朝からWBCで感激、夜は歌舞伎座で観劇・・・スミマセン（アホ）

2023/03/21 14:57

　　タイトルからダジャレまみれでスミマセン。（もうレッドカードで退場や。by妻）　
　　いやぁ凄かったですね、メキシコとの準決勝。早起きしてテレビの前にちょこんと
　座り、ハラハラしながら観戦しました。結果は皆様ご存知の通り、感動の大逆転劇。
　メキシコはメジャーで活躍する選手をそろえ、これまでで最強の相手でした。予選で
　優勝候補の米国やドミニカ共和国に勝ち、プエルト・リコを下してベスト４に勝ち上
　がってきました。そう簡単に勝てる相手ではないことは間違いありません。
　　
　　先発の佐々木朗希投手とメキシコの先発の投げ合いで序盤は両チーム無得点。４回表
　に力投していた佐々木選手が２アウトから２本のヒットを打たれ、ヤバいと思ったその　
　後に3ランホームランを打たれてしまいました。Oh、No！😱　でも初回から全力投球
　だったから仕方がない、ここまでよく投げてくれました。球速は最速なんと163km/ｈ。
　すごいぞ、佐々木朗希投手！　見よ、この雄姿 ↓ を！　

　　その後は二番手の山本投手が踏ん張り、メキシコの強打線を抑え込みます。できれば
　明日の決勝戦に温存したかったと思いますが、負けたら終わりの１戦ですから栗山監督
　は山本投手を迷うことなく送り込みました。４イニングのロングリリーフです。

　　反撃したい日本チームですが相手の先発左腕は相当の実力者のようで、なかなか打ち
　崩せません。しかも相手の左翼手の選手がスーパープレイを繰り返します。ホームラン
　性の当たりだった岡本選手の打球もフェンス前でジャンプされてもぎ取られ、二死満塁
　からの近藤選手の一打も、下がりながらキャッチされてしまいました。Oh, My God！😱　
　　
　　嫌なムードが漂う中、この男がやってくれました。
　　今、一番頼れる侍ジャパンの新４番、吉田正尚選手です。７回裏、走者を二人置き、
　右手一本でチェンジアップを掬いあげ、ライトポール際への起死回生の同点の３ラン
　です。タイミングを外されたにもかかわらずスタンドまで行きました。やったぁ～　

　　吉田選手、レッドソックスに行かないで、阪神タイガースに来てくれないかなぁ～
　（アホなことを言うとらんで、しっかり応援せんかい！by妻）

　　あ、そうそう。その前に、流れを少し手繰り寄せるプレイがありました。７回表の
　メキシコの攻撃、打者が三振する間に一塁ランナーが二塁へ盗塁を試み、二番手捕手の
　甲斐選手が矢のような送球で阻止しようとします。微妙な判定はセーフ。しかし、栗山
　監督がビデオ判定を要求しました。かなり長い時間がかかりましたが、判定はアウト！
　「甲斐キャノン」が見事に炸裂しました。甲斐選手の盗塁阻止でチェンジとなり、流れ
　が変わったと思います。甲斐選手と栗山監督、Good Job！　

　　しかしその直後、あの左翼手がまたしても日本の前に立ちはだかります。　
　　８回表の攻撃では先頭打者でいきなりツーベース。勢いづいた後続の打者も連続ツー
　ベースで突き放されてしまいます。代わった湯浅投手も１点を失い、５対３と二点差に。
　　
　　８回裏には代打の山川選手の犠牲フライで１点返しましたが、押せ押せで攻めている
　のにあと一本が出ません。残すは９回の１イニングのみ。９回表を大勢投手がきっちり
　抑え、最終回の攻撃は大谷選手からです。
　　思わず震えました。初球から思い切り振り抜き、一瞬で右中間を抜いていきます。

　　大谷選手は一塁を回ったところで自らヘルメットを手ではね飛ばし、二塁を陥れます。
　そしてベンチに向かって仲間を鼓舞するように吠えまくります。いやスゴイ男や・・・

　　続く吉田選手にはメキシコバッテリーも警戒したようで、結局フォアボール。これ
　で無死一・二塁、打席にはこの試合4打席凡退、３三振（しかも見逃し三振もあり）の
　村上選手です。この最大の見せ場で再び彼に回ってきました。

　　ここで代打、もしくは送りバントという作戦もありえましたが、栗山監督は最年少の
　三冠王、村神様にすべてを託します。そしてその前に、吉田選手の代走に快速ランナー
　周東選手を送り込みます。村上選手が長打を放てば、一気にホームを陥れることができ
　ます。つまり試合を決めることができる舞台が整いました。さぁ、頼むぞ村神様！

　　まさに、その通りになりました。ついに、村上選手のバットがジャストミート！

　　渾身の打球はぐんぐん伸びてスタンドに向かいます。うわ、サヨナラスリーランか？

　　と思いつつ、打球はフェンスに当たります。メキシコの外野手が跳ね返りを捕球して、
　中継した返球はホームへ向かいます！
　　しかしその前に二塁ランナーの大谷選手はホームイン、そして周東選手も送球が三塁
　側にそれる間にホームに滑り込みました。まさに、狙った通りの展開になりました。
　　まさかの、９回裏の大逆転サヨナラ勝ちです！　やったぁ～！

　　ベンチを飛び出した侍ジャパンの戦士たち、大喜びで村上選手を迎えます。ようやく
　やってくれました～

　　試合後のインタビュー、大谷選手は不調の村上選手を思いやりつつ、最後まで諦めな
　い姿勢が勝利を呼び込んだと、いつになく興奮気味に話していました。そして、最後の
　打席では（逆転勝利に向けて、先頭バッターとして）「出塁すると決めていた」と言う
　ではありませんか。なんという男。この大舞台で、そんなことをいとも簡単に（いや、
　決して簡単じゃないけど）やってのけるとは・・・何よりも、その確固たる強い意志。
　超一流を飛び越えて、超人の領域ですね、もう。参りました。

　　決勝戦の相手は前回王者の地元米国。これ以上ない好カードとなりました。あと一戦、　
　頑張って栄冠を掴んでほしいです。でもオッサン、明日は午前中から会議で出社です。
　あぁ～、もうくだらない会議をこんな日に入れるなよ～。（ま、しゃあないな。by妻）

　　さて、この後はお出かけです。試合のハイライトを見ていたら、既に午後3時になっ
　てしまいました。いかんいかん。
　　ちょっと大相撲も気になりますが、急遽チケットをGETした歌舞伎座の公演を観に
　参ります。（何ィ、また無駄遣いしよってからに😠 by妻）

　　その前に、WBCに夢中で昼食を取っていませんでしたので、久々に銀座の天ぷら屋　
　へ。時間的には早めの夕食になってしまいました。お店は銀座八丁目の天國さんです。
　（「てんごく」やのうて、「てんくに」さんやで。by妻）

　　移転して場所が裏通りになったので、またしても迷いました。５分のロスです。
　（ホンマに性懲りも無く必ず道に迷うオッサンや。by妻）
　午後4時半なので空いていました。一番手軽な「茜セット」と、お好みで鱚と舞茸を
　追加で注文しました。やはり揚げたてはサクサクで美味しいです。