Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

静岡から箱根へ寄り道  ➀富士山を眺めて

   元日は地元へ妻の墓参りと親戚へのお届け物をした後、すぐに引き返しましたが、
  せっかくなので寄り道をして帰りました。年末ぎりぎりにネットで元旦の箱根の宿
  が取れましたので、1泊してゆっくり帰ります。温泉宿ではなく、ちょっと企業の
  研修施設みたいな宿でしたが、一応温泉露天風呂もあるということで決めました。
  しかし、今年も行き当たりばったりのテキトウな生活だな、初っ端から(by妻)。
  
   東名高速道路を清水I.Cで降りて、富士山が見えるスポットに立ち寄りました。 

  その場所は、かつての東海道「由比(ゆい)宿」と「興津(おきつ)宿」の間に位置
 する「薩埵峠(さったとうげ)」です。駿河湾越しに見える富士山で有名なスポットで、
 元日からもこの風景を愛でる方々がちらほらと訪れていました。

   

  江戸時代:安藤広重の東海道五十三次「由井」の浮世絵のような光景です。かなり
 デフォルメしているように感じますが、芸術作品ですから問題ありません。
  海沿いは崖になっているので、旧東海道もこの薩埵峠越えの街道になっていました。
 興津から由比(東京寄り)に向かってはものすごい急坂で、江戸時代(以前)の旅人
 の苦労は大変だったろうなと思います。まさしく転げ落ちそうな坂で、下り道は車の
 運転には注意が必要です。由比の町に入っても街道筋は狭い道のままですが、両側は
 古風な家々が静かに並んでいて情緒がありました。(車で通過中なので写真なし)  

  富士川を渡り、富士I.Cから再び東名高速道路に入り、御殿場まで向かいます。元旦
 の静岡県内の東名高速は空いていて走りやすいです。あっという間に御殿場に到着。
  ちょっと時間があるので、いつも横目で見ていた御殿場プレミアム・アウトレット
 に立ち寄りました。インターチェンジを出るとすぐ、シャトルバス乗り場のある駐車場
 がありました。このほうが面倒がなさそうなので、ここにクルマを停めてバスで向かう
 ことにしました。しかし、アウトレットに向かう道はかなりの混雑です。結構な時間が
 かかりました。

 
  驚きました。かなりの混雑です。正月だから人が多いのでしょうが、コロナ禍のなか
 でも客足は上々のようです。皆さん遠くに行けないので、首都圏から手軽に自家用車で
 行けるこのような場所に集中しているのでしょうか。
  で、確かに世界のトップ・ブランドがほぼ勢ぞろいしている感じです。3つのゾーン
 に分かれていて、ややお手頃な大衆向けのショップや飲食店もありますので、高価な物
 を買わない方々にも楽しめるようにはなっているようです。まぁ、私もそういった人の
 一人ですが。人気ブランドには長蛇の列ですが、購買力のある方が多いのですね。
  しかしこんなに人が多いとは思いませんでした。日本在住らしき外国人の方も、大勢
 いました。長居はしたくなかったので、私は並ばずに気楽に見て回れるショップを何軒
 か覗いただけで、早々に退散しました。

  ここは家族連れやカップルで来るところで、オッサンが一人で行くようなところでは
 ありませんでした。まぁどんなところかわかったからいいや。酒々井のアウトレットに
 あったイッタラ(+アラビア)がなくて残念。そのかわりオーストリアのクリスタル・
 ガラスのお店スワロフスキーがありました。昔、結婚前から毎年妻の誕生日に、ここの 
 動物のクリスタル・ガラスの小物をプレゼントしていました。いつ頃から買わなくなっ
 たかなぁ?(いつのまにか、贈り物が自分の好きな物に変わってしもうたな。それでは
 プレゼントとはいえんやろう。by妻)
  久しぶりに何か買おうかと思いましたが、気に入ったものがなかったのでやめました。
 なんや、買ってくれるんちゃうんか?(by妻)。
  代わりに、家にあったクマとパンダの写真を載せておきます。

  飲食店もありましたが、お昼時を過ぎていてもかなりの混雑ぶり。
  なんと「ラデュレ」のサロン・ド・テもありました。覗いてみると、ほぼ若い女性
 の方々ばかり。カップルよりも、女性の友達同士で来ている方ばかりのよう。ここは
 オッサン一人ではかなり勇気が要るな・・・結局入れず。

    

  アウトレットからも富士山が良く見えました。姿かたちは静岡側から見るよりも
 美しいフォルムです。(山梨県側から見るの方が美しいと言われていますが・・・)


  そうこうしているうちに午後3時を回りましたので、宿泊する箱根に向かいます。
 御殿場I.Cからは30分もかからないくらいですね、意外と近い。 
  まだ時間があるので、箱根の観光スポットに立ち寄ります。なんかテキトウだな。
  
  すみません、長くなりましたので続きます。(新年早々、ダラダラやな。by妻)