Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

金曜日はクラシックの日・・・

 今日も関東地方は、ジメジメと蒸し暑い日でした。九州の雨が気になりますが、梅雨
前線はしばらく日本付近に停滞するとの事。せめて短時間に集中的に降らないで、少し
ずつインターヴァルを取ってくださいとしか言えない。皆様どうかお気を付けください。


 今日は一日オフィスで仕事。来客あり、会議ありで少しバタバタしましたが、定時に
仕事を終え、買い物をして自宅で夕食にしました。
 いつものTOQストア、金曜日の午後6時過ぎはねらい目です。20%引きとか100
円引きに滅法弱い主婦のような私(要するにカモですわ)。今日は北海道産の天然ブリ
の切り身の20%Offに負けてしまいました。150gで238円ですぜ。ブリ大根が
いいかなと思いましたが、今から大根を煮込むのは無理なので、照り焼きにしました。


 それより問題なのは、せっかく晩御飯の材料は安くGETしても(トータル500円弱)、
お酒が台無しにすることです。今日は、イタリア・トスカーナのロゼワイン。1380円な
のでそう高くはありませんが、食べるもんの約3倍やん。ビールにしとけば500ml缶✕2
でもトータル1000円以内で、居酒屋のほろ酔いセット以下なのにな。
 でもなるべく食事にはワインを合わせたい贅沢好きな自分。仏壇にも食事とワインを
お供え。(30分後には自分が飲食することになりますが・・・)


    


  安いなとは思ったけれど、トスカーナのロゼって? よく見ると(ほぼ)赤ワイン
 のキャンティ等に使うサン・ジョヴェーゼという葡萄からできているらしい。アルコ
 ール度11.5%だからやや低め。赤ワイン用品種でロゼを作るって、最近はやりなのか
 な?でもこれだけ蒸し暑いと、暑苦しい赤ワインよりも冷やしてスッキリ爽やか?な
 飲み口のロゼワインがぴったりだな。ブリの脂っこさもスッキリ流してくれる感じで
 まぁ美味しいから幸せ。色もいいね! あッちゅう間に一本空瓶・・・ 

   


   パパっと後片付けを済ませたら、金曜の夜は憩いの時間。ソファにどっかと腰を
  おろして、クラシック音楽のヴィデオ鑑賞です。妻も一緒です(たぶん)。
   そういや、今年はベートーヴェンの生誕250周年というメモリアルイヤーなので、
  世界中で記念行事や特別なコンサートが開かれる予定でしたが、コロナのせいで、
  たぶんほぼ中止ですね。そもそも劇場やホールでの催しがまだできない状況です。
  
   そんなことを思いながら、じゃあせめて家でべートーヴェンを聴くか!と、いう
  ことであれこれ物色していたら、ちょっと前に録画した三重協奏曲(みえ県じゃぁ
  ないよ、トリプル・コンチェルトだよ)を発見。早速鑑賞しました。
   ピアノとヴァイオリンとチェロという3つの独奏楽器がオーケストラと合奏する
  のですが、それぞれが競い合うように丁々発止のスリリングな駆け引きをするのが
  楽しい曲です。しかも、ヴァイオリンはあのカラヤンに愛されたアンネ・ゾフィー・
  ムター姐御(左)、チェロは懐かしのヨーヨー魔(なんやそれ?)ちゃう御大ヨー・
  ヨー・マ様(右)、そしてピアノは弾き振りのダニエル・バレンボイム(中央)と
  いう超豪華キャスト。なんまんだぶ、なんまんだぶ・・・
   はい⤴? あ、言い間違えました。チケットが何万円だぶ、何万円だぶ・・・

  

  イヤ、かっちょぇぇわぁ・・・すげぇなベトやん。これを仕上げた時はたぶんドヤ
 顔やったやろうな・・・まぁこれだけスゲェ名手が揃うと隙が無いわ。スリル満点。
 (未熟な人が演奏すると別の意味でスリルがマイナス満点ですが・・・)
 特に第三楽章のポロネーズ風主題の追いかけっこは楽しい。あっという間じゃな。


 
  聴いているうちに思い出したわ。今年の2月、コロナ騒動直前にムター姐御が来日
 され、サントリーホールやったかな?ベトやんのヴァイオリン協奏曲を聴きに行った
 なぁ。終始もの凄い迫力で、カデンツァも悶絶モノで、終演後は打ちのめされたよう
 になって、放心状態で電車に乗って帰った記憶あり。
  でも姐御、その後京都見物してドイツに帰った後、なんとコロナに感染したという
 ニュースが。うわ、ワタシも濃厚接触者か?・・・
  ンなわけないやろ、B席には飛沫は届かへんわ(By 妻)!
  そやな・・・自意識過剰でした。
  
  あぁ、早くコンサートに行きたくなってしまった。欧米でもまだ解禁されていない
 ようなので、もうしばらくは週末ヴィデオ鑑賞が続くかな。
  プロ野球は今日から観客を入れているみたいだけれど・・・