Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

解禁2日目のボージョレ(・ヴィラージュ)・ヌーボー・・・

  ボージョレ・ヌーボー解禁の日から一夜明けて・・・オッサンは再びボージョレ・
 ヴィラージュ・ヌーボーを購入してしまいました。😆 今度は「ボージョレの帝王」と
 呼ばれ(ご本人は数年前にお亡くなりになっていますが)、日本に入荷する量もたぶん
 最大と思われる生産者です。そう、ジョルジュ・デュブッフさんです。
  皆様もおそらく、このような ↓ 派手なお花のデザインのボトルをお見かけになられた
   ことがあるのではないでしょうか? (輸入元がサントリーさんですので・・・)
  ちなみにオッサンは、ボジョレーではなくてボージョレと表記いたします。
 (相変わらず、つまらん事にこだわるオッサンやな・・・by妻)

  ワンランク上の、ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボーは、こういう ↓ ボトルデザイン
 ですけれども。
  ちなみにジョルジュ・デュブッフ様のボージョレは、スクリューキャップになってい
 ますので、コルク抜きは必要ありません。これはウェルカムですね・・・


         

  しかし、なぜ今日も? はい、昨日のジョゼフ・ドルーアン様のボージョレ・ヴィラ
 ージュ・ヌーボーで思ったことを、オッサンなりに確かめたいと思ったからです。その
 目的のためには、典型的(平均的ともいう😆)なボージョレであるジョルジュ・デュ
 ブッフさんのワインで確かめるのが一番と考えました。そして、その結果は・・・
  おおむね、昨日の記事を訂正する必要はないかな・・・という思いに至りました。


  ジョゼフ・ドルーアン様や、ブルゴーニュの一流生産者(昨日の記事で、悪徳業者と
 書いてしまったルロワ様を含む。オッサンの頭の中では仮に悪徳業者であったとしても、
 紛うことなき超一流生産者だと認定しております。つまり功罪半ばの生産者です。)が
 造られるボージョレは、ある意味ではボージョレであってボージョレではないのです。
 (このオッサン、また訳がわからんことを書き出したな・・・by妻)
  
  つまり、そのような一流生産者様は、気軽に飲める軽やかなボージョレ(ガメイという
 生産量が莫大になる≒品質面ではあまり期待できないブドウを使うことが義務付けられて
 いるワイン)であっても、そのクラスを越えた高品質なワインを作り上げてしまいますの
 で、ある意味では典型的なボージョレとはかけ離れたスタイルになってしまうのです。
 要するに本来のボージョレの出来がどうなのかを判断するには、品質が良すぎるのです。
  なので、オッサンは毎年のボージョレの出来を判断する最適な生産者は、このジョルジ
 ュ・デュブッフさんだと考えているのです。


  ちなみにジョルジュ・デュブッフさんは、その所在地であるロマネシュ=トランという
 村?町?に、ボージョレ・ワインの博物館を建設しました。ここでは、ワインを楽しめる
 観光名所として、すばらしい体験ができるとの噂です。
  詳しくお知りになりたい方は  ”Hameau Duboeuf” で検索下さい。      

  

   ボージョレのワインのことを幅広く知ることができ、楽しく試飲や食事ができるそう
  です。オッサンも機会があれば訪れてみたいのですが・・・


  なおボージョレ地区は、フランスのワイン生産地の分類としてはブルゴーニュ地方に
 分類されますが、この生産地を名乗る時にはガメイというブドウ品種しか使うことがで
 きません。(白ワインを造る時にはボージョレ・ブランと名乗ることは認められていま
 すが・・・一般的にはガメイ品種の赤ワインになります。) 
  正統派ブルゴーニュ(ピノ・ノワールの赤と、シャルドネの白)の生産地は、ブルゴ
 ーニュ地方北部のディジョンと中部のボーヌ、さらに少し南のシャロン・シュル・

 ソーヌのあたりまでなのですが、ボージョレ(と大衆的な白ワインを産するマコネ

 地区)は、ブルゴーニュ地方最南端、地理的分類上はローヌ・アルプ地方に属する

 リヨンに近いのです。(それがどうした? by妻)


  あ、ちなみにボージョレ地区にも高級なボージョレというのがあります。同じガメイ
 品種を使った赤ワインですが、優れたブドウ=ワインを生む生産地(土地)を、ブルゴ
 ーニュと同様に格付しているのです。ただし、特級畑や1級畑というレベルではなく、
 エリア(村)のレベルなので、かなり大雑把です。サンタ・ムールや、ムーラン・ナ・
 ヴァン、シルーブル、フルーリーなんていう名称になっていますが、これらは上級?の
 ボージョレ、クリュ・ボージョレと定義されています。もちろんちょっと値が張ります。


  それで、長々とくだらん記事を書きなぐっているけど、結局どういうことや?(by妻)


  あ、スミマセン。結論としては、今年のボージョレは品質面では傑作であった昨年には
 及ばないものの、むしろ典型的なボージョレらしく、フレッシュで楽しく味わえるワイン
 に仕上がっています・・・ということでした。
 (つまり、3行で済むことを、延々とウンチクを含めて長々と書いていたわけやな・・・
 私は20年以上、たった一人でオッサンのこういう話の相手をしてきたんやで・・by妻)


  ・・・返す言葉もございません・・・😝 
  (オイ、そこ、舌を出してる場合やないで。神妙な顔をするシーンやで。by妻)


  ・・・じゃぁこれ→で・・・😓(by オッサン)