Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

報道写真展2022:スポーツ編・・・

  今日は一日家でゴロゴロ。日中は暖かいので暖房なしで過ごせました。北海道や東北、
 北陸にお住まいの方々は大雪と寒さで大変なのに、なんだか申し訳ない気分です。いや、
 今日は全国的にかなりの地域で雪が降るとのこと。ホワイト・クリスマスを楽しむ程度
 であればいいのですが・・・ 


  さて、昨日見てきた報道写真展で撮影した写真(ややこしい)から、スポーツ編?を
 まとめてみました。(暇やな、オッサン・・・家の片づけでもしたらどうや?by妻)
  展示会は年初の1月から順になっていて、写真を見て一年を回顧できるような仕組みに
 なっています。時事問題や季節の風物詩などの写真もあるのですが、やはり人気がある
 のはスポーツの写真ですね。まずは2月のベイジン五輪から。そうそう、この閉会式の
 後にウクライナ戦争が起きたことを思い出しました。
 (オッサン、今日はスポーツネタやろ?そういう話はナシやで。 by妻)
  あ、そうでした、では気を取り直して・・・


  まずはオッサンが好きなスキー・ジャンプから。男子でラージヒル銀、ノーマルヒル
 金の小林陵侑選手の雄姿。凄いアングルで、ジャンプ競技の醍醐味を感じさせる一枚。  

     

  混合団体競技では、金メダルを目指した日本の高梨沙羅選手が、審判による不可解な
 「スーツ違反判定」により1本目の記録が取り消しとなり、大騒ぎとなりました。失意
 の中、気力を振り絞って二本目のジャンプを飛び終えた後の、彼女のこの表情・・・
  今さらながら不遜な審判員の傲慢な言動に憤りを感じます。(なんや、イヤなことを
 思い出してばかりやん・・・楽しいことはないんか?by妻)


  ノルディック複合(ジャンプとクロスカントリー)団体では、久しぶりに日本勢が銅
 メダルを獲得しました。新鋭山本涼太選手が歓喜のゴールの瞬間、ベテランの渡部暁人
 選手らチームメイトが手を広げて出迎えます。走力に勝るドイツとノルウェーには及ば
 なかったけれど、強豪オーストリアをかわしての銅メダルは見事でした。


  カーリング女子は銀メダルを獲得しましたね。準決勝で優勝候補の強豪スイスを破り、
 決勝では英国に前回大会のリベンジされてしまったものの、過去最高の成績でした。
 日本中を元気にしてくれた4人娘、決勝進出を決めた直後、大喜びの写真です。 


  そして大人気のフィギュアスケート。女子はさかもっちゃんこと坂本花織選手がロシ
 ア勢に食い込んで見事な銅メダルでした。(写真を撮り損ねた・・・)
  男子は第一人者の羽生選手が、四回転半(クワッド・アクセル)に果敢に挑戦するも
 残念ながら不成功。まさかのメダルなしに終わりましたが、スーパースターの飽くなき
 挑戦に、世界中が固唾をのんで見守りました・・・

  それでも新鋭の鍵山君が銀、宇野選手が銅メダルを獲得し、日本勢のレベルの高さを
 見せてくれました。鍵山君のコーチはお父さん、親子鷹です。なんだか似ていますね。

  宇野選手のキメのポーズ。格好いいですね。甲高い声で少年みたいだけど・・・

    

   ベイジン五輪の日本人メダリストたちが勢ぞろい! おめでとうございます。
  あれ?渡部選手も個人戦で銅メダルをGETしていたのか?(失礼な!by妻) 

    

  ちなみに羽生君の写真はたくさんあり、人気を集めていました。やはり注目される人
 にはメディアも集中しますよね。

  こんなオフショットもありました。演技で使う曲を選んでいるところだそうです。

  ファンの方々が食い入るように見つめていた秘蔵の写真も! カッケー!


  いかん、ベイジン五輪だけで終わってしまいそうですね。そのほかの競技も・・・
  妻がファン?だった体操男子の内村航平選手が、ついに現役引退をしました。長い間
 お疲れさまでした。体操ニッポンを長年牽引してきた第一人者、引退試合では頼もしい
 後輩諸君に胴上げされていました。いい写真ですね~ 

  野球ではメジャーリーグで大活躍の大谷翔平選手。先発投手でありながら、強打者と
 して打席にも立つ二刀流でここまでの結果を残すなんて、既にメジャーリーグの歴史に
 残る名選手になりましたね。所属チームがイマイチ弱かったのが残念ですが、まだまだ
 これからも活躍してくれることでしょう。

    

  日本のプロ野球では、なんといっても「村神様」ことヤクルトの若き主砲の村上宗隆
 選手です。今シーズンは王選手のホームラン記録を抜く56本のホームランを放ち、ヤ
 クルトの連覇に貢献しました。若いのに既にチームリーダーの風格です。そういえば、
 5打席連続ホームランという信じられない日本記録も樹立していましたね。参りました。

    

  ペナントレースではなんと今年、ノーヒット・ノーランを達成した選手が5人もいま
 した。そんなに簡単なことじゃないのにすごいですね。その中でも最高の一人はこの男。
  千葉ロッテの若きエース、佐々木朗希投手です。ノーヒットノーランどころか、一人
 の走者も出さない完全試合を達成しました。東日本大震災で被災して家族を失う悲劇を
 乗り越え、プロのマウンドで見事に大輪の花を咲かせました。やったね! 大谷選手と
 ともに岩手県の誇りですね。 

    

