・ディエゴ・フローレス氏は喉の調子が悪く、ベストの状態ではないのですが
 皆様のために全力で歌います」のような感じだったかな・・・オイオイ、そらないよ。
  やっぱり、チェネレントラのソロの最後で音を下げていたのはそのためか・・・
 まぁしゃあない。プロなので、今日のコンディションでは高音は危ないと判断したので
 しょうね・・・残念だけどしかたがないか・・・
  ということで、ドニゼッティのランメルモールのルチアの二重唱でしたが、なんとか
 普通に歌い切りましたね。さすがはプロ。


  休憩中にオッサンはシャンパーニュでカンパイ😆(ドアホウ!by妻)
 アヤラのブリュット・マジュールをなみなみ注いでいただきましたぁ😆

     


  さて後半はフランス語の曲。まずはグノーのロミオとジュリエット・・・ここでも
 イェンデの歌がさえわたりました。「私は夢に生きたい」・・・ブラーヴァです。


  そして後半開始前にまたアナウンスがありました。予想されたことではありますが、
 フローレスの曲が変更になりました。「連隊の娘」のハイC9連発のソロはなくなり、
 愛の妙薬のネモリーノのアリアに変更になりました。😓 ま、仕方がないか・・・
  ” Qual desitn~⤴ " が聴けなかったのは残念です・・・
  
  


  今日はイェンデさんが主役になりました。
  しかし最後のアンコールでフローレスが魅せてくれました。なんとギターを弾きなが
 ら、名曲を歌いあげます。蛍の光、つれない心(コーレ・イングラータ)、そしてベサ
 メ・ムーチョなんかもやってくれました~ 芸達者やなぁ


  晩御飯は最寄り駅のお蕎麦屋さんで。山菜の天ぷらも出てきました。こごみ、菜の花、
 そしてオッサンが大好きなタラの芽でした。もう春が近づいているのかな・・・


  なんだか楽しい一日でした。明日からはまたつまらない日々か・・・
 (ま、しゃぁないの~by妻)