Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

日本酒唎き歩き(日本橋から人形町界隈)・・・その1

  土曜日のことですが、忘れないうちに記事にしておこうと思います。 
  ものすごくお天気の良かった先日の土曜日、知る人ぞ知る日本酒の利き酒イベントに
 行ってまいりました。(オッサンは知らんかったんやろ。by妻)
  日本橋から人形町界隈で、約50軒もの日本酒の蔵元がご自慢の逸品を持参し、エリア
 内のさまざまな飲食店で小料理やおつまみを頂きながら唎酒ができるという、日本酒好き
 には堪らない企画がありましたので、オッサンはふらふらと出かけてしまいました。😆
  前売り券は4,000円、当日券は5,000円ですので当然前売り券を購入しているオッサン、
 イベント開始の午後2時少し前には会場入りをしていたのですが・・・


  水天宮前駅で地下鉄を降りて、人形町の方に向かって歩いて行きます。汗ばむような
 陽気でした。あ、遅咲きの桜が咲いています。ソメイヨシノとは違う品種ですね。淡い
 ピンク色で花びらが八重になっているような感じでした。道行く人も足を止めています。

     

  人形町と言えば人形焼きですね?😆 しかしこの老舗のお店は鯛焼き屋さん。創業
 は大正5年らしいです。人気があるようで、大混雑でした。

     

  そして人形町と言えば、すき焼の今半さんですよね~ でもオッサンは入ったことが
 ありません。いつかここのお座敷で、すき焼きを頂きたいものです。


   さて日本酒唎酒イベントでは、3か所ある受付のどこかで手続きが必要なのですが、
 そのうちの一つ、人形町のど真中にある酒店に向かったオッサンは目を疑いました。
 もう人、人、人! ものすごい長蛇の列です。お店の前から、角を曲がってさらに狭い
 小径をたどっても、最後尾は見えません。いったいどこまで並んでいるんだ!と思って
 いたら、お店のあるブロックを一周した後のお店の前あたりが最後尾でした。(アホ) 
  オイ案内係の兄ちゃん!最後尾はお店のすぐ前にあったやんか!😠 ちょっと時間
 をロスしてしまいました。どうやら常連さんや事情通の方々は、かなり前から並んで
 いたようです。お昼過ぎくらいから並んでいるなんて言う人もいました。そうか、次回
 からはもっと早く来よう・・・(また来る気か?by妻)
  前売り券を購入していても20分くらいは待ったかな~、さらに当日券を買う人の行列
 もあります。これは大変なことになりそうです。さて、受付ではスマホで電子チケット
 を見せるとそれをチェックされ(受付済となります)、引き換えにお猪口と唎き歩きの
 ためのガイドブックや地図をくれます。そして、目印となるオレンジ色のリストバンド
 も手渡されます。これが目印となり、どこのお店に行っても日本酒は飲み放題なんです。
 (料理は別料金ですけどね・・・)😝

     


  さて、一番近くにあるお店から行ってみようと思いましたが、ここも物凄く長い行列
 ができていました。これではまた時間をロスしてしまいますので、「元を取る」ことに
 必死なオッサンはこのお店は諦めました。1月の能登地震で被害のあった石川県能登町
 の蔵元が、ほんの僅かに残った在庫のお酒を振舞ってくれるというので、数多くの人が
 並んでいたようです。
  最初の一軒目は、そこから歩いてすぐの場所にある、バーのようなお店にしました。
 比較的人が少なかったのですが、地下のかなり狭い場所で、しかも蔵元の方が来ていな
 いため多少は行列が短いようです。それでもちゃんと福井県の蔵元が蔵出しした日本酒
 をお店の方がサービスしてくれました。おつまみはローストビーフや豚レバーの味噌漬
 など肉系でした。(オッサンは食べず) お酒は常山酒造の常山(じょうざん)の飲み
 比べ。しかし、蔵元の方ではないのでお酒の詳しい説明は無く、ちょっと残念・・・

 お酒は美味しかったので文句はありませんが。常山酒造さんは創業200年らしいです。

  お次はここ ↓ です。こちらもかなり並んでいましたが、回転が良いので比較的早く入店
 できました。2階にあるお店の中が広いので、一度に多くの人が入ることができました。

     

  こちらでは超著名蔵、神戸は灘にある沢の鶴(株)さんです。創業は1717年、なんと
 300年以上も続く老舗中の老舗。大きな会社ですので、持ち込んだいろいろな種類のお酒
 を社員の方がサービスしてくれます。お客様対応力も優れている感じでした。
  最初に頂いたのはとても甘~い梅酒。紅茶梅酒って言っていましたが、紅茶が入って
 いるの? 日本酒は7種類もあって、もちろん飲み放題!😆 「元を取りたい」一心の
 オッサンは、一通り全部味わったのは言うまでもありません。😝
 美味しいなと思ったのは、この山田錦(醸造用のお米)を使った特別純米酒「実楽(じ
 つらく)山田錦」です。播磨地域の特別に指定されたエリアの契約農家が作る山田錦を
 使っている本格派らしいです。灘のお酒は地元の銘水と、後背地である播州の山田錦の
 上質なお米を使っているので品質が高いのでしょうね。これ、720mlで税込1,320円です。
 ワインの値段を思えばとんでもなく安い。しかしこの日本酒唎き歩きイベントでは、店
 では日本酒を飲み放題なのですが、そこで購入することができないのが少し残念です。
 (酔っぱらったお客さんが、落として割ったり置き忘れたりするからな・・・by妻)

     

  あ、白ワインのボトルかなと思ってしまいました。純米大吟醸の「敏馬(みぬめ)」
 という銘柄です。(しかし読みにくい名前やの~ by妻)
  これも実に美味しい。先ほどの銘柄よりもやや深みがある感じ。そこそこのお値段。


  最後には午後2時に抜栓した高級銘柄もサービスしてくれました。高いお酒なので
 二杯飲んじゃったオッサン。😝 大吟醸の「加乗ム(かじょうし)」という銘柄です。
 なんとお値段は一升瓶で、さんまんえ~ん!😱 これは高級ワインに匹敵するな~ 
 確かに滑らかで上品な感じがしないでもない・・・

     

  これは滅多に飲めないお酒でしょうね。もう一つ、非売品の特別なお酒もありました
 が、こちらは午後4時抜栓ということなので諦めました。


  こちらのお店ではおつまみ三種のみ。イカの沖漬け、牛もつ煮、ネギぬたという、まぁ
 なんともお酒のみの方々が好みそうなおつまみですこと・・・日本酒にはピッタリだね。
 (そういうオッサンも食べてるやん・・・by妻)
  ちなみにお酒を注いでもらうのは、このカワユイお猪口です。少しずつですが、日本酒
 はアルコール度が高い(16度くらい)ので、気を付けないとすぐに酔いが回ります。

  まだ2軒目ですが、何種類も飲み比べができますので(だいたい5~8銘柄はある)、
 結構な量を飲んでしまいました。50軒もあるのですが、10軒回るのも至難の業です。
 これなら4~5軒で十分元が取れると思います。(そんな事ばっかり気にしているのは
 オッサンくらいやで。by妻)
  そうそう、お店1軒で蔵元一つという組み合わせなので、どこを訪ねても楽しいので
 す。いや、どこに行こうかと悩みます。お店もほんとうにいろいろな種類があるので、
 出て来るおつまみや軽食もそれぞれ特長があります。もちろんご自慢の逸品を出してく
 れますので、こちらも美味しくて食べ比べも楽しいのです。


  この後もまだまだ行くのですが、長くなりましたので続きは次回へ・・・(ケチ)