  日本シリーズは、2年連続でオリックスとヤクルトの息詰まるような緊迫の熱戦でし
 た。今年はオリックスがリベンジでした。最終戦で日本一を決める一打を放ち、MVPに
 輝いた「ラオウ」こと杉本選手や、苦しい時に起死回生のホームランを連発してチーム
 を救った影のMVP?、吉田正尚(まさたか)選手の勝負強さが光りました。
  でも来季は吉田選手は海を渡り、メジャーに行ってしまいます。残念ですが、ボスト

 ンでも活躍してほしいですね。

  お次はオッサンの好きな大相撲。しかし今年は(も?)横綱・大関陣がパッとせず、
 毎場所優勝者が異なるという戦国時代になっています。そのうち半分が平幕力士の優勝
 ですからね・・・ということで、展示されていたのはギャグのような面白いシーンのみ。


  なんでこんな写真が? 史上最弱大関と陰口を叩かれた正代関(マサヨさん)、意地
 で横綱照ノ富士を破ると「大番狂わせ」に興奮した観客が座布団を投げ込みました。
 これ、危ないからダメなんですよ~! しかしマサヨさん、あわてず騒がす見事に左手
 でキャッチ。なかなかの反射神経です(笑)。カド番で迎えたご当地の九州場所で負け
 越してついに大関陥落。御嶽海とともに期待を大きく裏切り続けています。体調がよく
 ないのかもしれませんが、初場所では奮起を期待したいところです。

  もう一枚は、アクロバティックな曲芸相撲?で観客に人気の宇良(うら)関が決めた、
 珍しい決まり手の写真。この体勢(左上の写 真)からよく持ち直せるなと感心します。 
 のけぞるように相手に体を預けながら、相手の腕を巻き込んでひねりを加え、宝富士関
 に逆転勝ちです。何が起こるかわからないスリル満点?の力士ですが、驚異的な足腰の
 粘りが持ち味とはいえ、こんな相撲ばかりではまたケガしちゃいますよ。気を付けて!


  そしてつい最近、世界中を熱狂させて興奮のうちに終了したサッカー・ワールドカップ
 の写真もたくさんありました。なんといっても我らが日本代表の活躍は喜ばしいですね。
 予選の初戦ドイツ戦で先制されながらも、途中出場した堂安選手がここぞのチャンスに
 落ち着いてゴールを決めました。ベンチの前に駆け寄り、みんなで大喜びです。

  そして試合を決めた浅野選手のシュート。プレッシャーを受けながら、後ろから来た
 ボールをうまくトラップし、トップスピードでゴールに向かい、角度のない所から一撃
 で決めました。世界屈指のゴールキーパー:ドイツのノイヤー選手からの決勝点でした。
 ブラヴォー!(長友選手か!by妻)

  そしてあの強豪スペインも下して見事に予選トップで決勝トーナメントに進んだ日本、
 しかしその行く手には、不屈のこの男が立ちはだかりました。

    

  クロアチアの10番、モドリッチ選手です。天才的なゲームメーカーであり、ゴール
 も決めるし守備でもハードワークをいとわない、クロアチアの魂と言える名選手です。
 37歳にしてこの躍動感!実力もさることながら、チームの精神的支柱として仲間を鼓舞
 し、それだけでなく相手チームの選手にも気遣いを見せる紳士的な振舞い。誰もが絶賛
 するリーダーですよね。彼の世代は旧ユーゴスラビア内戦時に少年時代を過ごし、サッ
 カーどころではない逆境の中を生き抜いてきたそうです。そりゃ心身ともに強いわけだ。
  日本チームも前田選手の先制ゴールでリードして逃げ切れるかと思いましたが、後半
 途中で追いつかれ、PK戦で苦杯をなめました。悲願のベスト8まであと少しでしたが、
 すばらしい試合をみせてくれた日本代表を誇りに思います。
  ちなみに日本を破ったクロアチアは準決勝まで進み、優勝したアルゼンチンには敗れ
 ましたが、3位決定戦で今大会で最も躍進したモロッコを破り、堂々の3位でした。


  そして運命の決勝戦。前回王者フランスと、世界最高のサッカー選手と呼ばれて久し
 いメッシ率いるアルゼンチンの激突です。攻撃的なチーム同士、取ったり取られたりの
 シーソーゲームの結果、またしても延長戦、そしてPK戦へともつれ込みました。
  驚異的な身体能力を有するフランスの10番、エムバペ選手が、この試合でPKを含む
 3得点を挙げて大会の得点王(ゴールデンブーツ)を獲得していますが、やはりチーム
 が優勝するかどうかが大切です。アルゼンチンの方々はもちろん、フランスを除く世界
 のサッカーファンの多くが、おそらくメッシにワールドカップを抱かせたいと思ってい
 たのではないでしょうか・・・   

  世界が注目する息詰まるPK戦の結果、アルゼンチンが全員決めて優勝決定!メッシ
 の手に、悲願のワールドカップトロフィーが渡されました。おめでとうございます!

  スペイン・リーグの名門バルセロナでは幾多のカップ・トロフィーを手にしてきた彼
 ですが、代表としては4度目?にしてようやくワールド・カップの栄冠に輝きました。


  さぁ今年も残すところあとわずか・・・あとはスキー・ジャンプの最大のイベントで
 あるドイツ・オーストリア・ジャンプ週間を残すのみとなりました。
 (いや、まだいろいろあると思うけどな・・・by妻)


  ともあれ、スポーツ編はこれでおしまいです。(え?まだやるんか?by妻) 
  ちなみにこの写真展、日本橋三越での開催は本日まででしたが、年末年始は静岡市の
 伊勢丹で、その後1月7日~4月16日までは横浜の日本新聞博物館で開催されるとの
 ことです。ご興味のある方は、ぜひ!(三越開催では入場無料、写真撮影OKでした。)