Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

今日は耳の日。ちゃう、ひな祭りやんか(by妻)

  今日は3月3日。ついでに令和3年なので、3が3つ揃いました。なんだか知らない
 けど、めでたい気分ですね。(アホ) 
  中国人も数字のゲン担ぎに執着していますが、日本人も負けていませんよね。ちなみ
 に今日は、耳の日です。ちゃうわ、今日は桃の節句。ひな祭りやんか(by妻)。
 そうでした、年中行事にはことのほかうるさかった妻、でも私はお正月とクリスマスの
 他はほぼ無関心でしたので、雛祭りに妻が何をしていたかよく覚えていません。雛飾り
 もうちにはなかったしね。
  そうだなぁ、おやつに桜餅を買って、晩御飯はちらし寿司とはまぐりのお吸い物って
 感じだったかな?なんか他にも細々したことをやっていたような感じがするけど、もう
 思い出せない・・・(ホンマにオッサンは鈍感やからあかんわ。食べ物のことしか覚え
 とらんのかいな。by妻)
  そうなんですよね。私、自分が興味のないことは全く覚えていないんです。もう少し
 きちんと観察しておけばよかった。(イヤ、ボサッと見とらんで少しは手伝え!by妻)


  今日は皆様の記事を拝見していると、美しい雛飾りの写真や楽しいエピソードがたく
 さんありました。オッサンもちょっと触発されて、なんかそれっぽいことを書こうかな
 と思いまして・・・  

  大分県日田市を訪れた時に見た雛人形の写真が残っていましたので、アップしました。
 江戸時代には天領として、金の採掘や杉の材木の切り出しで栄えた町です。3月のひな
 祭りは有名らしく、ちょうど雛人形を展示しているところを見学できました。なかなか
 美形のお雛様でした。今風にアレンジされているのかな? しかし奥にはかなり年代物
 の、ちょっとコワい感じの人形もありました。 
 (大分県の歴史ある町&温泉めぐりは、いずれまた記事にしたいと思っております。)
 
  さて今日の晩御飯。仕事で遅くなったのでスーパーの総菜でテキトウにお茶を濁す。
 東急ストアでは雛祭りにかこつけた食材のオンパレード。その策略にまんまとはまり、
 海鮮ちらし寿司にしました。ついでにはまぐりのお吸い物も買うつもりでしたが、生食
 用の生カキを発見したためあっさり予定変更しました。ついでにひな鳥のやきとりと、
 トマトのマリネ。なんだか一貫性に欠ける献立ですね。
  ついでに春らしい花も購入。薄いピンクのバラとスイートピーで、テンション上がる。

    

  ・・・となるとワインも開けたくなるのが人情?。
  今日のワインは、イタリア北西部のリグリア州(ジェノヴァのある州)の白ワイン。
 その名も「チンクェ・テッレ」です。お耳にしたことがある方もいらっしゃるかと思い
 ますが、断崖絶壁に立つ鄙びた5つの漁村(船か、鉄道でしか行けない場所)が近年に
 なって観光名所となりましたが、まさにその場所でつくられているワインです。
  おそらく数年前までは地元で消費されるだけの安ワインだったと思われますが、観光
 ブームで「チンクェ・テッレ」の名前が有名になったことで、そこで作られてその名を
 冠したワインだったら売れるんじゃね?ってことで、海外にも売り出されたのではない
 かと思われます。 
  ちなみにチンクェ・テッレとはこんな ↓ 場所のようです。決して「チンケな場所」と
 いうわけではありません(アホ)。私は昔、ピサからジェノヴァ に向かう電車に乗って
 通ったことはありますが、下車して訪れたことはありません。車窓からはちらっとこの
 ようなカラフルな街並みが見えますが、海岸すれすれまで山が迫っており、すぐにトン
 ネルに入ってしまうので特急列車で素通りするだけでは意味がありません。
 観光ツアーでは、各駅停車の列車に乗ってこの5つの村のある駅(リオ・マッジョーレ、
 マナローラ、ヴェルナッツァなどの村)に下車して散策をするようです。
  今では世界遺産に登録されているらしいですね。こうした集落の背後にある断崖絶壁

 の急斜面で葡萄が栽培され、白ワインが作られているらしいです。

  それで、味はどうなの?
  うん、思ったより色が濃くてびっくりしましたが、あまり長く置かずに早飲みした方
 が楽しいかなという感じ。ブドウ品種はボスコ、アルヴァローラ、ヴェルメンティーノ
 といったイタリア特有のもの。アルコール度が少々高い(13%)のですが、ミネラルが
 感じられるので骨格はしっかりしていると思います。料理にはあわせやすいかな。特に
 アクアパッツァとか、魚や鶏のハーブ焼きなんかには合いそうです。スパイシーなもの
 でも相性はOKだと思います。
  年号は2017年。その割には色が濃いですね。熟成向きではないという感じで、フレッ
 シュなうちに味わうべきワインと思われます。まぁ2,000円という値段は妥当です。
 何より、栽培コストがかかりそうなこんな場所で作られ、はるばる日本にまで輸送して
 この価格で買えるというのは、実は有難い事なんだと思います。

        

     

  しかしまぁ、日本に住んでいると世界中の面白いワインがたやすく入手できるように 
 なりました。今までは現地に行かなければ絶対に飲めなかったワインが、居ながらにし
 て2,000円から5,000円くらいで味わえるのですから、世の中そんなに悪くないのかも。


  あの、オッサン。今日はひな祭りの記事だったのでは?
  スミマセン、いつのまにか・・・いつもの展開やな(by妻)。


 そうそう、1都3県の緊急事態宣言期間はさらに2週間延びるとのこと。また東京五輪
 は海外の観光客受け入れを断念したとのこと。ちょっと暗いニュースが相次ぎましたね。
 なんとか早く正常な状態に戻せないものか・・・