南紀への旅 ⑦勝浦港賑わい市場とパンダくろしお号
明日からゴールデンウィーク、わが社は10連休です。半分は旅行、半分はダラダラ
過ごす予定。(またどっか行くんか?落ち着きのないオッサンや。by妻)
さて、うっかり忘れかけていた3月下旬の南紀旅行の記事を続けます。
那智山の観光に予定より時間がかかってしまったため、紀伊半島最南端の潮岬や観光
名所の橋杭岩の見学は断念せざるを得ませんでした。仕方ないので、紀伊勝浦の街中で
昼食を取ることにしました。ここはマグロ漁で有名な港町なので、生マグロが食べられ
るお店がいくつかあります。しかしお目当てにしていた店は長蛇の列で断念、次に目を
つけていた寿司屋は休業・・・仕方なく、港にある「勝浦漁港賑わい市場」の中にある
お店で遅い昼食を取りました。フードコート内の鮨屋のマグロ握りです。
本マグロの大トロ5カンと、ミナミマグロの赤身と中トロが1カンずつで、お値段は
3,000円くらいでした。ちょっと贅沢をしてしまったけど、さすがに大トロはスゴイ。
口の中でとろけるようです。しかし脂っこさはさほど感じません。素直に美味しいです。
賑わい市場内では生マグロの切り身を販売していました。かなりお買い得な値段だな
と思いましたが、まだ旅行の途中なので見送ります。(ピンボケでスミマセン・・・)
大きなまな板の上に、生マグロがデーンと乗っていました。これはメバチマグロか?
賑わい市場の入り口です。規模は大きくありませんが、食事や買い物に訪れる観光客
でかなりの混雑でした。紀伊勝浦町はマグロに支えられている町なのですね。
食事を終えて、紀伊勝浦駅まで戻り、当初予定より1本後のローカル列車で串本まで
向かいます。途中に車窓から奇岩の橋杭岩(はしくいいわ)がちらっと見えました。
近くで見ると、こんな感じ ↓ のようです。(この写真はネットから借用)
海から登る日の出の時が抜群に美しいそうです。またいつか見に来たいところです。
串本駅からは、特急くろしお号に乗りかえて白浜駅まで参ります。あ、なんだ?この
電車は? なんと正面にパンダの絵が描かれています。その名も「パンダくろしお」号。
JR西日本さんも思い切ったことをしますね・・・南紀白浜にあるアドベンチャー・ワー
ルドのパンダにあやかっているのでしょうね。パンダ好きの妻も喜んでいるでしょう。
約一時間ほどで白浜駅に到着します。
せっかくだからグリーン車に乗りました。在来線のグリーン車はプラス2,000円程度
です。パンダ君がどっかりと腰を下ろしています。(アホ)
くろしお号は振り子式電車といって、カーブを曲がるときに車軸を少し傾けて遠心力
に負けず、スピードを落とさずに走ることができるのですが、その分良く揺れます。
妻が乗っていたら、酔っていたかもしれない・・・
線路は海岸線に沿ってくねくねと曲がり、時にはトンネルで海岸に迫る山の中を突き
抜けていったりしますので、本当によく揺れます。でもそのかわりに、車窓から見える
紀伊半島の海岸線の風景は美しいです。とてもダイナミックです。
白浜駅に到着しました。駅構内にはパンダのオブジェなどがいっぱいありました。
南紀白浜は、白砂の海水浴場と古くから知られた温泉の町なのですが、最近はパンダ
でさらに有名になりました。当然オッサンも、アドベンチャー・ワールドに行きます。
しかし時刻はもう午後4時少し前。アドベンチャー・ワールドは翌日にして、この日
はレンタカーで白浜の海岸をまわり、宿泊ホテルまで参ります。
ところが駅レンタカーの窓口は無人です。オッサンの予約時間ぎりぎりになってから
おばちゃんが現れました。少しでも早く出発したかったけれど、予約時間通りがルール
ですから仕方ないですね。(当たり前やん。by妻)
白浜の町や温泉街、そしてアドベンチャー・ワールドはバスでも行けますが、自由に
見て回るにはやはりレンタカーが便利です。次回からは白浜の観光編です。
(また続くんか、いつ終わるんや?by妻)
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