Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2023年GW:会津の旅 ⑲芦ノ牧温泉でまったり・・・

  今日は11/22、語呂合わせで「いい夫婦の日」なんですね。オッサンには関係のない

 日になってしまいましたし、今日はロクな事がありませんでしたが、気を取り直して、

 再び会津旅行の続きです。(単にオッサンの気分転換に書いているだけやな。by妻)


  3日目の夜は、会津若松市の南側にある芦ノ牧(あしのまき)温泉に宿泊しています。
 早めに温泉でまったりして寛いだ後、お楽しみの夕食です。

  和風の温泉旅館に一泊二食付きで宿泊しますと、懐石料理風の食事をゆっくり楽しむ
 ことができてイイですよね。部屋食ではありませんが、お一人様でも周囲を気にせずに

 ゆっくり食事ができるのも有難いです。

  さて、まずは素朴ながらも見た目も楽しい前菜です。クルマエビのお鮨と、枝豆真丈、
 揚げしらす、湯葉、川魚の揚げ物など。食感も味わいもさまざまで、楽しいです。


  お刺身はちゃんと海のものが出てきました。目鉢マグロとイカ、鯛の3種盛です。

  そして、お楽しみは日本酒です。何気なくメニューを見ると・・・おぉ!

  地元会津の銘酒が勢ぞろい。しかもセットで3種類を楽しめるのです。あ、東山温泉
 で品切れだった、幻の酒?「飛露喜(ひろき)」もあります。オッサン、恐る恐るこの
 お酒の入ったセットを注文しました。係の方は、「はい、わかりました~」と言って
 戻っていきました。また売り切れていたらどうしようと、オッサンは少し心配になりま
 したが・・・大丈夫、ちゃんと出てきましたよ~
  小さ目のコップに、なみなみとたくさん注いでくれています。たしか、90mlかな。
 透き通っていて、どれも美しい!「飛露喜」は特別純米、「天明」は純米大吟醸、「央」
 は純米吟醸とカテゴリがそれぞれ異なっていますが、見た目では違いがわかりません。

  どれも、只見線沿線の会津坂下(あいづばんげ)町の酒蔵の、銘酒です。オッサンは
 あまり日本酒には詳しくなく、それほど飲みなれてもいないのですが、廣木酒造さんの
 「飛露喜」はすごい人気でなかなか口にすることができない幻の酒だとは聞いておりま
 した。ついに、その銘酒を味わうことができます。さらに同じ町の他の酒蔵のお酒とも
 飲み比べができるのです。おそらく、いずれも高品質で優れたお酒だと思われます。


  しかしオッサン、飲んだ時はそれなりに違いを楽しみながら頂いたと思うのですが、
 今一つ記憶が定かでありません。(アホ) つまり、どのお酒も高品質で、違いのよく
 わからないオッサンには、どれも美味しく感じたということです。どのお酒も、澄んで
 いて香りがよく、純粋で清冽というイメージでした。口に含むと、じわじわと染み渡る
 旨味が感じられ、キリリとした辛口でいながらもマイルドな舌触りでした。ワインでも、
 辛口なのに意外にソフトで甘く感じたりすることがあるのですが、不思議ですね。 
 きっと中身が充実しているので、素材の持っている「豊かさ」が前面に出てきているの
 ではないかと思います。
  そして、例外なく良いお酒は、酔いが回りません。スルスルと飲めてしまうほどに、
 飲み口がイイのです。もちろん、後で効いてきますので飲み過ぎは厳禁です。😆
 いやぁ、食事とともに味わってもいいけれど、これはお酒だけでもイケるな~ 
  しかし3つの飲み比べの結果をはっきり覚えていないオッサン、テイスティングメモ
 を残しておけばよかったかな~(所詮、オッサンの感覚なんてそんなもんや。by妻)
  ちなみに「飛露喜」はこんなお酒です。大吟醸と特別純米があるようで、オッサンが
 頂いたのは特別純米の方なのですが、製造法が違うのですね。あ、やはり「要冷蔵」の
 ようです。繊細なお酒なのですね・・・ (写真は酒販店のサイトから借用)


  3杯で2,500円とは高いと言えば高いですが、東京の割烹料理屋で日本酒を頼めば、
 だいたい一杯7~8百円することを思えば、絶対額は高くないですね。特に「飛露喜」
 は超入手困難なお酒ですので、飲めるだけでも幸せかもしれません。しかしこのセット
 よりさらにお値段の張るセット(3,300円)もありましたので、いいお酒というのは、
 やはりそれなりの価格になってしまうのかな。それでも高級ワインよりはずっと安い。
 「一生青春」っていう面白い名前のお酒も飲んでみたかった・・・
 (飲み過ぎはアカンで! by妻)
  
  料理の方もなかなかでした。「焼き物」の鰆、野菜の焚き物も味わい深くて美味し
 かったです。野菜の味が濃いんですよね。

  お鍋は牛肉のしゃぶしゃぶ。そして、やっぱり出てきました会津名物の「こづゆ」。

  このあとご飯と赤だし、漬物、そしてデザート(3種)がついてきました。
  オッサン、十分満足しました。


  夜、寝る前にはもう一度お風呂に入り、この日はぐっすり眠りました。


  そして、早めに寝ると早めに起きてしまうオッサン。翌朝は午前5時起床でした。
 前日は少し曇りがちでしたが、この日は初夏の青空がまぶしい。宿泊している部屋から
 遠くに見える阿賀川の流れる音が聞こえてきます。川の流れる音と、鳥のさえずりしか
 聞こえません。清々しい朝です。

  温泉、露天風呂は早朝から開いていますので、さっそく入りに行きました。
 (宿泊料の「元」をとろうとしとるんか? by妻)
  早朝の露天風呂は誰もいませんでしたので、また去り際にちょっと記念撮影・・・
 川の水が流れる音を聴きながら、新緑に囲まれた露天風呂に浸かるのは至福の時です。


 さて、会津の旅も4日目です。しかしまだオッサンは帰りませんよ。
 もう一日、ちょっと足を伸ばしてもう少し観光してきます・・・
 (まだ行くんかい・・・by妻)