Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2022年夏:礼文・利尻島の旅 ⑰利尻島一周五時間 ~その2~

  ちょっと忘れかけていましたが、利尻・礼文島の旅がまだ終わっていませんでした。
 ということで、今さらですが続きです。
  
  利尻島をレンタカーで5時間で一周すると意気込んでいたオッサン、オタトマリ沼
 を見学した後は、一気に島の半周ほどを駆け抜けて南東部から北西部に向かいます。
  (今さらですが、利尻島の簡略地図を掲載いたします。フェリーターミナルは北部の
 鴛泊地区、宿泊したホテル雲丹御殿は鴛泊から東側の野塚展望台付近、観光したオタト
 マリ沼や南浜湿原は南東部、仙法志御崎公園=自然水族館は最南端にあります。)


    

  南東部から北西部に島を半周する途中に、ちょっとオモシロイみどころがあるという 
 ので、立ち寄ってみました。島を一周するメイン道路の路肩に車を停めて見学します。
 クルマを降りたオッサン、突然あたりが影になったと思ったら、大型観光バスがオッサ
 ンの車を圧迫するように迫ってきました。うわ、バスにぶつけられそう!
  いや、ぶつけませんって。観光バスはこの観光名所を車窓から乗客に見せるために、
 ぎりぎりまで幅寄せをしてきたという感じでした。(でも、それだと海側の席に座って
 いる人しか見られへんやんな。by妻)
  わざわざ観光バスが立ち寄るとは、一体何があるのかと思って行ってみますと・・・

  これ ↑ 、なんとなくわかりますか? うつぶせに寝ている熊に似ているということで
 「寝熊の岩」というのだそうです。うーん、そう言われてみればそうかもなぁ~。
  そしてもう一つ、近くにこんなもの ↓ もありました。
   その名も「人面岩」。写真の中央やや左側の突起した岩がそれのようです。うーん、
 これもなんだかなぁという感じ・・・なんだか孫悟空みたい。(わしゃ、オッサンかと
 思うたわ・・・by妻)

  ま、これは5分もあれば十分ですね。すぐに車に戻って、先を急ぎます。
  次はちょっと面白そうな、「雲丹の養殖場?」を見学するつもりだったのですが、
 幹線道路から狭い道に入っていくため、その入り口を見落としてしまいました。気が
 ついた時にはかなり先に進んでしまっていたため、訪問は断念しました。まぁ、前日に
 ホテル雲丹御殿で生の雲丹を食べましたから良しとするか・・・


  島の西側にある沓形(くつかた)の集落を過ぎ、北西部にさしかかると、海越しには
 礼文島の島影が見えてきます。礼文島から利尻島を眺めると、利尻山が目立つのですぐ
 にわかるのですが、利尻島から礼文島を眺めると、比較的平らな礼文島はあまり目立た
 ない感じです。海岸は草ぼうぼうで、あまり美しい景色とはいえませんねぇ・・・

  島の北西部には、利尻空港があります。しかしまだ見学するところが残っていますの
 で、空港には向かわず、さらに先に進みます。利尻山はまたもや見えなくなりました。


  島の北西端に参りますと、エゾカンゾウ(ユリのような花)の群落があるという観光
 名所、富士野園地があります。ここも幹線道路のすぐ脇にあるため訪問しやすいのです
 が、既にエゾカンゾウの花は終了しており、草ぼうぼうでした。観光客もほぼゼロ。
 まぁせっかく来たので海岸まで続く遊歩道を往復してきました。
 海岸に出ますと、すぐそばに「ぬぼーっ」と姿を現したのがポンモシリ島です。海鳥の
 巣窟となっている島ですね。 

  そして、再び島の北側のフェリーターミナルがある鴛泊地区に戻ってきました。次の
 目的地は到着時に見た、鴛泊地区を見下ろす奇怪な丘、ぺシ岬です。

    

  鴛泊の集落の反対側から見ますと、結構ワイルドな岩山という感じでした。ぺシ岬
 は頂上まで登ることもできますので、住宅街の中を通ってその登山?道に向かいます。
  ぺシ岬に上がる道の途中では、キタノコギリソウ?が咲いていました。確かに葉っぱ
 がギザギザののこぎりの刃のようにみえますね。

  途中の展望台では西側の海と、東側の鴛泊の港と集落が展望できました。標高は海抜
 100メートルもないのですが、意外と100メートルの岩山を登るというのはしんどい。
 オッサン、途中でギブアップし、頂上まではいかずに引き返してきました。
 (だらしないの~ by妻) 

  鴛泊の港から見ると、ぺシ岬はこんな感じ ↓ です。ちょっと変な形ですね。

  利尻島をほぼ一周してきましたが、あと2か所訪問する予定です。残り時間は昼食の
 時間を含めて、あと2時間強ですね・・・大丈夫か?オッサン(by妻)
  
  スミマセン、まだしぶとく続きます。